表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/44

第11話2「暴露」

「これがお前の解決策か?ブレイクハート…」


ペリアはシュウリに問いかけた。

シュウリは肯定も否定もせず、ただただ目の前のモニターを見つめた。

ナオもスペードもただただモニーを見つめるだけだった。

ペリアもまた、何も言えなかった。


ペリアは何度も自分の中で言葉を反芻した。

そもそもシュウリに託した手前、シュウリの選択を単純にせめ立てることなどできなかった。

ましてこの状況よりもまともな方法の提案無しに非難することははばかられた。


(…結局私と同じようなことをしているに過ぎない…だけど…確かにいくぶんかマシだ…)


ペリアはシュウリの行ったことを整理した。


(要は…単に同じ世界をループさせるだけだった私達と違い…ブレイクハート達は並行世界を何個も作り…それぞれに異なる要素を少し入れることで結果を変えようとしている…確かに効率的だ)


ペリアは整理する過程であることに気が付いた。


(まてよ…どうするつもりなんだ…滅亡を免れたあと…こいつらは…何をするつもりなんだ!?)


ペリアはシュウリたちを視る。

シュウリたちの視線はペリアに向けられていた。

ペリアは背筋がゾッと凍る心地がした。


「お前たち…もしかして…すり替わる気か?」


シュウリは答えた。


「もちろんでしょ。これは…私達が幸せになるための方法なんだから」


ナオが続ける。


「幸せになる人数は変わらない。なんら問題はないだろう」


スペードもシュウリやナオの口調に合わせて答えた。


「私も1人でずっといるのはつまらないからな…正直この立場は美味しいよ。自分と交渉してイイ感じに交代できるようにすれば問題なしだな」


シュウリはペリアとの距離を詰める。


「大丈夫だよ。ここに連れてきて闘うから…それにタイマンなら泥沼だけど4対1なら簡単だよ」


(…私はやはり人選を誤ったようだ。ここまで…壊れていたなんて)


ペリアは自身の過ちを悔いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ