第五話
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堰を切ったようにコリスが喋り始める。
「迷惑だったんです! 好きだと言ってくださるのは光栄ですけど、あれこれやってくれるのも好意からだと分かっているんですけど、私の意見も聞かずに勝手に貴族の養女にされるし、元の家族に連絡を取ろうとすると平民とは縁を切れと反対する。友達と軽くじゃれあっていると割り込んできてみんなを威嚇するし、生徒会室の脇に私の部屋を作ってそこに放課後中居させようとするし、行くのが少しでも遅れると迎えに来た挙句トラブルを起こす。平民出の友達はニヴァン様が脅すからみんないなくなるし、遠まわしに構わないで下さいとお願いしてもまるっきり理解してくれない。ハッキリと言えばアトーデ様に言わされているんだと誤解する」
気が高ぶっているのか泣きながら訴えている。
「挙句の果てに『凄いパレードを見せてやる』と言って近衛騎士団どころか魔法騎士団を国境警備隊に至るまで手当たりしだいに掻き集めて盛大なパレードして、それで起こった問題は他人に責任を取らせる。勇者召喚の時もそう。私は豪華なパレードなんて興味ないのに。異世界から無理やり呼び出した勇者なんて要らないのに」
たしかパレード事件では王太子に命令権がないから「王太子は希望を伝えただけであり、王太子に阿って勝手に王都に参集した国境警備隊が悪い」って理屈で王太子をはじめ四天王はお咎めなし、『Z』に侵略されたフーゼン方面の警備隊長だけが収監されたんだよな。要請を断ったら確実に陰湿な嫌がらせをされるという意味で王太子の名前は脅迫そのものなのだが、悲しい事にその事実は考慮されなかったらしい。
勇者召喚で四天王がとんでもないのを呼び出したときは、学園長が待機していた教員や居合わせた学生の魔力を束ね根源魔法「リ・セットゥ・ボトゥン」を発動、災厄がこの世界に解き放たれる前に全てを無かった事にして解決した。事件は魔法実験中の事故として扱われ、やはり四天王の責は問われなかった。
しかし学園長は「リ・セットゥ・ボトゥン」を行使した反動で未だに寝込んでいるし、他にも大勢が深刻な魔力枯渇で倒れてしまい、しばらく学園は開店休業状態だった。
俺も倒れていたクチなので後で聞いた話だが、四天王は「無かった事」になったおかげで元気になり、魔力枯渇で倒れている人達を放置したまま2回目の勇者召喚を始めようとしたらしい。コリスが泣いて止めたので実行されなかったそうだが、一体何を考えていたのか。
「お、おいコリス…」
「あなたは私なんか見ていない。『凄い』って言って褒め称えてくれる誰かを求めているだけ。自分の理想どおりに振舞ってくれるお人形がほしいだけ。私じゃない。
他のみんなも変! 普段は思慮深かったりよく気がついたり優しかったりするのに、何でニヴァン様が絡むと途端におかしくなるの? 何でいつもアトーデ様が悪いと思い込むの? ねえ、どうして?」
大ホール内にコリスの声だけが響く。四天王はあっけにとられている。そういやコイツら入学当初はもう少しまともだった気がする。何時からおかしくなってしまったのだろう。
おや、王太子の様子が……
「お、お、お…」
王太子の体から紅く光る魔力が溢れ出す。
「おのれアトーデ! この魔女め! コリスに一体何をした!」
やはりというか、コリスの訴えは王太子に届かなかった。
「そういえば、こういうことが出来る魔法に心当たりがあります。それは洗脳魔法。相手の意思を捻じ曲げ自分の思い通りにする恐ろしい魔法で、もちろん禁忌魔法に指定されています」
「ヒドイ、ヒドイよ~(ピロピロピロロ)」
「やっぱ汚物にしか見えねェ。消毒してェ」
四天王は斜め上に解釈してアトーデの所為にした。想定内だが碌なもんじゃないな。
魔力は上へ立ち昇ったかと思うと王太子の右手に収束していく。
「そのような魔法をコリスにかけるとは、王太子として断じて許すわけにはいかん! ニヴァン流星剣!」
魔力が光の剣になる。しかしそれは奇怪な形をしていた。
◆
紅く光る、魔力で出来た長剣。それだけならただの光剣魔法だが、刀身の中ほどから手元にかけ左右互い違いに三本ずつ鉤形に曲がった枝刃が突き出している。これが王太子の得意技「ニヴァン流星剣」か。
実物を見ると良く分かる。これは生半可な技量では生成できない。魔力の質も良くないと駄目だろう。腐っても王族ということか。形をまねるだけなら簡単だが全ての刃に光剣としての攻撃力を持たせるのは今の俺にも無理だ。
王太子が剣を一振りするとブオオオォォォンと普通の光剣より大きなハム音がした。
「禁忌魔法の行使は重罪。アトーデ! 貴様は死刑だ!」
「待って…きゃあっ!」
突然コリスの悲鳴が響く。見るとコリスが倒れこむのをアークが受け止めたところだった。オーレイの手には何かの魔道具がある。
「コリス様が飛び出そうとしたので、失礼ながら眠っていただきました」
「良くやったオーレイ。コリスを安全なところまで連れて行ってくれ。コリス、待ってろよ。いまアトーデを斃して助けてやるからな」
王太子は優しげな視線でコリスを見た後、アトーデの方に向き直った。奴らは「悪の魔女を成敗し囚われの姫を助け出す自分達」という気持ちの良い妄想に酔っているようだ。
しかし少し不味い状況だ。ここまでは前情報、つまりコリスが事前に流してくれた奴らの目論見を元に対応策を準備していたのだが、この先は当然全く分からない。四天王は追い詰められると何をするか分かったもんじゃないのだ。コリスを連れて逃げ出すかもしれないし、最悪無理心中しかねない。
だからコリスは適当なタイミングでこちらに逃げてくる手筈だったのだが、気絶させられてそれが不可能になった。こちらから何とか救出するか、気が付くまで時間を稼ぐかしなければならない。どうしよう?
コリスは意識を無くしたままアークに横抱きにされた。アークが誘拐犯にしか見えない。そのまま後方の人垣近く、気配を消して控えていた王太子の護衛二人の所までコリスを連れて行く。オーレイとカガミーミルも一緒だ。カガミーミルの魔力体であるバラもわさわさと付いていった。オーレイの護衛メイドのミーネもいつの間にか下がっている。
これではコリスを助け出せない。目を覚ましてくれればまだ何とかなるかもしれないが……時間稼ぎも一つの手か?
中央にはアトーデと王太子だけが残っている。
「アトーデ、遺言ぐらいは聞いてやる」
「済みませんが私、斬られてあげるつもりは一切ありませんの」
アトーデが手にしている閉じた扇子を軸に濃灰色の魔力の塊がのののーんと出てきてこちらも光剣になった。こちらも普通のものとは少し違っていて、形こそ普通の長剣だが殆ど光らず、振ったときのハム音も妙にくぐもっていて“ブゥーン”というより“のーん”と聞こえる。かっこよさ勝負なら惨敗だがその剣はアトーデが己のままならない特異な魔力と向き合い研究と研鑽を重ねた末に辿り着いた物。その性能は魔力の特徴をうまく長所に変えていて、実は凡百の光剣よりもある意味強力だ。
本人も確実に勝てると言っていた。その言葉に嘘は無い様で力むことなく自然体で王太子に対している。護衛の二人も下がったままだ。
アトーデが着ている青いドレス。実はこれは剣戟を想定して用意したものらしい。肩を出しているのは袖で腕の動きを邪魔されないため。靴もしっかりしたものでスカートも足捌きの邪魔にならないよう工夫してあり、胴回りにもなにかしてあるらしい。下着もコルセットじゃないのだとか。一体何時から準備していたのだろう。
何より本人の硬い魔力の質が魔法防御面では長所となる。光剣が掠った位では怪我もしない筈だ。
「ふん、大口を叩くのはこの不敗の流星剣を破ってからにするんだな」
王太子が両手で光剣を握ると剣の光が強くなる。そのまま身体強化を発動させ、ブオオォンと大きな音を立てて自信満々に大上段に構える。
「殿下は流星剣が試合で負け無しである真の理由を理解していらっしゃらない。そんなことでは試合で何度勝っても、いえ何度も勝ったからこそ実戦では勝てませんわ」
アトーデも出来る限り身体強化をかけ、のののーんと気の抜けた音を出しながら青眼に構える。青と金のオッドアイが好戦的に光り、口の端が威嚇的に吊りあがっている。
「そういえば剣の枝から雷を飛ばす構想があった筈ですが、出来るようになりまして?」
「ぐっ……、そのような技が無くとも我が流星剣は無敵、貴様ごときには不要だ! オレの心配より碌に身体強化もできない自分の身を案じるんだな」
王太子の指摘は確かに一理ある。確かにあまり身体強化できないアトーデに対して王太子は強化率32倍だったはず。その差が膂力や瞬発力の差、ひいては剣速の差になるのだ。普通に考えればアトーデの勝ち目は薄い。
「お待ちください!」
ここで二人の間に割って入る勇者が現れた。完全に想定外だ。
◆
割り込んできたのは縦にも横にも大きい、ついでに声も大きい灰色の髪をオールバックにした黒目の男。臙脂色の礼服は入団予定の魔法騎士団のもので、胸の白い花飾りが卒業生であることを示している。
「誰だ貴様は」
「某は前生徒会長のユーザンです。先ほどの卒業式では一代騎士に叙されオーシャンフィールドの家名を賜りました。殿下には生徒会の引継ぎの際も自己紹介しております」
俺たちの代の生徒会長兼料理部部長だったユーザンは「勇者」と渾名されている。「勇者召喚」のような場合に使う、召喚に応じやってくる強力な存在に対する美称ではない。腕っ節はむしろ弱い。彼の場合は「勇気あるもの」という本来的な意味の勇者だ。必要があると思ったら躊躇わずに行動するのが彼だ。陳情のため王宮に突撃したこともあるし、食材を求めて魔物の跋扈する黒の森に突入したこともある。まあ大概の場合勇気はゲテモノ喰いに発揮されていたのだが。
「そうだったか。で、何の用だ。オレは今忙しい」
「この場での流血沙汰を止めて頂きたく」
「無理だな。オレはこの女を処刑せねばならん」
「そこをどうか! 貴族の罪を裁くのは大審院、沙汰は国王陛下御自らが下すものの筈、アトーデ様の罪を問うならそこに於いてです。
この場は卒業生の晴れの門出を祝うと同時に朋友や在校生と別れを惜しむ会、特に我等今年度の卒業生は皆魔法騎士団入りし前線に赴く身なれば、今日が今生の別れとなる者も居りましょう。我等に名残を惜しむ時間を与えては下されませんでしょうか」
ユーザンが正論で王太子を説得しに掛かる。しかし計画のためには王太子がアトーデに斬りかかってもらう必要があるのだ。ここで王太子が承諾すると計画が頓挫する!
「それは出来ん! オレは一刻も早くコリスを開放しなければならないのだ! そもそも平民出の分際でオレに意見とは。貴様らが一代騎士になれたのは『戦うは貴族』という旧弊のお陰に過ぎん。仮初の貴族の分際で出すぎたまねをするなッ!」
「ユーザン先輩、危険です。下がってくださいまし」
アトーデもユーザンを帰そうとするが、ユーザンは引かなかった。人間的にはとても尊敬できる行いなのだが今はまずい。
「……殿下は勿論高級食材『金のクラーケン』を召し上がったことがありますね」
「誰に物を言っている。当然あるに決まっている。アレはなかなか良いものだ」
「では『赤クラーケン』は」
「一応あるぞ。さほど旨い物ではなかったが」
「実は面白い事に『金のクラーケン』も『赤クラーケン』もクラーケンの同じ部位なのです。同じ部位なのに味は天と地ほどに違う。何故そんなに差が出るのか、理由はその取り方にあります」
ユーザンが得意技「食の薀蓄で全てをうやむやにする」で王太子を丸め込もうとしている!
「ご存知の通りクラーケンは巨大な海の魔物。普段は海中に潜み通りかかる魚や魔物、時には船をもその十本の触手で絡め取って餌にしているのですが、偶に海面に出て日光浴をすることがあります。そこに銛を投げつけるとクラーケンは反射的に触手で銛を捕まえます。その触手をすかさず魔法で切断し、回収したものが『金のクラーケン』です。日光浴中のクラーケンは金色なので回収した触手も金色なのです。
一方攻撃された本体側は興奮して真っ赤な攻撃色に染まります。この状態のクラーケンから取れるのが『赤クラーケン』です。『赤クラーケン』はクラーケンを狩ってから回収すればよいので比較的簡単に取れるのですが、ここで注意しなければならないのはクラーケンを熱や雷で攻撃しないことです。熱や雷で攻撃してしまうと身に酷いえぐみが出てしまい、悪食のグリーディーボアすら跨いで通る『黒クラーケン』、通称『ボア跨ぎ』になってしまいます。私も一度試食したことがあるのですが、わずかな量でも口中が痺れるほどで、その日はもう何を食べても味がしませんでした。
海中から攻撃してくるクラーケンは初めから攻撃色に染まった『赤クラーケン』です。『金のクラーケン』を取るには海面で日光浴している固体を探す必要があります。
また、触手を切断するためには魔法使いが必要です。そのためクラーケン漁船には大抵貴族が乗り込んでいて、平民の漁師と力を合わせてクラーケンを獲るのです」
クラーケン情報をまくし立てられて、王太子はちょっと面食らっている。危険な兆候だ。ユーザンには悪いがどうにかして邪魔できないか。
「某は今回のパーティーでは卒業生ながら料理班の班長をしておりまして、最高の食材を得るためにメンバーのシロー、クリータ、トミー・フ・クブチョーと共にクラーケン漁に挑みました。船はエイ船長とハブ副船長のブラザー丸。チャーター代として朝から晩までこき使われた上にクラーケン以外の漁獲はすべて持っていかれたり、時化に翻弄されたりと色々大変でしたが、その甲斐あって五日目には何とか『金のクラーケン』に遭遇し、その触手を切り落とす事ができました。
触手を回収してもそれで終わりとはなりません。何をおいても『酒締め』と呼ばれる処理を行う必要があります。これを怠ると味が台無しになってしまいます。
銛についたロープを手繰り寄せ、銛に巻き付いた触手を船に引き上げたら、そのまま銛ごと強い酒の入った樽に放り込みます。酒に漬けずに銛から剥がそうとすると触手が暴れて大変危険な上味が落ちてしまうのでこの処理は不可欠です。そのためクラーケン漁船には必ず大きな酒樽が備え付けられています。ここに入っている酒の風味が強いと金のクラーケンに余計な味が付いてしまうため、最も雑味の少ない火酒を使い、さらに余計な味が付かないよう白樺の炭を沈めておくのが普通です。
酒が回った触手は半日ほどでひとりでに銛から外れるのでそれを回収し、全体を塩でもみ洗いし、丁寧に皮を剥いだ後別の火酒の酒樽に入れ、さらに丸一日漬けておきます。
これが『酒締め』です。
この工程を経ることで『金のクラーケン』は極上の味わいになり、ここまで加工してようやく火を通しても問題ない状態になるのだそうです。
必要な処理を適切なタイミングで行う。当たり前のことですが大切です。これをしくじると折角の『金のクラーケン』がゴミになってしまいます」
大胆にも説教を混ぜ込んできた。ちょっとヒヤッとしたが、王太子が怒る様子は無い。自分に言われているんだと気付いていないのか。
「本日は『金のクラーケン』が丸一本用意できたので、多種多様なクラーケン料理を用意しました。勿論酒締めも完璧です。定番のカルパッチョを始め、香味野菜炒めトマトソースがけ、白ワイン蒸しから素揚げまで、どれもこれも味は折り紙つきですぞ。特に白ワイン蒸しは会心の出来です。クラーケンの極上のうまみを白ワインの香りとほのかな酸味、唐辛子のピリリとした辛さが絶妙に引き立てていて『金のクラーケン』の底力を存分に味わえます。歯ごたえも絶妙で、適度な弾力を残しつつもふわりと噛み切ることが出来、そして口の中に溢れ出すクラーケンの滋味! 一口食べれば宙を舞うような心持ち、二口食べれば巨大化し三口食べれば口からビームを出しながら『う・ま・い・ぞー!』と叫びたくなること請け合いですぞ。是非ご賞味いただきたい」
「お、おう……」
ユーザンの長広舌に圧倒されながらも白ワイン蒸しに気を惹かれている風情の王太子。もう剣は構えていない。あと一押しで断罪を放り出し料理のテーブルに行ってしまいそうだ。
「その他の料理も見逃せませんぞ。どれもこれも我等料理班の知恵と技術を結集した究極にして至高の逸品ばかりです。『かぼちゃのワイン煮サンシャイン仕立て』は素朴ながら奥深い味わいがあります。『マカロニ菠薐草のキンドー風サラダ』は鮮烈なスパイスが旬のマカロニ菠薐草と不思議なほど調和して何時までも食べ続けられそうなほどです。『おかゆライス』や『米粉パンのご飯サンド』は一見キワモノのように見えますが一度召し上がってみてください。新しい世界が開けますぞ。
残念なことに今年は麦が使えないという制約がありました。しかしそれ故にかえって…」
「待て。麦が何だと?」
王太子が唐突に怒気を発する。
「麦が如何した。もう一度言ってみろ!」
「いえ、今年は麦が使えないと…」
「貴様も麦が無いのはオレの所為だと抜かすかッ!」
「そ、そんなことは…」
いやお前の所為だろう。お前の「誕生日のパレード」の所為で国内の麦畑の三分の一が『Z』に飲み込まれたのだ。現在は国が備蓄の麦やら米やらを放出する一方流通も統制して何とか食糧難を避けている状態で、国王陛下が発令した大反攻作戦が失敗すれば酷い事になるだろう。実際、オ・マージュ国からの麦の輸入が減った国や、国内でもフーゼン地方からの移入に頼っていた鉱山都市等の中には食料買占め、売り渋りからの暴動になったりしている所もあるらしい。
麦が無いと言われてキレたのだから、王太子もきっと本当は自分の責任だと分かっているのだろう。まさか誹謗中傷の類だと思っている、なんてことは無いよね。
「王太子であるこのオレを中傷するとは、その罪万死に値する!」
「あなたのお相手は私でしてよ」
光剣を振りかぶりユーザンを斬ろうとする王太子。その前にアトーデが立ちはだかり、くっころさんがユーザンを逃がす。「ぐぬぬ……済まんアトーデ君」と言いながら引っ込むユーザンに罪悪感を覚えた。
とにかく結果的には時間が稼げた。計画はそのまま続行だ。というか計画を完遂しないとユーザンも危ない。後で何をされるか分からない。
読んでいただきありがとうございます。