00.登場人物設定
※ネタバレあります。
※身長表現にcmを使っていますが、大目に見てください。
◆ 【主人公】 ◆
■ ヤマト(山本和)
異世界トリップした上に美青年になってしまった隠れ腐女子の女子高生。有名冒険者ギルド『コロナエ・ヴィテ』のギルド員。
身長は175cm。16歳(本編開始)→17歳(9章~)。
外見だけ言えばこの世のものとは思えない美貌の美青年。背中に掛かるくらいの長さの髪は艶やかなオリーブ色で、髪と同色の翡翠をはめ込んだような瞳を持つ。
一方その中身は一般より劣るレベルの女子。
気弱、根暗、人見知りと三重苦を抱えている。対外コミュニケーションに苦手意識があるため控えめでおとなしくみえるが、心の中ではだいぶ饒舌。
いつも自信なさげに縮こまり女々しい態度を取っているせいで、周囲の者の庇護欲や一部の人間の嗜虐欲を妙にくすぐる。本来であれば鋭利な美貌を持つ神がかり的美青年なのだが、前述の理由で他者に外見通りの印象を与えることはまずない。
武器はショートソード。身体能力と魔力は異常な高さだが、戦闘センスはほぼゼロ。
オタクで隠れ腐女子。姿形どころか性別まで違う見知らぬ身体で生活することを余儀なくされるも、腐女子的見地からそこまで問題は感じていない。ただしホームシックにはなる。
本名、山本和。母子家庭。兄と妹がいる。
◆ 【冒険者ギルド<<コロナエ・ヴィテ>>】 ◆
■ ニーファ
ルイカに襲われていたヤマトを助けた(外見だけで表すならば)少女。有名冒険者ギルド『コロナエ・ヴィテ』のギルド員。
身長は153cm。外見年齢は10代後半。
ライトブラウンの髪をツインテールに結い上げていて、透き通った新緑色の瞳を持つ。
小柄で美しいが、立ち居振る舞いの端々から鋭い雰囲気を放つ。
怒ったり呆れたりは多いが、笑うことは滅多にない。確固とした自分の意志をもっていて他者に迎合することをせず、自らの意志を貫けないという弱さを理解することができない。故に感情の機微に疎く、実はそれを気にしていたりする。
武器は一通りなんでも使えるが、軽いものが好み。最近はナイフをよく使う。
服装・身だしなみにはかなり気を使うタイプで、クローゼットの中がすごいことになっている。ゴス系。
■ ソーリス=ディー=リンド
虎のエディフの青年。有名冒険者ギルド『コロナエ・ヴィテ』のギルド員。
身長は186cm。20歳。
根元が黒いハニーブロンドの襟足が長い髪と、澄んだ碧色の瞳を持つ。
虎柄の大きくて立派な耳と尻尾がある。しなやかな体躯で長身。気の強そうな顔つきのイケメンで、流行に敏感なパッと見チャラ男。よく言えば洗練された振る舞いをする端正な顔立ちの色男。
外見の割に責任感は強く、自分なりのポリシーをもって行動している。基本的に裏切り行為は嫌いで、友人関係には誠実さを求めるし、自らも態度は悪くとも誠実さは忘れない。だが男女関係にはそれを求めないし自分もしないという理不尽で最低な男でもある。ただ、ヤマトにだけは今まで続けてきたような対外関係を維持できず、ほぼ溺愛気味。
細身の体躯からは想像も付かないような巨大な剣を軽々と振り回して戦う。
既に出奔した立場だが、イェルビートの豪商の次男坊。本人の気質的に打算や裏切りにあふれたイェルビートの上流階級社会を好きになれず、十二歳の頃に家を出る。勝手についてきたエナと一緒に国まで飛び出し、ろくな準備もなく隣国に行こうとして道中二人でぶっ倒れていたところをジェネラルに拾われて今に至る。
カヴァリエのギルド長イクサーとは犬猿の仲。
■ エナ=グレイム=コールテン
雪豹のエディフの少女。有名冒険者ギルド『コロナエ・ヴィテ』のギルド員。
身長は160cm。18歳。
白銀のストレートロングヘアに、青色の瞳をもつ。
雪豹柄の小さな耳と長い尻尾がある。瞳が大きい甘やかな顔つきで、凹凸のないすらっとした体の少女。
気まぐれで今時な性質。反面豪放磊落といった言葉が良く似合う人物でもあるが、年相応の弱さも持っている。感情的に処理しきれない出来事は泣いて泣いて涙で流す。
細剣とダガーを使って二刀流で戦う。
ソルの幼馴染みでイェルビートの名家の令嬢。十歳の頃、親に勝手に婚約者を決められたことに反発し、ソルについて家出同然に冒険者となった。
兄が一人いるが、長男で跡目教育など忙しくろくにかまってもらった記憶がないため、幼い頃から口では何かと言いつつも面倒を見てくれたソルが実の兄以上に兄のような存在。よって、ソルはエナの理想の男性像の最低ラインともなっている。恋愛感情はない。
■ ジェネラル
有名冒険者ギルド『コロナエ・ヴィテ』ギルド長の(外見だけで言うならば)青年。
身長は198cm。外見年齢は20代後半。
硬めでクセがある豪奢な黄金の髪に、明るい空色の瞳を持つ。
まさに色男といった感じの精悍で男らしい顔立ち。体格にはかなり恵まれている相当の長身で、人ごみに入ると群衆より頭ひとつ分くらい大きい。
快活な人柄と器の大きさで、誰からも好かれ慕われる。ただ、対外的にはそういった完璧超人であると捉えられているが、身内にはそれに加えて情けない面も見せたりする。ダメ男疑惑も浮上中。
長大でゴツイ両手持ちの長槍が得物。本気の時に使う武器はまた違う。戦闘力は未知数。とりあえず、今まで膝をついたことはない。
コロナエ・ヴィテは神聖国上層部、ひいては神王から仕事を依頼されることも多い謎の多いギルド。というのもジェネラルがサフィールと交流を密にしているからである。
■ エデル=ネイ=キーラ
ヒューマンの女性。有名冒険者ギルド『コロナエ・ヴィテ』副ギルド長。
身長は169cm。28歳。
柔らかな金色である巻き毛のロングヘアと、ヘーゼルブラウンの瞳を持つ。
派手で艶やかな美貌のグラマラススタイルウーマン。
性格はというと、表面的にはおっとりセクシー、内面的には快活で世話好き。ギルド員のケアは特に率先してやる仕事のひとつで、面倒見が良すぎるところもある。引っ込み思案だったり孤立しがちであったりする人間を放っておけない。滅多にないが、怒るとギルド一怖い。
拳闘術の免許皆伝。その他にも蹴術、棒術が得意。
家事や礼儀作法は一通り身につけており美人、しかも聡明で性格も悪くないという理想的存在であるのに、どうしてか浮いた話はない。
■ ジェーニア=ウレジミル
魔人の(外見だけで言うなら)少女。有名冒険者ギルド『コロナエ・ヴィテ』の受付嬢兼雑用係兼用務員兼ピンチヒッターで、自称副々ギルド長。
身長は148cm。外見年齢は10代後半。
青色のふんわりとした性質の髪をツインテールにしており、煌めく金色の瞳を持つ。
黒が基調の薔薇を象った紋様が頸動脈上に存在。普段は無用の混乱を避けるために魔人の特徴を隠して普通の人間のように振る舞う。
趣味、家事。ライフワーク、魔法。かなりおちゃらけた性格だが、ときたま核心をついたことを言ったりする。
なんとなくジェネラルと交流を持ち、なんとなくコロナエ・ヴィテにいついた。受付や家事その他雑用を精力的にこなす、いなくなると一番困る人。コロナエ・ヴィテの財布を握るのは彼女。
■ キルケ=ライオット
様々な種のプティーやエディフの血が混ざった混じり者の青年。有名冒険者ギルド『コロナエ・ヴィテ』のギルド員。
身長は169cm。25歳。
緑と青の入り混じった奇妙な髪色と、紫暗色の瞳を持つ。
体に鱗が浮かんでいたり瞳孔が縦だったりと、プティーの特徴が強く表れている。
掴みどころのない性格だが、根っこはお人よし。恋愛方面ではとにかく一途。ただただニーファを想い続けている。
戦いに関しては器用貧乏タイプで、様々な武器を扱えるが顕著に強いわけではない。
諜報向きで、情報収集力と逃げ足の速さだけは超一流。レイとは長い付き合いで、かなり前からチームを組んでいる。
間延びしていてプティー訛りの強い口調が特徴的。
アクセサリーが好きらしく、ピアス指輪ネックレスチョーカーブレスレットアンクレットと種類を問わずじゃらじゃらさせていることも多い。
■ レイ=オン
猫のエディフの青年。有名冒険者ギルド『コロナエ・ヴィテ』のギルド員。
身長は178cm。26歳。
暗い銀色の短毛に、瞳孔が縦の藍色の瞳を持つ獣に近い姿の方のエディフ。
猫なので筋骨隆々ではない細身の体。尻尾は細くて長くてまっすぐ。姿勢のよい猫が二足歩行をしているような姿。全体的に短毛なのだが、首元だけは何故かふさふさしている。
性格は猫らしくなく、真面目で堅物でお人好し。
身軽で、細身の剣を扱うのが得意。
よく関係ないところからのとばっちりを受けたり、割を食ったりする。キルケとは長い付き合いで、かなり前からチームを組んでいる。
猫のエディフの女性にはやたらモテる。
■ ヴィーフニル
魔獣ニヴルバードの純血種。有名冒険者ギルド『コロナエ・ヴィテ』のギルド員。
身長140cm。12歳。
人型時は瑠璃色の髪とターコイズブルーの瞳を持つ少年。
獣型時は瑠璃色の体毛を持つ小さな鳥。丸っこくて尾が長い。
眉が短く、黒い目の縁が特徴的なヴィジュアル系っぽいキツめ美少年。ただしそれは種族的な特徴なので、本人の好みどうこうの問題ではない。
魔獣には珍しく、非情になりきれない性格であり、お人好し。それを自らの弱みだと思っている節があるため、隠そうとしてつんけんした態度を取ることが多い。要するにツンデレ。
戦いは、元が獣なのであまり武器を使わず基本肉弾戦。魔法をうまく格闘術に盛り込む。
ニヴルバードは水属性の上位存在である氷の魔術を得意とする第二級の上位魔獣。とりわけ掟に厳しい種族なのだが、ヴィーフニルは従うことができなかった。そのせいで同族から粛清されかけていたところをヤマトたちに助けられる。
■ パーシヴァル
ニーファの双子の弟。有名冒険者ギルド『コロナエ・ヴィテ』の客員。
身長は176cm。外見年齢は20代前半。
髪色はライトブラウンで長くもっぱらサイドテールに結い上げている。瞳は透き通った新緑色。
姉と全く同じ顔をしているが表情豊かなため受ける印象が全く違う。体格は細身で、無駄な筋肉はついていない。
面白がりのドS。節度はあるが、基本的に面白さ先行で動く。姉とは反対に他者の機微に殊更敏く、表情と立ち居振る舞いのみでだいたいの思考が読み取れる。それを存分に使ってドS行為を働くためだいぶ性質が悪い。
武器はなんでも使えて、その場にあるものをひょいと渡されても難なく扱える。一応常に持っているのはショートソード。
姉と同じレベルのファッション上級者。パンク系。
◆ 【剣士ギルド<<カヴァリエ>>】 ◆
■ ラジェム・ジャンド=イクサー
ヒューマンの青年。リグに拠点を置く大規模剣士ギルド『カヴァリエ』のギルド長。
身長は187cm。20歳。
青味がかった黒の短髪と、鋭い青色の瞳を持つ。
冴え冴えとした端正な顔つきのクール系。無駄な筋肉はついておらず、一見細身にも見える体躯。
寡黙で無愛想だが、一度懐に入れた相手であれば割合面倒見は良い。
江刀と小太刀を用いる二刀流の使い手。居合などを駆使した高速戦闘を得意とする。
剣士ギルドのギルド長の座は、父親ハイドラ・ジャンド=ザーハルから受け継いだもの。本人はリーダーなどはあまり向いていないと思っており、ギルドの運営に悩むこともしばしば。
小さい頃から修行ばかりで実は友達がいないので、副官やギルドの幹部以外にも心を許して話ができる相手や友人が欲しいと思っている。ヤマトと会った時から友達になりたいと思い続けている。
ソーリスとは相性が悪いらしく、顔を合わせればケンカばかりの間柄。
普段抑圧されているものがあらわれてしまうのか、酒癖が死ぬほど悪いことで有名。
ジャンド氏族という特殊な氏族の血族。
■ カルーア=キトラ
ヒューマンの女性。リグに拠点を置く大規模剣士ギルド『カヴァリエ』のギルド員で、イクサーの副官。
身長は159cm。22歳。
真っ直ぐな銀色の髪に、深い緑色の瞳を持つ。
ぴしっとした真面目そうな外見で、立ち居振る舞いも同じくしっかりとしている。
中身も外見通りだが、きまじめで融通が利かないところがあり、ギルド内では堅物とからかわれたりもする。
剣士にしては小柄でパワーも不足しているが、素早い動きと豊富な魔力で敵を翻弄する魔法剣士。突剣が得物で、手数の多さがウリ。
ギルド長であるイクサーに盲目的に従うところがある。
■ シビル=インベラー
ヒューマンの少女。リグに拠点を置く大規模剣士ギルド『カヴァリエ』のギルド員。
身長は162cm。16歳。
ワインレッドの癖っ毛と、同色の瞳を持つ。
明るい性質がそのまま表れたような外見。飛びぬけて美人というわけではないが、可愛らしさは十分ある。
天真爛漫で、よく食べよく動きよく遊びよく寝る健康優良児。でも女子らしく身だしなみや振る舞いに気を遣う面もある。そばかすが気になる。
得物は江刀。体術と剣術を組み合わせて戦う変わった戦い方をする。
ラーサーとは幼馴染で、いつも振り回している。憧れの人はイクサー。
■ ラーサー=アプレンダーズ
トカゲのプティーの青年。リグに拠点を置く大規模剣士ギルド『カヴァリエ』のギルド員。
身長は172cm。16歳。
人に近い姿のプティーで、真っ青な髪と金色の瞳を持ち、体中に鱗がはえている。
フツメンとイケメンの中間地点くらいに位置する。爽やかで癖のない、すっきりとした顔つきであるため、純朴な女子などにはよくモテる。
口は悪いが面倒見は良い。ぶつぶつ文句を言いながらも、おせっかいを焼いてしまうタイプ。
得物は大剣。ソーリスに憧れていて、シビルによくからかわれる。
シビルとは幼馴染。昔から暴走するシビルの手綱をうまく握ってフォローする役割。
■ ジョルマ=キイ=カール
羊のエディフの男性。リグに拠点を置く大規模剣士ギルド『カヴァリエ』の団幹部。
身長は170cm。37歳。
ふわふわの白い髪の毛と、よく見ると瞳孔が横長の黄色い瞳を持つ。
耳は髪の毛に埋もれて見えないが、くるんと巻かさった大きな角が頭についている。品のあるほんわかした外見。とりあえず年相応ではない。
中身の方は、外面はいいが意外と毒舌。ひどいことを平気で言うため、泣かされた人間が後を絶たない。ただし、言っていることは正しいうえに彼自身も実力者。
得物はジャマダハル。両手に装着して突き刺す用途で使うため、若干拳闘の気もある。
現在はレボカタス砦の分隊長を務めている。
◆ 【獣人冒険者ギルド<<アーラ・アウラ>>】 ◆
■ ルプス=ローグランド
狼のエディフの少年。獣人冒険者ギルド『アーラ・アウラ』のギルド員。
身長は167cm。16歳。
海老茶色の髪に、明るい茶色の瞳を持つ人に近い姿のエディフ。
髪と同じ色の耳と尻尾がある。少年らしく瑞々しい外見。造作は整っているが、如何せんまだ粗削り。
自己顕示欲が強く、自信家。そして意地っ張り。常に自分が中心にいないと気がすまないが、プライドに見合う程の能力はまだない。
武器はナイフで、俊敏性を生かしたバトルスタイルを得意とする。
ノエムとミセリアとは同郷で、親しく一緒に行動する。ミセリアにだけは平時のような態度をとれず、彼女の言動に流されてみたりする。
■ ミセリア=エス=フェリシアーノ
兎のエディフの少女。獣人冒険者ギルド『アーラ・アウラ』のギルド員。
身長は148cm。17歳。
桃色の髪と瞳を持つ人に近い姿のエディフ。
白い色の長い耳を持つ。淡い華やかさがある可愛らしい外見で、表情からは優しさと穏やかさが感じとれる。
良家の出身で、世間慣れしていない。天然。立ち居振る舞いも深窓の令嬢そのもの。
一応武器として弓を持っているが、戦闘はあまり得意ではない。
窮屈な屋敷から連れ出してくれたルプスに感謝していて、淡い恋心のようなものも抱いている。
■ ノエム=ヴェッセルズ
コウノトリのウィオーネの少年。獣人冒険者ギルド『アーラ・アウラ』のギルド員。
身長は173cm。18歳。
白い髪と、黄色の瞳を持つウィオーネ。
上半分が白、下半分が黒の翼を持つ。コウノトリのウィオーネであるため、目の周りが赤い。糸目。すらっとしていて体格はあまりよくない。
礼儀はわきまえているが、ノリはいい。
武器は槍で、有翼種族であるために空中戦も得意とする。
ルプスとミセリアのストッパーのような人物。二人よりは大分世慣れており、理性的な物言いもできる。
■ ガド=フェンリア
狼のエディフの男性。獣人冒険者ギルド『アーラ・アウラ』の三人いる副ギルド長のうちの一人。
身長は188cm。36歳。
焦げ茶色の髪と、オレンジ色の瞳を持つ人に近い姿のエディフ。
髪色と同色の耳とボリュームのある大きい尻尾を持つ。精悍だが華やかな顔立ちで、長身の美男。
本人は質素堅実を好む地味な性格で極めて真面目。だが非常に大雑把で、細かいことを気にしなくもある。
得物は剣全般。武器を扱う技術を持ち合わせておらず、基本、剣は敵をぶったたくために使う。力任せに扱うため、剣がすぐに刃こぼれしたりぽっきり折れたりする。
贅沢や嗜好品はほとんど興味ないが、唯一甘いものにだけは目がない。しかし、男が甘いものなんて…といった考えも持っているため、こっそり楽しむだけにしている。
大雑把な性格が災いしてか、部屋は非常に汚い。片付けをしないというか、片付けをするという発想がない。
■ レティシア=ハーレット
狐のエディフの女性。獣人冒険者ギルド『アーラ・アウラ』のギルド幹部のうちの一人。
身長は166cm。27歳。
金茶色の髪とアンバー色の瞳を持つ人に近い姿のエディフ。
髪より少し濃い色の耳と、先端が白いふさふさとした尻尾を持つ。ポニーテールと眼鏡が標準装備の、スレンダーな美人。
細やかな気遣いを得意とする。少々神経質気味。
武器は銃。新し物好きで、開発されたばかりで性能も安定しないものを好んで使う。
幹部陣の中では一番加入時期が最近の人物。大雑把な上司と同僚のフォローに追われ、神経をすり減らす日々を送っている。
■ グラムグラン=ガルガムヘイム
熊のエディフ。獣人冒険者ギルド『アーラ・アウラ』のギルド幹部のうちの一人。
身長は223cm。46歳。
ダークブラウンの体毛と瞳を持つ獣に近い姿のエディフ。
眼光鋭く大変大柄。無表情でいると怖いことこの上ないが、幸い表情豊かなためそこまでの威圧感を周囲に与えない。尻尾は丸くて小さめ。
熱しやすく冷めやすく、細かいことは気にしないどころか気付かない。単細胞といったらそれまでだがその言葉が似合う人物。涙もろい。
武器は拳闘。のしのしと歩いて周囲を薙ぎ倒していく。
ギルド長カーマインとは昔からの付き合いで、グラムグランが弟分のようなもの。
◆ 【アスタリア神聖国上層部】 ◆
■ サフィール
神聖国アスタリアの王である(外見だけで言えば)少年。
身長は156cm。外見年齢は10代前半。
髪は真っ白、瞳の虹彩も真っ白、ついでに肌も白い。
カエルム教の教主であると共に、永遠の命を持ち神託を受ける唯一の存在として崇められている。
■ エルザ=リディク
ヒューマンの少女。光神の転生体。
身長は156cm。16歳。
輝くブロンドに、陽光が差し込むような明るい光色の瞳。
高貴で輝かんばかりの容姿。
外見とは裏腹に、素朴な人格を持つ人物。頼まれると嫌と言えない性格。引き受けたことは絶対に蔑ろにしないことから、責任感の強さが窺える。
神聖国の精鋭が集められた神聖騎士団第一隊の隊長。白銀の全身鎧を身につけ、白い刀身を持った大剣を振り回して戦場を疾走する様は、戦女神にも例えられる。
人生を捧げていると言っても過言ではないほどの趣味があり、それは物語。好む内容は主に男同士の恋愛。自ら書いたりもするため著書がいくつかあり、世の腐った方々に大いに支持されている。
■ ウェルーシュ
エルザにつき従う女性。
身長は174cm。外見年齢は20代後半。
真っ白で真っ直ぐな長髪と、青色の瞳をもっている。
しっとりとした涼やかな美貌の長身美女。
慎み深くて落ち着いた性格。
武器は刀身の幅が狭いロングソード。
光神の転生体であるエルザの護衛兼世話係として仕える。主のことを心底愛しているが、脱走癖にはいつも頭を悩ませている。
■ アストラ=イザナン
ヒューマンの男。闇神の転生体。
身長は170cm。16歳。
美しい銀色の髪と、真紅の瞳を持つ。
整いすぎていていっそ冷たい印象を受けるほど綺麗な顔。
ちょっとだけひん曲がった性格。寂しがりの構ってもらいたがりであり、それを表に出そうとはしないがバレバレないわゆるツンデレ。あまりにもバレるので最近若干開き直っている節もある。案外猛々しく強か。
神聖国の精鋭が集められた神聖騎士団第二隊の隊長。漆黒の全身鎧を身につけ、真っ赤な大鎌で敵を屠るその姿は味方からも恐れられ、黒い死神と呼ばれる。
生まれた時から一緒にいるエルザが変な趣味に目覚めてからそれに晒され続けてきたため、変な趣味に対するキャパシティが天井知らず。
■ ノキアメルト
アストラにつき従う青年。
身長は180cm。外見年齢は20代後半。
豪奢な漆黒の髪と、赤色の瞳をもっている。
上品な顔つきをしているくせに、立ち居振る舞いが荒々しいせいで大変ガラが悪く見える。
アストラ以外には自分勝手でわがままに接する。アストラ相手には気のいいお兄さんといった感じ。
武器は柄の長いメイス。要はリーチの長い撲殺器具。
闇神の転生体であるアストラの護衛兼世話係として仕える。主のことを心底愛しているため、主の幸せのみを願っている。ただからかいはする。
■ ディーナ=オクス=テラトーチ
ヒューマンの女性。アスタリア神聖国の王佐。
身長は169cm。28歳。
柔らかな金色をした巻き毛を綺麗にまとめており、ヘーゼルブラウンの瞳を持つ。
顔つきはジェネラルのよく知る誰かにそっくり。ただ、表情がほぼ変わらないため印象は全く違う。
見ただけでは美しい大人の女性だが、実際は一癖も二癖もある人間。かなり偏屈だが、彼女の上っ面の良さから、それを知っている人間は一部の親しい者だけ。
◆ 【アスタリア神聖国神聖騎士団】 ◆
■ リビルト=シャール
ヒューマンの青年。神王サフィール直属部隊である神聖騎士団の一員。
身長は186cm。20歳。
栗色の柔らかな髪と、ブラウンの瞳を持つ。
これぞ騎士、と一言で言えるくらいの外見。優しげで実直そうな顔つきで、体格にも恵まれている爽やか好青年。
思い込んだら一直線な性格で、仕事も恋も全てが一途。爽やか。ただ嫌いな相手には本当に嫌な奴になる。
神聖騎士団員は、士官学校で戦いについての訓練を一通り受けているため、槍、片手剣、大剣を扱うことが出来るが、一番得意なのは片手剣。
ヤマトを初めて見て電に撃たれたような気持ちになった。
■ ギル・ディアール=ロジェクス
神王サフィール直属部隊である神聖騎士団の一員。
身長は183cm。21歳。
オレンジ色の髪と、ターコイズブルーの瞳を持つ青年。
垂れ目気味の色気のある顔つきで、騎士にしてはだが痩せ型。
賭博と女遊びが趣味。素行最悪。だが何故だか頼られてしまうし面倒も見てしまう苦労性タイプ。
騎士のくせに、武器を扱うよりマーシャルアーツやサブミッションを得意とする。
リビルトとは同期で、仲の良い友人。というより一方的に気に入って友人関係を築いた。自分と違いすぎるその友人を、面白がったり心配したりしながら見守っている。
◆ 【アスタリア神聖国立エニマ療施院】 ◆
■ リュミエレンナ
ライトエルフの女性。神聖国の国立療施院に医師として勤める。
身長は177cm。321歳。外見年齢は20代後半。
豊かな水色のロングヘアと、深い青色の瞳を持つ。
典型的なライトエルフ。長身で透き通るような美貌。思わず目線がいってしまうほど胸が大きい。
性格の方はかなりの変わりものであり、人をおちょくるような物言いをよくする。
解呪専門医師としての腕は確かなもの。
空想に耽るのが趣味。男同士の恋愛に異常なほどに食いつく。その趣味が高じて、絵を描くというアウトプットまでするようになった。つまり腐っている。
エルザと仲が良く、著書に挿絵を寄稿したりもしている。
■ ウォスト
リュミエレンナの助手。
身長は200cm。外見年齢は30代前半。
紺碧の短髪と、髪と同色の瞳を持つ。
筋骨隆々で強面の大男。半端ではない威圧感を発している。
外見は怖そうだが、中身は優しくて気遣い豊か。ただ、無口無表情なためそれを表現する術が行動しかない。長く付き合っていけば本質が理解できる。
リュミエレンナのことをこの上なく大切に思っており、彼女を守るためならば何でもする。
◆ 【魔国マナ】 ◆
■ ルイカ
ヤマトの前に現れるサフィールと同じ顔をした少女。
身長は156cm。外見年齢は10代前半。
真っ白な長髪と瞳を持つ。
一見穏和そうであるサフィールとは違い、常に不遜かつ蠱惑的な態度をとる。
■ レヴィ=リド=グランバーグ
魔人の青年。魔国の貴族であり、ルイカと行動を共にする。
身長は180cm。72歳。外見年齢は20代前半。
赤銅色の髪とバーミリオンの瞳を持つ。
右腰に紫が基調の蝶を象った紋章がある。長身痩躯の優男。婀娜っぽいと表現できるような、怪しげな色気のある風貌をしている。
性格は気ままで傲慢。欲しいものは手に入れないと気が済まない。
武器は鞭。魔力を流し込んで雷撃鞭として扱う。
死体愛好者のネクロマンサー。
オルドラとは幼馴染みだった。
■ オルドラ=ゼルド
魔人の青年。レヴィにつき従う。
身長は192cm。順当に数えたならば72歳。外見年齢は20代前半。
銀色の短髪と深い青色の瞳を持つ。
両腕に白が基調の獣牙を象った紋章がある。
すっとした冷たい顔つき。体格が良いが猫背。ピンと立つとでかい。
無口無表情、何を考えてるかほとんどわからない。
武器はバグナウ。
■ アルザー=メイア=グランバーグ
魔人の女性。メルディアムに心酔する魔国の貴族の女。
身長は178cm。86歳。外見年齢は20代後半。
金茶色の豊かな髪と明るい紫色の瞳を持つ。
左頬に赤が基調の月を象った紋章がある。きりっとした凛々しい中性的な顔つき。身長が高く、一見しただけでは男性か女性かわからない体つき。線の細さで女性だとわかる。言うなればヅカ男役トップスター。
メルディアム以外には無関心無感情。
メルディアムとは幼馴染みで、百合的禁断感情を抱いているかもしれない。
幼い頃から何に対しても無関心だったが、メルディアムと出会って今までの無関心を取り戻すかのように執着し始めた。
■ メルディアム=トリスギス=バアル
魔人の(外見だけで言うなら)少女。魔国マナの女王。
身長は143cm。88歳。外見年齢は10代前半。
豊かな金色の巻き毛と血のような赤色の瞳を持つ。
顔以外の体中に黒が基調の蔦を象った紋章がある。禍々しさと高貴さを感じさせる顔つき。言うなれば禍々姫系ロリババア。体躯だけ見れば華奢で儚げだが、振る舞いのせいでそうは思えない。
口調も性格も一言で言って変。バケモノじみたキチガイ言動を繰り返す。性格に一貫性がないため、どういった人物かと表現しづらい。
神聖国が大嫌いで、親の親の代からぶっ潰そうと画策している。他の魔人とは違い魔法関係よりも地図・領土に興味を示すからである。これは血筋。
アルザーとは幼馴染み。
◆ 【ジーンの酒場】 ◆
■ ジーン=ローズ
ヒューマンの男性。コロナエ・ヴィテのギルドハウスに程近い酒場の店長。ウランカ、ウナル、ヴィオネラの養い親。
身長は174cm。32歳。
ウェーブがかかった茶色の短髪に、ダークブラウンの瞳の男。
たれ目の色男。
陽気で世話好きな良いあんちゃんといった感じの性格で、コロナエ・ヴィテの人間とはだいたい顔馴染み。
もともとは腕の良い冒険者だったが、左足に大けがをして冒険者を続けることができなくなり引退した。今でも少し左足を引きずって歩いている。他人のコイバナ大好きで、他人の恋愛に首突っ込むのも好き。
■ ウランカ=ローズ
猫のエディフの少女。コロナエ・ヴィテのギルドハウスに程近い酒場のウエイトレス。ウナル、ヴィオネラとは姉妹。
身長は157cm。17歳。
ブロンドのセミロングヘアに、金色の瞳を持つ人に近い姿の方のエディフ。
男好きのする、でるとこでた体型。髪と同色の耳としっぽを持つが、しっぽが短いことを気にしている。
優しく穏やかな性格で、お人よし。
レイのことがありえないくらい好き。
■ ウナル=ローズ
猫のエディフの少女。コロナエ・ヴィテのギルドハウスに程近い酒場のウエイトレス。ウランカ、ヴィオネラとは姉妹。
身長は155cm。16歳。
ブロンドのショートヘアに、金色の瞳を持つ人に近い姿の方のエディフ。
髪と同色の耳としっぽを持ち、三姉妹の中では唯一かぎしっぽ。とくに気にしてはいない。
元気でボーイッシュな性格。
レイのことが死ぬほど好き。
■ ヴィオネラ=ローズ
猫のエディフの少女。コロナエ・ヴィテのギルドハウスに程近い酒場のウエイトレス。ウランカ、ウナルとは姉妹。
身長は164cm。21歳。
ブロンドのロングヘアに、金色と青色のオッドアイを持つ人に近い姿の方のエディフ。
三姉妹の中ではひときわ身長が高く、スマートな体型。髪と同色の耳としっぽを持ち、しっぽはすらっと長い。
クールでとっつきにくいかと思いきや、面倒見はいい。
レイのことが甚だしく好き。
◆ 【短編】 ◆
■ エドマガル=ヴィントニア
大型犬のエディフの青年。ソーリスの飲み友達。剣士ギルド『カヴァリエ』所属。
身長は162cm。22歳。
編み込みポニーテールの赤褐色の髪と、蜂蜜色の瞳を持つ。
大型犬のエディフの中では、だいぶ身長が小さい方。そのことにはかなりのコンプレックスがある。顔面レベルは上の中、実力も申し分ないのにキャラクター性と身長故かモテない。
単細胞だが頭は悪くない。いじられキャラという立場に好んで留まっている節がある。貶されれば怒るが、よほどひどい言葉でない限りそれは場を盛り上げるポーズのようなもの。
武器は長剣。それなりに強い。
愛称はエドマ。サリュグナとは幼馴染み。
■ サリュグナ=ハーロイ
ダークエルフの青年。ソーリスの飲み友達。鍛冶ギルド所属。
身長は189cm。24歳。
オールバックにした銀色の短い髪と、濃い灰色の瞳を持つ。
ダークエルフ故に体格に恵まれ、褐色の肌をしている。独特で硬質な雰囲気を身にまとう美青年。
小さい頃からエドマガルをフォローすることが多かったため、思慮深い慎重な性格。観察力があり、察しが良いうえ、よく気が利く。
鍛冶が専門のためあまり戦ったりはしないが、ハンマーは手に馴染んでいる。
愛称はサリュ。エドマガルとは幼馴染み。