表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/44

第5話 その3「時間稼ぎ」

(それはそうか… スペードだけでダメなら、クローバーも来るよね… 油断したなぁ…)


シュウリは辛うじて回避していたが、太ももから下は焼失していた。


(スペードは… 完全に消えてるようね… まあ中心になってたからしょうがないか… でも、数十分もすれば復活するわね… 仕方ない… 先にクローバーたちを壊そう… パーツがたくさんある場所で良かった)


シュウリは魔力を使い、地下研究室の様々なパーツを自分の元に集めた。




一方地上では、クローバーが追撃の準備をしていた。


「ハートの魔力はまだあるわね… キングは追撃に向かいなさい。 バリアを貼りながら慎重にね。 手負いでも、ハートは手ごわいわよ。 そして、ハートとJは… 私と一緒に… そこのハートを奪還者を討つわよ」


クローバーが振り向く先、はるか遠くでナオはミサイルポッドとライフルを構えていた。

ナオはそれらを一斉に放つ。


魔法少女たちは、手を前に突き出して防御魔法を展開した。


「あなたたち… 上」


クローバーの声に反応したQたちはすぐに頭上に防御魔法を展開した。

遅れたJたちは上空からのミサイルの雨に襲われた。


(やっぱり、Jはダメね… 反応速度が無さすぎる)


「Q… 散りながら移動しろ!」


Qたちは散り散りに、遠距離魔法で牽制しながら、ナオとの間合いを詰めていく。

確実のしとめるための魔力を貯めながら、近づいていく。


が、ナオの速度を見誤っていた。

魔法少女たちが近づくよりも速く、ナオは一瞬にして、1人のQの懐に入った。

ナオは腕から剣を出し、真横に両断する。

さらに、再生を防ぐために、散弾銃を取り出してバラバラに散らばせる。


ナオは攻撃を躱しながら、次々と魔法少女たちを撃破していく。



その様子を、はるか遠くのビルから、満足そうな表情でペリアは見つめていた。


「フフッフ… やっぱり、強いなぁ! 私のナオは!!! 相手があの化け物じゃなければ、無双っっ」

(癪だけど、あの化け物との戦いで、ナオは格段に強くなっている。 平和ボケした、今の魔法少女たちがかなうわけないんだわ)


「いっちゃえ、ナオ! 壊して壊して壊しまくれぇぇぇぇっっっ!!!」




またたく間に、Qたちは全滅した。

だが、それもクローバーは読んでいた。

そもそも、QもJも寄せ集めに過ぎない。

通常の魔法少女よりも、少し使える程度である。

最初から時間稼ぎ用でしかなかった。


(やっぱ、弱いわねぇ… KとQの差はやっぱり相当あるわ。 でも、上々… 準備は終わったわ)


ナオは最後のQの亡骸を粉々に撃ち砕いくと、クローバーに向かって、一斉射撃を開始した。

無数の銃弾がクローバーに迫る。

だが、クローバーはその場を動くことも、防御魔法を展開することもしない。

ただ、不敵な笑みを浮かべた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ