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第10話 その3「答え合わせ②」

ペリアはシュウリたちが居るであろう研究施設の前に来ていた。

シュウリが何をしたのか、その答え合わせをするために…


研究施設は荒れ果てていた。

ペリアはなおも後悔していた。


(ナオが…あいつがしっかり機能してくれていれば…良かったのに…理想はブレイクハートを倒してくれることだった…まあ、それは無理だろうと言うのはすぐに分かったし、しばらくの間は抑止力になってくれてたから…失敗だったとは思わん…だが…まさか恋仲になるなんて思わんだろ…それだけは読めなかった…それも…かな…最初のルートの失敗は…記憶はもうおぼろげになってきているが…そう…一番最初はそうだった…シュウリとナオが結託して、魔法少女も組織も壊滅においやったんだ。そこで、私とマークスが手を組んだ…マークスの能力、3次元内の任意の地点に対象物を置く能力…その能力を私の発明で拡張した…次元を1次元上げ、対象範囲も広げた…そして、私とマークスは2人で何度も何度も過去に戻った。繰り返しても繰り返しても…結局最後はブレイクハートか誰かによって世界は終わる…先に根を上げたのはマークスの方だった。同胞の死を何度も何度も目の当たりにするうちに…あいつの心は壊れてしまった…辛うじて役割を演じてくれたし、能力は使ってくれた…でも、もう何も考えることができなくなっちまってた…私も…正直、もう限界だった…だから…そもそもの元凶に…全部押し付けようって思ったんだ…強大な力を持つブレイクハートなら…もしかしたら私たちの思いもよらない方法を思いついてくれるんじゃないかって…というか…理想は…過去に戻って、ブレイクハートが自決してくれることなんだけどな…いや…それでもあれか…ブレイクハートが早々にリタイアした時間軸だと…今度はアガペルと人間たちとで大きな争いが起きてダメになってたか…いや…ほんと詰んでるよ。正直私は世界の命運とかどうでもいいんだけど…それでもな…

マークスから…託されちまったし…何とかしたいとは思うんだよ…できることならな…でもさ、結局はあれだよ。人は人をコントロールできないんだ。魔法をもってしても…だから…願うしかない。

で…願った結果がこれってわけだ…)


ペリアは研究施設の壁を殴る。


「こうなったら捨て身だな…」


ペリアはシュウリの魔力が瘴気のように立ち込めている部屋へと歩を進めた。

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