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黄昏時

作者: 新兎和真

ほんとにゆる〜い作者の日常です。

とくに意味がありません(笑)

私の一日はどこへやってしまったのかわからない靴下を探すことからはじまる。


私は寝相がひどく悪いので靴下だけでなくメガネもよく行方不明になる。


ヘアゴムも頻繁になくすので100均で買いだめしてる。


「起きたくないけど、もう夕方の六時だし……」


私はボサボサなロングヘアをヘアゴムでかろうじて結んで部屋着のままで散歩にでることにした。






夕涼み、という言葉があるくらいだから思ったより涼しくて驚いた。



江戸時代なんかでは銭湯のくつろぎスペースで恋が芽生えたりするんだよな……粋なこっちゃ!


蝉の音が姦しい。


殺虫剤をヘリコプターにでも乗ってばらまいてやりたい気分だ。


まだ6時30分。まだ明るい。


黄昏時にはまだまだかな?


私は黄昏時が好きだ


暗くて誰だか判別できるようでできないから、(たそ)(かれ)?から来ているらしい。なんだか雅じゃないか。


わざっと白いワンピースを着て歩き回ってやりたいぐらいだ。


公園には芙蓉の花が咲いていた。

暑さのせいか萎んでしまっている。


ちょめちょめベンチがあった。


別に普通のセメントで出来たベンチなのだが、秋頃に中学生がそこでちょめちょめしていたので、わたしはちょめちょめベンチと呼んでいる。


よく公園の周りにはゴムが捨てられてるけど、みんなお盛んですなー。


公園のすぐ隣の保育園に来た。


紫陽花が緑色に変色しながらも、根気強く生き残っている。


首吊りと飛び降りがあったというアパートがここから見える。


首吊りの人はベランダで首を吊ったというし、飛び降りなんかはモロに人目につく。


……人間が大好きだったのかもな


突然だが右耳が詰まって気持ち悪い。


住んでるところが高台で空がよく見える。



……空に帰りたい。

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