7. 午後の時間(1)
「準備ができたら、この寮の広場で会いましょう!」
「いいよ。」なんか、さくらちゃんと一緒にいると楽しいな。
「じゃあ、またねー!」
さくらちゃんと離れたあと、私はすぐ秋の寮にたどり着いた。
この寮のロビーはかなり大きくて、五十人でも入りそう……
えーと、鍵の上に乗ってる数字は102だから、一階のことかな?まずはエレベーターを乗りますか……!
一階だから、私はすぐ102室へたどり着いた。
ここにで鍵を穴に入ると、、、
「おかえりなさい、アヤメさん。」と誰かが言いた行った同時に、門が開いた。
しゃ、喋るの?!びっくりした……
中に入ってみると、すごくいい匂いがする……これは、花の香り?
ベッドの左の隣には、綺麗な花瓶、そして黄色の花がありました。
そして右はワードローブ、前に運ばれた服も,丁寧に並べる。
リビングにも机とソファがあるし、思ったより大きです。
次はお風呂場だね。
鏡もバスタブも綺麗……
特に鏡の周りのは、すごく可愛い木の彫刻がついてるから、丁度良い派手感がお気に入りです!
こんなに素敵な場所で、三年間を暮らすんだ……
ご両親がいないのはちょっと寂しいけど、確か休日もあるし、さくらちゃんと一緒に家に帰るのも悪くないね。
ところで、あれは一体……?
机の上に、グラスみたいなものが置いていた。
多分だけど、飾りじゃないよね……?
触ってみるか……?え?!
この文字……通話って書いてあるね。
六使の名前が書いてる……!あとさくらちゃんの名前もいる!
じゃあ、このボタンを押せば、相手と連絡ができるってこと?
通話以外に、「挑戦」っていうボタンもあった。これは競技台でタツ先輩が言ってたあれかな。
あ、さくらちゃんとの約束!早くしたいと……!
私は鍵、財布、手帳とコートをカバンに詰めて、部屋から出た。
「……」服に何がある。
先ほど、先生から渡した封筒とカード。
よし、まずはカードを財布に入れて、次は封筒を開けますか。
封筒に中にあるのは……まだカード?
カードの裏側に、「*100,000」に書いてあった。
確か食堂で定食一つの価額が50だから、結構多い気がする。
霊界は金と銀の貨幣で物を買いますから、このカードは学院の外じゃ使えたんだよね。
「あの……アヤメさん、だっけ?」
この声、聞いたことある!
「はい、アヤメです。何のでしょうか……?」
振り替えてみると、男の水の妖精だった。
入学式の時に、火の妖精の隣の人……だったよね?
名前は……
「ディラン・ミラーです。同じ六使と部屋は隣同士として、これからもよろしくお願いします。」
「あ、はい……!こちらこそ、よろしくお願いします、ディランさん。」
「ところで、アヤメさん。」彼は視線を廊下から移しました。「寮の広場で桜っていう子居たけど……」
「あ!それを伝えるためにここにきたんですよね!す、すみません!今すぐ行きます!」完全に忘れてた……
「行ってらっしゃい。」私が走り出した前に、ディランさんの声が聞こえた。
私は素早く、ロビーにたどり着いた。
さくらちゃんは目立つっていうか、周りの人たちが近寄らないっていうか、私はすぐ彼女を発見しました。
「す、すみません!考えことをしたら遅くになってて……」
「いいよ!別に制限時間制限とかしてないから、遅刻じゃないよ〜それより、早く行こう!!」
「うん!」
少しだけ遅くなりました……待っていた人(多分いないけど)、すみませんT-T