無責任にも愛を貪る
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
執筆の時間だァァァァァァ!!
ははははは。噛み付きな?
そんな気分です。
私は演技が得意じゃない。少なくとも気分がまっさらか、乗らないと表情が全く着いて来ない。だから気分が乗らない時には曲を聴くことで気分を上げる。
今は何だかとっても演技をしたくなったので、偶オススメに出てきた曲を再生させる。私が好きなアーティスト、ハズレはない。
流れて来るのはカクテルの様な色気のある男性の声。高音を歌っても地声がザラ着いているせいか、下地にあるのは低音。だから非常に深みが出る。
其れに合わさるのは、仄暗い歌詞。愛している。どうしようもなく。けれどもそれ故に、壊したい。傷付けたい。食べてしまいたい。そんな甘苦い曲。
気分が高揚する。自分の気持ちに押さえが効かない。直ぐに走り出したくなる様な、悪いことしたくなる様な、兎に角、ガブリとしたくなった。
じゃあ、彼を襲おう。
「ひひひひひひひ!!」
扉を開けると瞳孔が開ききった彼女がいた。三日月に広がった口元から吐き出されるのは、金属室な笑い声。 元々非常に響く声なのも相まって、不気味さを際立てていた。
彼女は猫の様な動きで此方に近付くと、何も言わずにキスをした。そのまま吸い付く訳でも無く、舌をネジ入れる訳でもなく、ただ剥き出しになった犬歯を突き立てた。
甘噛みなんて優しいものでは無かった。血が出る程の強烈な噛み付き。
「いっ……」
あぁ……甘い。甘いなぁ……。彼の唇から流れる血は。何より襲われている時の表情。理解出来ない者を見る時の表情。怯えてる。恐れている。其れでも私を受け入れている。
それが興奮をぶち上げて、興奮で何も考えられなくなる。
もっともっとぐちゃぐちゃにしたい。唇だけじゃなくて、体中に噛み付いて、跡を残したい。そして他の輩と断絶されれば良い。そうすれば私だけの事しか考えられなくなる。
「無責任」
一度唇を離して、首筋に噛み付こうとした時、彼の虚ろな声が聞こえてきた。
そうかもね。全くその通り。でもそんな私を好きになったのが運の尽き。
何か書きたい。でもネタが浮かばない。
そんな時は曲を聞いてます。
今、偶聞いたのが仄暗いラブソングだったので、こうなりました。
鏡花の書き方、演技の方法もこうです。
だから『なんかおかしい』ときは大抵、今日に感情移入しまくった結果です。
気分が乗らないと媚び売れない子の話。
だから好きなアーティストの曲を聞いて、迫る事を決めてます。
ただちょっと選曲ミス。感情ぶち上がり過ぎました。
リミッター外れて襲い掛かってます。
あ、カメリアコンプレックスなんてものがあるそうで。
可哀想な女性を救いたくなる男性の心理を表したもの。
椿姫が元ネタだそう。
メンヘラが人気なのもそうなのか。
でも私にとって、可哀想は可愛い。だから塩を塗る。
爪を立てながら、擦り付ける。
可愛い〜ねぇぇぇぇぇぇえ!! えいっ。
で、立ち直れなくなった後に飴を上げたい。
傷口を水で洗って、包帯を巻きたい。
そしたらまた爪を立てたい。
※やってる事がDVのそれなんだよ。
※何処までクソになれば済むんだよ。