表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/21

11. 授業前の準備

お久しぶりです。

宿題が多くて更新がちょっと遅れました。

どういうわけで、今日は二回更新しました^^

前回(10. 六使)はちょっと混乱するシーンが多くて、一部の会話内容を変えました。メインストーリーは基本的に同じですが、興味のある方はぜひ。

それでは、佐柚でした。

「それでは、また明日。」


六使のミーテイングが終わった後、私は部屋に戻って、翌日まで寝た。


お姫様によると、今日は多分、正式のミーテイングルームが使えるって。


私、こんな役職受けちゃって、本当にいいかな……?


そういえば、六使のこと、まださくらちゃんに話してないんだ……


あ、考えているうちに、教室まで着いた。


「アヤメちゃん!おはよう!」これは……さくらちゃんの声!


振り返って見ると、さくらちゃんが本当にいた。


「おはよう、さくらちゃん。」


「って、まずは褒めてくださいよ!」


……褒める?


私は真面目にさくらちゃんのこと、頭から足まで見たけど、昨日とあんなに変わってない気がする……


「ここだよ、ここ!」さくらちゃん、口を指差している……あ!


翻訳の飴は1日効果しかないのに、私、さくらちゃんと話してる……!


「すごい!心語、上手く使えているね!」


「すごいでしょう〜!もっと褒めて!」


「本当にすごいよ。」心語って、こんなに簡単に学べだっけ……?


その後も、私たちは先生が来るまで話し続けていた。


「静かにしなさい。授業始まりますよ。」ローガン先生は優しいく言った。


「……」クラスは急に静かになった。


「あ。その前に、アヤメさんとエリサさん。」


え、え!!


「ちょっと来てください。」


「はい、ローガン先生。」


「は、はい!」


私とお姫様は、先生のところまで走った。


「えーと、学院長から貰ったバッジ、取り出してください。」


バッジってことは、昨日作った髪留めだよね……?


私は髪から取ったけど、お姫様は丁寧に制服のネクタイから取り外した。


「かぎ。」え、え……?


ローガン先生はそれぞれのバッジ(私は髪留めだけど)軽くに触れた。


「六使のミーテイングルームに入れる為の魔法、かけたよ。」


な、なんかすごい!


「5時にこの一年の階段に帰れば、部屋に入れるよ。よろしく。」


何を言ってるのか、全然わからない……


ミーテイングルームは部屋じゃないってこと?


「はい、ローガン先生。」お姫様はわかるの??


「アヤメさんも大丈夫?」


よ、呼ばれてる!


「あ、はい!ありがとうございました!」何なのか、後で聞いてみようかな……


「エリサさんは帰っていいよ。」


「では、失礼いたします。」私が残るってこと……?


「アヤメさん。授業が終わったあと、こっちまで来てください。手を貸して欲しいことがあります。」


「は、はい!」なんで私……?「えーと、私だけですか?エリサ様は……?」


「エリサさんは別のクラスだからお手伝いできないのです。アヤメさん、問題がないようなら君も席に帰っていいよ。」


「……はい。」


私はその後、席へ戻った。


「アヤメちゃん?何で先生に呼ばれたの??悪い事しちゃったの?!」


さくらちゃん、気になるんだ……なんか嬉しい。


私は六使とミーテイングルームについての事、全部話した。


「良かったじゃない!なんかすごいし!」褒めてくれた……本当に嬉しい。


「アヤメちゃんの顔、どっかで見たことあるなぁって思ったけど、入学式で学院長が見せてくれた六人の中の一人なんだ!」


さ、さくらちゃん、気ついてなかったんだ……


「授業のスケジュールはまだ決まってないので、皆さんには属性でクラスを分けて、授業を始めます。」


属性でクラスを分ける……?


「多分皆さんにはもう分かると思いますが、説明させてください。」


説明があるんだ……良かった。


「水、火、木、光、闇、無、この六の属性が霊界にあるってことは、分かるよね。妖精は生まれの時から属性が特定されてるけど、人間はテストでどんな属性が向いてるのか、確認できます。」


「一年生全員をこの属性に分けて、魔法の授業を始めるってこと。」


なるほど……!


「人間の皆さんは手帳を見てください。そこで君たちの属性が載ってるはず。」


えーと、表紙に「木」が書いてあるね。


「ねえねえ、アヤメちゃんは何の属性?私は水だよ!」


「木だよ。」


「へえ〜違うクラスってことか……まあいいや、授業が終わった後、食堂で集合ね!」


「……うん!」その前は、授業か。なにか嫌な予感がする……


「属性別の教室の位置はもう学院案内の時に教えてるから、ここでは教えないね。では、解散。」


……よし、今は授業のことを気にせず、ローガン先生のお手伝いを集中するんだ……!


「またね、アヤメちゃん〜!」


「またね。」






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ