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マスター!?
追い詰められた状況
それを変えた一言
マスター登場!
マスター「すまん・・・遅くなった・・・」
手にしていたフォークを錬金
腕の半分が鎧で包まれた
時を待たず
ゴーレムがマスターに襲い掛かかる
降り上げた岩の拳
構える鎧の拳
二つの拳がぶつかり合う
重く響く音
衝撃波が空気を風に変える
時が止まる
秒針が動き出した
ゴーレムの腕が砕け、崩れ去る
相馬「さすがマスター」
椎名「すごい力!!」
「能力値が高すぎます!!」
相馬「能力値?よくわかんないけど・・(テンション上がりすぎじゃ)」
「マスターの能力はただの鎧を作るだけ」
「あの威力は能力ではないマスター自身の力だよ」
椎名「それって生身であそこまでの力!?」
「そんな事って・・」
力の差
能力以外の力
椎名は圧倒された
マスター「逃げたか・・」
そこには田桐の姿はなかった
小笠原「まだ遠くに行ってないと思うけど追う?」
マスター「いやいい・・店・・開けないと。」
戦いを終えた空間
安堵と疲れがそこにはある
これは彼女にとって終わりであり始まり
歯車は止まる事はない
小笠原「さてマスターの店でも行きますか~」
END?
つづく




