第9話 その2「再生」
おっはよー
移動しながらでごめんなさいっっ
私、『獅子嶋 シュウリ』
一見ごくごく普通の高校2年生の女の子っっ!
あ、でも… ちょっと、可愛さには自信があるかな? なんちゃってー///
ちょっと、パンを咥えるねっっ。
さて、実は私には… 二つのナイショがあるの。
一つ目は…
「あ、あぶないっっ」
(えいっっ)
ふー… 危なかった? え? 何をしたのかって?
さっき、向こうの道を歩いていた猫に向かって、トラックが突っ込んできたでしょ?
そ・れ・を… 私の魔法で、動かしたの!
そう、実は私は魔法少女なのでした!
私が魔法に目覚めたのは、10年前―
それから、いろんな訓練をして、今じゃ立派な魔法少女
この街一番の使い手なのっっ
え? そんな風に見えないって?
フフフ… 人を見かけで判断しちゃだめだよ?
魔法少女状態の私はちょっと、違うんだからっっ
あ、もうこんな時間だ…
急いで学校に行かなきゃっっ
でも、その前に行かなきゃいけないところがあるんだぁ。
ん? その前に二つ目は何かって?
そうだね。
今から行くところに、答えがあるよ。
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実は学校の地下にね。
スゴイ施設があるんだ。
じゃーん。
研究所ぉ!
ここはとある悪ーい組織の元研究所!
元っていうのは、私がすでに壊滅させたから!
ここにいた人はみーんなやっつけちゃった!
で…
これが、私の二つ目の秘密。
綺麗でしょ?
壊したくないから…保存しているんだ…
このカプセルはとても強いんだよ。
私でも魔力を込めないと壊せないぐらい。
この中にいるナオをお話するのが私の唯一幸せな時間なの。
「ね?ナオ… ナオも…このままここにいるのがいいよね?」
「大丈夫だよ? 私の破壊衝動はね… 外の人間に向けているから…」
「人間がだいぶ減っちゃったけどね。 まあ、何とかなるよ。 それに私が倒しているのは組織の残党や魔法少女の敵ばかりだからね。悪いことはしていないよ」
「それにいざとなれば、スペードがいるから。スペードはね。私がいくら壊しても復活してくれるから、便利なの。弱っちくって、満足はできないけどね」
「本当はナオと闘いたい。ナオと命を懸けたやりとりがしたい… ナオの身体を貪りつくしたい…でも我慢するよ… 私は一生… ナオといたいから…」




