隣人がリンジー・ローハン?
越してきたマンションは、出入口もオートロックで
カメラも勿論装備されセキュリティ面でも安心できる
レベルだった、それは芸能人御用達レベル。
もしかしたら芸能人に逢えるかも知れない、そんな
淡い期待を胸に入室日を迎えた。荷物を軽く出し整理
したところで両隣の住人へ挨拶に向かった。
右側の部屋は無人。左側の部屋へ向かった時の事だった。
表札に目をやった途端目が点になった。そこには見覚えの
ある名前が。その名は、リンジー・ローハン。大好きな
映画に出てる人気者。途端に心拍が飛び上がった。震える
指でチャイムを押す。しかし応答は無い。とりあえず部屋へ
戻る事にした。でも何かおかしい、よくよく思い出してみる
表札に記された文字リンジー・ローハン。カタカナだった。
果たして外人が異国の地で本名を異国の文字で記すだろうか。
段々怪しくなってきた。そうこうしてる内に隣人が施錠を
解除し入室した音が聞こえた。あのリンジー・ローハンが
隣の部屋に帰ってきた?。少し経つと何やら話し声が聞こ
えてきた、紛れもない外人の声だった。一気に本物度が
上がり私は、いよいよ色紙を探し始めていた。高々な笑い
声も聞こえてきた、似てる映画の中での笑い声そのもの。
まさかこんな日が来るなんて、まさか隣人があのリンジ
ー・ローハンだなんて。色紙を抱え玄関へダッシュして
いた。履き古したサンダルに足を突っ込みドアを勢いよ
く開ける、すぐさまリンジー・ローハンの部屋のチャイ
ムを鳴らす。高ぶる気持ちが抑え切れない。しまった、
スマホ持ってくるの忘れた、リンジー・ローハンとの
ツーショット写真を撮れないじゃないか。その時だった
ドアが静かに開かれた。そこに立っていたのは・・・
結末は、あなたの想像にお任せしたい。
勿論「隣人」とリンジー・ローハンの「リンジー」を引っ掛けた駄洒落昨品です。




