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幸せな僕の不幸〜bad day〜

すいません更新全くしてませんでした。これからがんばって書いていくのでよろしくおねがいします

次の日の目覚めは最悪だった。頭が痛い気分が悪くて今にも吐きそうだ。今日は学校を休もうかなと悩んでいたとき家の電話がなった。父さんはもう仕事に出て行っているため家には僕しかいない僕は仕方なく電話に出ることにした。

『もしもし』いつものように電話に出たが向こうからの返事は全くない。

僕はいたずらかと思い電話を切ろうとした。

するとやっと電話の向こうから小さな小さな声がしてきた。

「あのっ私。朝忙しいのに電話してごめんなさい」

電話は彼女からのものだった。『あっ朝からどうしたの?』

僕はめちゃくちゃ驚いていた。朝から彼女から電話がかかってくるなど予想外だったからだ。

「えっとその・・・・」

彼女はもじもじと何かを言おうとしていた。

「迷惑じゃなかったら私と今日一緒に学校に行ってもらえませんか?」

やっとの事で彼女は僕に伝え終えて僕の返事を待っていた。

正直返事に迷った今日はしんどくて学校に行かないつもりだったからだ。

だが彼女がわざわざ誘ってくれたのだ断るのも嫌なのでどうしてもしんどかったら早退することに決めた

『いいよ何時にそっちに行けばいい?』彼女にそう言うとうれしそうに

「ありがとう、じゃあ8時ぐらいに来て貰っていい?」

と言ってきた。「わかった八時だねじゃあ迎えに行くから待っててねばいばい」

と返して電話を切った。

「さてとしたくするか」っと一人でつぶやいた

朝食をとり着替えたりしてるあいだに約束の時間に近づいていた。僕は約束の時間より少し早いが迎えに行くことにした。

『戸締まりはよし、さてと行くとするか』っと言って僕はまだ寒い表に出ていった。

僕は音楽を聞きながら彼女の家までの最短ルートを通っていくことにした。

そして彼女の家に着いたのは7時50分で予定よりだいぶ早く着いてしまった。

『だいぶん早く着いちゃったなぁーどうしよう』っと考えたが外で待っていても仕方がないのでインターホンを押すことにした。ピンポーン・・・静かな通りに響いた音は僕の耳にしっかりと聞こえた。しかし返事はないもう一回押してみようかと思ったとき彼女がドアから出てきてくれた。

「ごめんなさい、もうちょっとかかりそうなのあがってもらっていい?」そう言った彼女はとてもかわいかった長い髪を無造作に垂らして長袖にTシャツに七分丈のズボンをはいていた。僕は見とれていたら彼女が

「どうしたの?」

と聞いてきたので僕はあわてて何でもないよと言って玄関まであがらせてもらった。「ごめんなさいねすぐ着替えてくるから座って待ってて」

っと言って自分の部屋に戻ってしまったそして僕は10分ほど彼女を待っていた体調は最悪だが心はかなりスッキリしていて清々しい。少し寝かけていたら

「お待たせ、ごめんね」

と彼女の声が後ろからかかって僕は驚いて彼女の方をみた。

そして彼女の姿を見て僕は唖然とした。さっきも唖然としたが彼女は制服がめちゃくちゃ似合っていた。

僕がボォーッとしていると彼女は

「早く行こっか」

と一声かけて僕は『うん』と返事して彼女の家からでて学校への通学路を歩き始めた。

今日は少し冷たい空気が心地よい、横を歩く彼女の横顔が白くきれいで話しかけるたびに笑ってしまう。僕は彼女と一緒にいるだけで良い、それだけど幸せになる。この時、僕は初めて人に恋をした自覚はないけれど今考えてみるとこの時だろう。

この日、僕は学校で彼女と少し話したけれど彼女は僕以外の人とは話そうとしなかった。

そして三時間目の体育の時、僕は気分が悪くなり倒れて保健室に運ばれてしまった。意識はウッスラとだがある・・・けど気分は最悪だ何にも考えたくないただ寝ていたい。水の中につかっている感じだ心地よい。

けど何かが足りない………

分からないけどなぜか悲しい、たぶん夢だろうけど嫌な気分だ早く目覚めたい彼女がいる日常に。

そして僕は白い壁の部屋で目覚めた、たぶん病院だろう吐きそうで気分は最悪なのに頭はスッキリしている。

『僕倒れたんだよな』と一人でボソッと呟いた。

周りには誰もいない一人っきりだ。

すこし寂しくなり何時かも分からないので取りあえず時計を探すことにした。

時計はすぐに見つかったベッドの横の棚のところに小さい時計が置いてあった。

『4時15分か』外の暗さからして夜中なのは間違いないだろう。僕はトイレに行きたくなりベッドから起き上がろうとした。しかし起きあがったのは良いけれど腕に点滴が刺さっていたので動くことができなかった。

『どうしよこのままじゃ動けないや』僕はどうしようか考えながら周りを見渡してみた。

そして僕は驚くものをみた。僕のベッドから少し離れたところに彼女が眠っていた。

『えっなんで』と素っ頓狂な声をあげてしまった。

もう夜中なのに彼女が僕の隣にいる。

それも制服のまま小さく寝息をたてて、まるで衝動物みたいだ。 僕は起こそうかどうか悩んで動けないのでそっとしておくことにした。

そしてまた目を瞑りゆっくりと眠りに落ちていった……………

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