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出会いと悩み

いつからだろうあの子のことが気になりだしたのは。

入学して同じクラスの隣の席に着いたその子はとても無口だった。最初の一週間ぐらい誰が声をかけても話そうとしない。

そして二週間目彼女は休んだ。まだ制服の大きさがあっていない僕たちは気にも止めなかった。

そりゃそうだ先生は風邪をこじらせたと言っていたからだ。

そして先生は終礼の時にどうやら僕の家が彼女の家に近いためプリントなどを届けるように言われた。僕はプリントをポストに入れて帰るつもりだった、しかし家の前で彼女にあってしまった。

僕は彼女に

「どうしたの」

と聞かれてしまったプリントを届けるように言われたと言ったら彼女は

「そう」

と素っ気なく答えた。

僕は少しムカっとした。

せっかく届けに来たのにあまりにもふてぶてしいからだ。

そんな感情を内にとどめて彼女にプリントを渡した。

それを受け取った彼女の手は白かった、そして手首が傷ついていた。僕はリストカットの跡を見たのが初めてでなんで彼女の手がそんな傷ついているのかまったくわからなかった。

そして僕はつい彼女に聞いてしまった

なんで手首がそんなに傷ついてるの、と

彼女は驚き手を引っ込めて胸の前に抱えた

「みえたのね」

と彼女は僕におどおどと聞いてきた。僕はごめんと謝った。

彼女は落ち着いて

「ううんいいの私小学校から友達が少ないていじめられてて自分を傷つける事で落ち着いたの。最近はやめてたけどね」

と事実を話してくれた。僕がどう反応していいかわからずうつむいていたら彼女が

「寒いしあがっていく?」

と聞いてきた。

僕にとっては思いがけない言葉そして少し迷い

じゃああがらせてもらうと返事した。



二階にある彼女の部屋はがらんとしていた決して物が無いわけではない物はあるけれど部屋が広いのでそういうイメージを持ってしまったのだ。

「そこの椅子に座っててお茶持ってくるから」そういうと彼女は一回におりて行った。


僕はむちゃくちゃドキドキした同年代の女の子の部屋に入るのは初めてで何を話せばいいかもわかんない。


そうやって考え込んでいると彼女が部屋に入ってきた。

彼女は無言でコップを二つ机の上に置いてくれた。

そして彼女が僕の前の椅子に座った。

僕は話すことが無いので下を向き、そのまま5分ほど時間が過ぎていった。

すると彼女が

「あなたは学校おもしろいと思う?」

と突然聞いてきた。

僕は新しい友達ができたしとてもおもしろいよ。と答えた

そして僕は続けざまに

君は学校楽しくないの?と質問をした。


「全然楽しくない勉強も友達関係もまったくおもしろくない」

彼女は立ち上がりどなるように喋った。僕は唖然として彼女を見上げていた。

そして彼女は

「ごめんついどなったりして」

と椅子に座り謝った。

僕は、別にいいよいきなりだったからちょっと驚いただけ、とすぐに謝罪を否定した。

「でも本当に学校はつまんないのやることがないし」

そして彼女はうつむき

「話すことができる友達がいないから」

と言う彼女の目からは涙が流れていた。僕はとても悲しくなって今にも涙がでてきそうだった。


彼女は泣きながら

「あなたには友達がいるけど私にはいないの笑い合えないし悩みもうちあけれない」

と小さく呟いた。


僕はその時〈僕が今日から君の友達になるよ〉の一言が言えなかった。僕はうつむいて黙り込み何も言えなかった。

彼女は泣き僕は黙り込み時計は6時を指していた。

どうでしたか初めて書いたんで自信はないですが悪い所があったらしてきしてくださいね

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