【天の宝玉を見つけて】
こんにちわ!有馬波璃海ありまはるかです!
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この物語は、日本の万の神が住む森を舞台に、一人の少女が、森に住む不思議な少年と出会い、冒険し成長していく物語です。是非、ご覧ください
幼い日のおばあちゃんと自分の光景が今、目の前に甦る。
【七世】
「そうか。ずっと忘れていたけれど、私は昔、おばあちゃんに琥珀ことを教えてもらっていたんだ。時琥珀!!?そうよ!!琥珀を助けなきゃっ!待ってて琥珀!私、今助けに行くからー!」
私は、光に向かって走る。すると、どこまでも続いているかのように思われた洞窟を抜けた。洞窟を抜けると、そこ森の中で少し開けた場所で、誰もおらず、目の前には、古びた祠が置かれている。中を覗いてみるとそこには空色に輝く青い玉が置かれていた。
【七世】
「こ、これは!天の宝玉!?」
私は、その玉を手にとった。そして、もと来た洞窟に向かって走り出すと、あっという間に洞窟を抜け、琥珀の待つ、洞穴へ戻る。
【七世】
「琥珀!琥珀!!お願い。目を覚まして!ほら!琥珀!天の宝玉を持ってきたよ!これで、皆を救うんでしょう!?琥珀。お願い、、、。お願い、、、、。」
【七世】
「誰か・・・。たすけて・・・。」
藁にもすがる思いだった。
すると、どこからともなく、声が聞こえる。
・・・お前は、なぜそこまでしてそいつを助けようとするのだ?・・・
振り返るとそこに立っていたのは、黒い髪に黒い着物を着た狐目の男だった。人間の姿をしていても、その口調と、人間を恨むようその恐ろしい目を見て、私は直感的にその少年が、冊間様だと思った。
【七世】
「さく、ま・・・様?どうしてって・・・。そ、れは・・・助けたいから!琥珀を助けたい!死なせたくない!理由なんて、ただそれだけで十分でしょう?」
【冊間】
「嘘をつくな。人間どもは、都合の良いことを行って結局は、裏切る。人間どもは、我らの主を異国の人間に差し出したんだ!!!!」
・・・冊間よ、、、。それは違う。・・・
宝玉から、声が聞こえる。すると、宝玉は突然光だし、人の形を成していく。現れたのは、白く美しい着物を着た一人の男の老人だった。
【冊間】
「初代様、、、。」
【七世】
「初代様?」
【白鹿】
「いかにも。ワシは、この森の先代の主。白鹿。名前の通り、白い鹿の神じゃ。」
冊間は白鹿を見ると、頭を深々と頭を下げた。
【冊間】
「ワタシは、あなたがここの森の人間に争いを止める名目で異国の人間に、あなたの命を生け贄として捧げられてから、ずっとこの森を守って参りました。この森に人間が入り込めてば、ただちにその人間どもを殺して参りました。この森のかつての人間達に裏切られたあなたの無念を少しでも張らそうと思い。何百年もそう、毎日・・・。」
【白鹿】
「冊間よ。それは違うのだ。あの時の真実を語ろう。」
白鹿は、ゆっくりと語り始めた。
読んでいただき、ありがとうございました!
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次回も、是非、ご覧ください!
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