僕の願い
死ネタがあります
苦手な方は注意してください
…………
僕がまだ
この世界に
居たときのこと
僕は確か入学したての学生
教室に入る………
ガヤガヤとうるさい教室
先生が来るまで変わらない
沢山の人の声
僕はここが嫌いだ
ここに居たくなかった
そう思っていた
とある日のこと
僕はいつものように
学校に通った
行きたくないという
気持ちを抑えつけ
嫌がる体を引きずりながら
横断歩道を歩いているとき
いきなり意識が消えた………
消える前
一台の車が見えた気がした
痛い……痛い
その感覚も消えた
ナクコトモ、サケブことも
できず僕はこの世界から
消えた
目を覚ましたときには
真っ白で何もない世界に
立っていた
静かな世界……
孤独な世界………
何もない世界………
今まで嫌いだった
あのときの音が
今では愛おしく感じる
今まで居たくなかった
あの世界が
今では帰りたいと願う
でも、もう帰れない
どんなにナイテも
どんなにサケンデも
もう誰にも届かない
せめて...
せめてひとつだけ願わせて...
もう二度と
僕みたいな人が………
僕みたいなものが……
後悔のないように……
生きて行くことを……
願います...
初投稿です
書いたの 中学の時なので
懐かし、恥ずかし作品ですね(笑)
人生で初文書化したものです