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第2話 その1「それぞれの役割」

魔法機関『アガペル』本部会議室


玉座に座るは総帥であるマークス。魔法少女でありながら、指揮官としての地位も築いた実力者である。

その下、卓に座すは、魔法少女の指揮官ダイヤ、スペード、クローバー。

その対面には、各軍の指揮官や行政官、魔法化学研究者が並ぶ。


重々しい空気が充満する。

マークスが口を開く。「そろそろ… 決着をつけないか?」

ダイヤ、スペード、クローバーは笑みを浮かべる。

反して、各軍の指揮官は苦々しい表情である。

マークスは続ける「もう… データは十分だろう? 討伐するための戦力も揃った。 あいつにも十分幸せな時間を与えた… 予算も資源ももったいない… 討つぞ? 『ブレイク・ハート』を」

ダイヤは繋げる「そのお言葉待っておりました。 我ら『マーク』は総帥の意のままに」

「ま、まて… 勝算はあるというのか? もしもアレが暴走したら… 世界がどうなるか」指揮官の一人が口調を荒げる。「例え討伐できても、世界が荒廃しては意味がないぞ」


次々と上がる批判の声は… ズッ と空気が沈む音により、鎮まった。

マークスが口を開く「お前たち… 何か思い違いをしていないか? お前たちは意見を求められてここに来ているとでも? 思いあがるなよ人間風情… お前たちの役割はただ、ここで決まったことを持ち帰り、一言一句違わずに広める… それだけだ」


指揮官たちは言葉を発しようとする。

だが、部屋中に満ちる殺気がそれを許さない。


ダイヤ、スペード、クローバーいずれも魔法少女の頂点、1人で一個師団級の力を持つ。

そして、それを統べるマークス。

指揮官たちにできることは、ただ頷き、メモを取ることだけだった。

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