表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【七世と森の少年】  作者: 有馬波瑠海
8/12

【天の宝玉を見つけて】

こんにちわ!有馬波璃海ありまはるかです!


(。-人-。)(。-人-。)


この物語は、日本の万の神が住む森を舞台に、一人の少女が、森に住む不思議な少年と出会い、冒険し成長していく物語です。是非、ご覧ください



幼い日のおばあちゃんと自分の光景が今、目の前に甦る。


七世(ななよ)

「そうか。ずっと忘れていたけれど、私は昔、おばあちゃんに琥珀(こはく)ことを教えてもらっていたんだ。時琥珀(こはく)!!?そうよ!!琥珀(こはく)を助けなきゃっ!待ってて琥珀(こはく)!私、今助けに行くからー!」


私は、光に向かって走る。すると、どこまでも続いているかのように思われた洞窟を抜けた。洞窟を抜けると、そこ森の中で少し開けた場所で、誰もおらず、目の前には、古びた祠が置かれている。中を覗いてみるとそこには空色に輝く青い玉が置かれていた。


七世(ななよ)

「こ、これは!天の宝玉!?」


私は、その玉を手にとった。そして、もと来た洞窟に向かって走り出すと、あっという間に洞窟を抜け、琥珀(こはく)の待つ、洞穴へ戻る。


七世(ななよ)

琥珀(こはく)琥珀(こはく)!!お願い。目を覚まして!ほら!琥珀(こはく)!天の宝玉を持ってきたよ!これで、皆を救うんでしょう!?琥珀(こはく)。お願い、、、。お願い、、、、。」


七世(ななよ)

「誰か・・・。たすけて・・・。」


(わら)にもすがる思いだった。


すると、どこからともなく、声が聞こえる。


・・・お前は、なぜそこまでしてそいつを助けようとするのだ?・・・


振り返るとそこに立っていたのは、黒い髪に黒い着物を着た狐目の男だった。人間の姿をしていても、その口調と、人間を恨むようその恐ろしい目を見て、私は直感的にその少年が、冊間(さくま)様だと思った。  


七世(ななよ)

「さく、ま・・・様?どうしてって・・・。そ、れは・・・助けたいから!琥珀(こはく)を助けたい!死なせたくない!理由なんて、ただそれだけで十分でしょう?」


冊間(さくま)

「嘘をつくな。人間どもは、都合の良いことを行って結局は、裏切る。人間どもは、我らの主を異国の人間に差し出したんだ!!!!」



・・・冊間(さくま)よ、、、。それは違う。・・・


宝玉から、声が聞こえる。すると、宝玉は突然光だし、人の形を成していく。現れたのは、白く美しい着物を着た一人の男の老人だった。


冊間(さくま)

「初代様、、、。」


七世(ななよ)

「初代様?」


白鹿(びゃっか)

「いかにも。ワシは、この森の先代の主。白鹿(びゃっか)。名前の通り、白い鹿の神じゃ。」


冊間(さくま)白鹿(びゃっか)を見ると、頭を深々と頭を下げた。



冊間(さくま)

「ワタシは、あなたがここの森の人間に争いを止める名目で異国の人間に、あなたの命を生け(にえ)として捧げられてから、ずっとこの森を守って参りました。この森に人間が入り込めてば、ただちにその人間どもを殺して参りました。この森のかつての人間達に裏切られたあなたの無念を少しでも張らそうと思い。何百年もそう、毎日・・・。」



白鹿(びゃっか)

冊間(さくま)よ。それは違うのだ。あの時の真実を語ろう。」


白鹿(びゃっか)は、ゆっくりと語り始めた。


読んでいただき、ありがとうございました!

(。-人-。)


次回も、是非、ご覧ください!

(。-人-。)(。-人-。)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ