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追憶 / 忘却

作者: 薬味三昧

初めての投稿です温かい目で読んでくださると嬉しいです


昔から人付き合いが苦手だった。かと言って自ら人を遠ざけるほど一人でいいなんて

思ったことはない。

SNSで誰かが「離れないで、それ以上近寄らないで」と言っていたがまるでもう一人の自分が心情をのべてくれたように感じた。

どれだけ仲良くなっても「一緒に出掛けよう」とか「会いたい」と言われると、どうしようもなく、ただ、めんどくさいと思ってしまい誘いを断ってしまうのだ。

しかしそんな僕にもたった一人の親友がいたのだ。名前を赤染(あかぞめ)優姫(ゆうき)中学の時にたまたま部活で出会った僕とは正反対の人間で、明るく気さくでお調子者、女子からの人気もあったがそれゆえに一部からは嫌われていた。

でも「いた」と紹介した通りもう連絡はずっと取っていない、そう、その親友も面倒というだけかかわりを断ってしまっていた。



この性格を矯正しないまま育った僕は人との関わりが少なそうという理由で、○○市の図書館で司書として勤めていた。


「今日もあまり人は来なかったなぁ」


と安堵と落胆の混じった独り言をつぶやくと閉館までそう時間もないのにふらりと図書館にひとりの女性?いや、男性だろうか、帽子などをかぶっているわけでもないのにもやがかかったようで顔がよく見えない。それはゆっくりと僕に近づいてきて


「久し振り、()だよ赤染優姫」と


そんなわけがない誰にもここで働いていることは話してないしましてや彼がそのことを知るはずがない。

咄嗟に声に出る


「そんなわけがないだろう!彼は…」


言葉に詰まる、(.)(.)(.)(.)(.)確かに親友だったその人物の性格、気性は覚えているのに。

「わからないだろう、私のことも、自分のことも」

中性的な声が静寂に広がる。それは確かに目の前の人物から放たれていた。

そう言われ、自分の過去を振り返る…が虚無だった私は自分の過去がわからない。



昔から        だった。かと言って             なんて思ったことはない。

   で  が「               」      が                       た。

どれだけ      も「        」とか「   」と    と、どうしようもなく、ただ、                    だ。

しかしそんな僕にもたった一人の親友が   だ。名前を          僕とは正反対の人間で、                       た。

でも                         いない、そう、その  も  というだけ                      いた。









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