表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【七世と森の少年】  作者: 有馬波瑠海
5/12

【風神と雷神】

こんにちわ!有馬波璃海ありまはるかです!


(。-人-。)(。-人-。)




この物語は、日本の万の神が住む森を舞台に、一人の少女が、森に住む不思議な少年と出会い、冒険し成長していく物語です。是非、ご覧ください





有馬波瑠海の作品一覧



◯長編小説◯

【時雨の里】(連載中)

https://ncode.syosetu.com/n5101gr/


◯短編小説◯


【おいらはスズメ。えっ名前?そんなのないない。】

https://ncode.syosetu.com/n1223gs/


【家の中の猟犬】

https://ncode.syosetu.com/n1830gs/




私は、自分の命がかかっているという緊張状態の中、少し離れた川辺へと移動し、時雨が冊間と話終わるのを待っていた。最初の方は、頑張って起きていたものの、疲れはピークに達し、眠ってしまった。




・・・七世(ななよ)七世(ななよ)。起きてくれないか?・・・



七世(ななよ)

「ごめんなさい。寝るつもりは、、、。」


琥珀(こはく)(こはく)

「夜空、よく聞いて。今から、南の森に行くんだ。南の森には"天の宝玉"というものがある。」


七世(ななよ)

「えっ南の森に?


琥珀(こはく)

「いいかい。"天の宝玉"は、人間の作った、(ほこら)に奉られている。ワタシ達はそこに入る事は出来ない。夜空、君がそこの"(ほこら)"に入って、"天の宝玉"を取って来てほしいんだ。」


七世(ななよ)

「わ、私が?」


琥珀(こはく)

「うん。この嵐を止めるには、"天の宝玉"が必要なんだ。分かっておくれ。このままでは、君もここに住む全ての生き物も死んでしまう。」


私は、元々、引っ込み思案で、危ないことは絶対にしなかった私だけれど、この時は、皆を助けられるのは、自分しかいない。だから、やるしかないのだと思えた。


琥珀(こはく)

「ありがとう。七世(ななよ)。」


琥珀(こはく)は、丁寧にお礼を言うと、少年の姿から、天空をかける龍へと姿をみるみるうちに変えた。銀色に輝く美しい竜だった。


七世(ななよ)

「あなたは、やっぱり人ではなかったのね。」


その言葉に、琥珀(こはく)は少し悲しそうな顔をした。



琥珀(こはく)

七世(ななよ)。僕の背に乗って。」


七世(ななよ)

「う、うん!」


私が、琥珀(こはく)の背に乗ると、琥珀(こはく)はどんどん空へ向かって上昇した。


琥珀(こはく)

七世(ななよ)。もう少ししたら、嵐の入り口だ。風も雷一気に強くなってくる。嵐の中には、風神と雷神がいる・・・。素直に嵐の中を通らせてくれるかどうか・・・しっかり、ワタシに捕まって!」


七世(ななよ)

「う・・・うん!!!!」


そう私は答えたものの、嵐の威力は私の予想をはるかに越えていた。突然、ものすごい突風と雷の渦が、私に襲いかかる。そして、中から風神と雷神が現れた。


【風神】

「お前達、我等を止めにやってきたな?」


【雷神】

「この森の主、冊間は好き勝手にやり過ぎた、もはやこの森は、人にとって悪でしかない。消滅させてくれよう。」


琥珀(こはく)

「雷神様、風神様、お待ちください。この森は!」



えぇーい!黙れ!!!!!


風神は、竜巻を起こし、雷神は、雷を落とそうと私達に襲いかかる。  


七世(ななよ)

「キャーーーーーーーーー!!!!!!!!」


私は二人の神の起こす嵐は、私の予想をはるかに越えたた風と雷に逃げ惑ううちに、雨に濡れた琥珀(こはく)の体はつるつると滑り、私は彼の体に捕まり損ねてしまった。


琥珀(こはく)

七世(ななよ)ーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

読んでいただき、ありがとうございました!(。-人-。)


次回も、是非、ご覧ください!(。-人-。)(。-人-。)






有馬波瑠海の作品一覧



◯長編小説◯

【時雨の里】(連載中)

https://ncode.syosetu.com/n5101gr/


◯短編小説◯


【おいらはスズメ。えっ名前?そんなのないない。】

https://ncode.syosetu.com/n1223gs/


【家の中の猟犬】

https://ncode.syosetu.com/n1830gs/



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ