第11話1「秘密」
おっはよー
朝の支度をしながらのごあいさつで、ごめんなさいっっ
私、『獅子嶋 シュウリ』
一見ごくごく普通の高校2年生の女の子っっ!
あ、でも… ちょっと、可愛さには自信があるかな? なんちゃってー///
ちょっと、パンを咥えるねっっ。
さて、実は私には… 三つのナイショがあるの。
一つ目の秘密は…
ドアの向こうにいる超絶美少女…
学園一の美少女…『笹神 ナオ』さんと…
実は… 実は… お付き合いしてるのだっっ///
ナオさんは超美人。
さらさら― のロングヘアー
透き通るように白い肌… しかもすべすべした蝕感
目つきは… 怖いって言う人もいるけど、私は大好きっ
シュッと鋭いんだけど、その奥の瞳がすごく… 宝石が埋め込まれたように綺麗なのっっ
身体も均整が取れてて、スタイル抜群っ
あー… でも、身体は少し硬いかな?
何ていうか、身体の奥が硬いって感じ…
とっても綺麗すぎるから… 嫉妬されて、裏ではサイボーグなんて噂されてるんだよね。
まあ、それはさておいてっっ
その、ナオさんとお付き合いしてるってのが、まず一つ目のナイショ!
二つ目は…
(ああ…今日も来たのね)
ナオさんと一緒に登校していると、私の目の前にいつもの奴らが現れた。
私とナオさんは戦闘態勢をとる。
奴らは私達とそっくりな姿をしている。でも眼の焦点は合っていないし、言葉も通じない、同じ人間とは思えない。何も言わずに攻撃をしてくる。
目の前の奴らは、私たちに向かって妙な光を放つ。
それを避けながら私とナオさんは奴らに近づいて、カバンから取り出したナイフで首を落とす。
動きが単調だから難しくない。
首が落ちると、奴らは消えてくれる。
血の心配もないし、処理もしなくていいから良かった。
何食わぬ顔で学園へ行く。
もちろん学校の誰にもこのことは言わない。
私とナオさんとの2人だけの秘密なの。
三つ目は…
「ねぇ…貴方は…誰?」
私が1人、家にいると…決まって出てくる人間がいる。
その人間は私に問いかけてくる。
「幸せ?」って
私はぶっきらぼうに応える。
「幸せ」って
そういうとその人間は姿を消す。
このことはナオさんにも言ってない。
私だけの秘密。
だって言ったところで何にも意味がないから…




