2. 入学式(2)
⚠️注意:日本出身ではないので、文法上に間違いがありましたら申し訳ございません。⚠️
学院長は、思ったより若い人でした。
彼は水の妖精で、髪は青色。
先の水の妖精より、髪が淡い……つまり、学院長の家系の階級がもっと上ってこと?!
さすが、学院長……
「私のことは、学院長先生と呼んで欲しい。」
実は、推測だけど、隣に座ってる水と火の妖精は、貴族かもしれない。
ふとエリサ様の方を見ると、隣には兵士のような人がいた。
そして彼は、彼達に敬礼しました。
敬礼は、自分より高い地位の人にあった時にしかやらないこと。
人間にはそういった伝統ないけど、両親から聞いた。
妖精界の事情からすれば、学院長はあの二人より階級は高いはず……
一体何者……?
「今年は200周年ということで、一緒に楽しい学院生活を送っていきましょう!」
学院長は、色んなものを紹介してくれた。
寮と教室とか、部活と競技場なども詳しい説明をしてくれた。
部活は強制ではないらしいが、学院長はこう言ってくれました。
「単刀直入に言うと、みんなさんの目標は聖典祭の優勝だろうけど、練習と訓練もほどほどに、自分の好きなことを探してくださいね。」
「後で手帳という形でみんなさんに学院の資料を送るから、ちゃんと見てくださいね。」
手帳か……なんか楽しみだな。
「そしてここで、みんなさんに一つの贈り物を。」
え、え!贈り物あるの?
「手を出してください〜!」お、お!
学院長は手を数回叩きました。
手の上に、変なバッジが現れた。
これは、桜……?
零域にしか咲いてない花と聞いてましたが……?なぜ?
「うちの学院の象徴だよ。自由に使ってください。」
じ、自由に使ってくださいって言われても!
ただのバッジですよね……?
「さてと……最後は、遂に六使の発表時間です。」
六使……?
何もない私たちの前にスクリーンが現れた。
「六使は、所謂この学級のトップです。」
学院長は、指を鳴らしました。同じタイミングで、六人の顔と名前が私の前に表れました。
そこに映ってるのは……
「以上です。質問がありましたら、先輩達に聞いてください。」
あ、あの!
私の名前と顔が、「六使」に映ってますけど!
きっと何か間違ってることがあるはず……!
えーと、他の人は……
ツキノさん、イブキさん、エリサ様もいる!
あと隣りにいる水と火の妖精も……!
名前は、フリント.ロペスとディラン.ミラー……?
「フリント、良かったね。」思わず振り向いてみたけど、話してるのは水の妖精だった。
「……うん。これで……」つまりこの返事してる人は、火の妖精……
声、思ってより優しい……先と叱られた声と全然違う……
何か考えてるのか、私の視線には気付かなかったみたいだ。
六使は学級のトップって、先学院長は言ってました。
多分これは何かの間違えかも知れないけど……
私がこの、学級のトップはずがない。
だって、人間は妖精に勝てるわけがないから。
身体と空気中の精霊があるからこそ、私たちは魔法を使えた。
でもそもそも、妖精の精霊は、人間より多いはずだ。
でも、ツキノさんやイブキさんも入ってるなんて、一体何が起こってるの……?
●○●○●
「このリスト、面白いよね。」いつの間にか、学院長は舞台の向こうへ去っていた。
「今年は200周年ですから、問題を解決しないと。」生徒会長、アーサー.ラッセルはそう言いてた。
「六使の中に三人が人間なんて、これは間違えなく大事件が起こりそうだね。特にこの三人なら……」
「ツキノさんとイブキさんなら大丈夫と思いますよ。」
「アーサー。」学院長の笑顔、少し消えた。「あのアヤメって子はね……」




