第10話 その2「答え合わせ①」
「は?」
ペリアが目を見開くと、そこは先ほどと変わらぬ何もない荒野であった。
空には星が煌めいていた。
ペリアは思考した。
なぜこのような状況になっているのかを。
(可能性が高いのは…蘇生能力が勝手に発動した…ハートたちによって生き返させられた…もしくはこれが死後の世界…ってところか…蘇生能力は何度も確かめたから誤作動はないだろう…死後の世界ってやつもぶっちゃけ信じていないし…つーことはハートたちが…生き返らせたってとこだな)
「あ~…ってことはだぁ…ハートは結局…つまらない選択をしたってことか…期待外れだったな…ただ生き返らせただけなら…シナリオ的には最悪中の最悪だ…何も変わらん」
ペリアは歯を食いしばりながら拳を握った。
(所詮は子どもか…能力はあれども…はぁ…力を持つものが、その使い方も持っているとは限らないからな…ハートは良い例だ…能力だけのガキ…そして、その能力を高めたり深めたりすることも知らない…クソガキだ…そもそも人の話を聞かん…)
「そんな奴に世界の命運を任せなければいけない…その時点でもう。世界は詰んでたんだ」
ペリアは地面をその拳で叩く。
どうしようもない怒りをぶつけた。
「まあ実際のところはみなけりゃ分からんな…行くか…はぁ。あのガキに会うのは嫌なんだけどなぁ…絶対に話なんて聞かないし」
ペリアは頭を掻きむしりながら身体を起こした。
魔法でゲートを開けて、シュウリたちのいる場所に移動した。




