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その後 中編

本日三連投。二話目です。

「ちょっと気になったんすけど、ローシュ先輩とコリス…様って血のつながった兄妹じゃなかったんすか?」

 フレンが珍しくまじめな顔で聞いてくる。

「言ってなかったっけ。俺が7歳ぐらいの時だったか、父親が再婚してな。コリスは義母の連れ子だ」

「それだけじゃありません!」

 立ち直ったコリスが変なテンションで力説する。

「私達は『真の義兄妹』なのです!」

「『真の義兄妹』? 何っすかそれ」

「聞きたいですか? 聞きたいでしょう。聞きたいですよね。では教えてあげましょう。私達は桃の花の下、盃に注いだ一杯のお茶を回し飲み『我等三人、生まれた日は違えども只同じ日に死せんと願う』と唱和して義兄妹の契りを結んだのです」

「おお、かっこいいっす! 乱世を憂えて立ち上がる英雄達の誓いみたいっす! そして果てしなく遠い坂道を登り始めたわけっすね! 自分のニンジャゴコロに会心の一撃っす!」

「フレン、解ってくれるのね! 嬉しい!!」


 コリスとフレンが妙に興奮している。二人のアホが共鳴して甲高い声を上げている。正直耳がキーーーンとする。


「それで、『我等三人』ってことはもう一人居るっすよね。弟さんか妹さんっすか? それとも大穴で地味子さん(ユーミせんぱい)? たしか幼馴染っすよね」

「実は私ですの」

 アトーデがにこやかに答える。

「なっ……公爵令嬢と平民が義兄妹とか流石に予想外っす。一体どんな天変地異が起こったんっすか?」

「それは……ローシュさんが無理やり……よよよ」

 泣きまねを始めるアトーデ。

「人聞きの悪いことを言うな! 詳しい事情は話せないがアトーデの事でヘツツァーエ公爵のところに乗り込んで直談判する必要があったんだ。その時にな」

「私は一人で行くと言ったのに、無理やり付いてきましたの」

「おおぅ、無茶するっすね。平民が直談判とか下手すりゃそのまま捕まって市中引き回しの上打ち首獄門っすよ」

獄門(さらしくび)はともかく、打ち首になるかもとは思った。アトーデもそれを気にして一人で行くと言い張ったんだが、一人で行かせるのはちょっと不味そうだったんだ」

「理由はやっぱり話せないっすか?」

「済まんな」

 ヘツツァーエ公爵(おっさん)はあのとき逃げ出したアトーデを見限り、見つけ次第病気を理由に幽閉しようとしていたのだ。とても軽々しく話せる内容ではない。

「ともかく俺たちはアトーデを説得する必要があった。そこでコリスが出した案が義兄妹だ。義兄妹の契りを結び、死ぬときは一緒だと誓えばそう簡単には殺されない。そう主張してな。俺もそれに乗っかってアトーデを説得したんだ」

「それで如何なったっすか?」

「後は簡単だ。義兄妹の契りを結んだその足で公爵の書斎に侵入。直談判して必要な言質を取って、そのまま晩飯をご馳走になって帰った」

「言うほど簡単じゃなかったはずだと思うっすけど、なんと言うか、おめでとうございます?」  

 フレンは微妙な表情だ。事情がわからないから反応しづらいのだろう。


「そのような訳で私もローシュさんの義妹なのですわ。 それでフレンさん、宜しければ貴女も仲間に入ります?」

 アトーデが話を妙な方向に持って行った。

「え? 自分っすか? まだ知り合って1年経ってないっすけど、いいんすか?」

「モチロンだよ! フレンはいつも私と兄さんの秘密のやり取りを仲介してくれたじゃない! 警備の厳しい(ノイエ)三四七宮(サンスーチー)にも何度も来てくれたし。あ、お茶のお代わり要る?」

「ありがとう頂きます……コリスは友達だし、先輩の頼みでもあるから当然っす」

「フレンさん、義妹になれば三つの特典がありますわ」

 本格的に勧誘に入るアトーデ。

「どんな特典っすか? 凄く興味あるっす」

「一つ目、困ったときローシュさんが全力で助けてくれますわ」

「おお、あの卒業パーティーの時みたいにっすね。それは憧れるっす」

「二つ目、妹の権利を振りかざせばローシュさんのプライベートに踏み込んでも文句は言われませんわ。具体的にはローシュさんのベッドの下を探して春本を見つけ出しても妹の権利で許されますの。逆にローシュさんは女の部屋に勝手に入るような破廉恥な方ではないので安心ですわ」

「なんと、そんな事が……ってアトーデ様が先輩のベッドの下を!?」

「いいえ、やるのはコリスですわ」

「コリス~、時々場所がずれていると思ったらお前の仕業か!」

「兄さんがおかしな道に入り込まないよう監視するのは妹の権利かつ義務なのです!」

「そ、そうなんっすか?」

「そんな訳あるか!」

「残念ながら今年は出来ませんでしたけど……でも兄さんの好みはバッチリ把握済みです」

「そ、そうっすか……参考までに聞きたいんすけど、ローシュ先輩の好みってどんな人っすか?」

「むふふー、知りたい? 知りたいでしょう? 知りたいよね。聞いて驚け! なんとこの場に…」

「やめろ!!」

 コリスの口を手で塞いで黙らせる。全く余計なことを。

「言うなよ! 誰にも言うなよ!!」

「ごめん兄さん、アトーデお姉様に教えちゃった。てへっ」

 とりあえずコリスの頭を叩いておく。そしてコリスの横にいるアトーデを見るといたずらっぽく笑っている。

「安心してくださいまし。軽々しく言いふらしたりはしませんわ。ふふっ」

 追及してもこれ以上の言質は得られないだろう。とりあえず睨むだけにしておく。


「話を戻して特典三つ目。なんと! ローシュさんに敬語で話しかけられずに済みますわ」

「おお! そのような特典が! 是非欲しいっす! 義妹にして欲しいっす! 義妹にして欲しいっす! お願いするっす!!」

 異常に興奮するフレン。何故そこに食いつく。

「勿論一方的に利益を得るばかりではありませんわ。ローシュさんが困っているときは助ける義務がありますわ」

「当然っす! 自分は小さいころから身体強化を大暴走させる癖があって、親でさえ怖がって手すら繋いでくれなかったっす。このまま誰とも手を繋げない人生だと諦めていたっすけどローシュ先輩が頑張ってくれて、お陰で暴走癖を克服できたっす! 夢のようだったっす! その時、将来必ず先輩の力になると誓ったっす! だから先輩を助けるのはむしろ望むところっす!!」

「ありがとう。貴女ならそう言ってくれると信じていたわ」

「いい覚悟だよフレン。兄さん、フレンを義兄妹に入れてもいいよね。よし決まり! 今日からフレンも義兄妹だよ!」

 返事は聞いていないらしい。まあフレンは元々妹のようなものだし義妹にすること自体は構わないのだが……

「感謝するっす! 自分は今猛烈に感動しているっす!!」

「……エリー様、自分の敬語はそんなに駄目なのでしょうか?」

 思わずくっころさんに質問する俺。

「そんなことは無い、大丈夫だ。フレン様は――もちろんアトーデお嬢様もだが――単に敬語抜きで対等に接して欲しいだけだと思うぞ」

 くっころさんが苦笑しつつ答えてくれる。


「早速フレンとも義兄妹の儀式を行いましょう。アトーデお姉様、桃の花は咲いていますか?」

 コリスがノリノリだ。

「コリス、桃の木はありますけれど今は初夏ですわよ。花が散るどころかもう実が生っていてもおかしくない時期ですわ」

「この際桃の実でもいいや。皆で桃の木の所に行きましょう!」

「コリス、少し落ち着きなさいな」

 今にも席を立ちそうなコリスをアトーデが押しとどめる。

「折角ですからエリーもユーミもローシュさんの義妹になりませんこと?」

「ええっ? アトーデお嬢様、お言葉ですが私達はローシュより年上なのですよ!?」

 くっころさんが尤もなことを言う。何だってアトーデは義妹を増やしたがるんだ?

「義兄が年下なんてよくあることです。一、二歳ぐらい大した事ありませんわ。それよりも大切なのは義兄妹になりたいかどうかですわ」

「私はなりたいです。お嬢様、是非このユーミを兄妹の末席にお加えください」

 なんと地味子さんが名乗りを上げた!

「あのー、ユーミ様はどちらかというと俺の姉貴分だと思うのですが……」

「ふーん、貴方は私が義妹なんて願い下げだと、そう言いたいのね」

 地味子さんが微笑みを貼り付けた顔でこちらを見る。かなり怖い。

「決してそういうわけではなく! どちらかといえば義姉かなあと、そう思うわけです。大体子どもの頃は俺に『ユーミ姉さん』と呼ばせていましたよね」

「いけませんわ。ローシュさんが兄で私達は妹。これは譲れませんわ」

 アトーデには何か強いこだわりがあるようだが……理不尽な姉貴分が理不尽な義妹に変わるだけか。問題無いといえば無いのか?

「お嬢様もこう仰っていますし、昔のことは昔のことです。今後は義妹として宜しくお願いします。いいではありませんか、姉兼妹でも。なんなら妻も兼任してあげますよ」

 笑顔でとんでもないことを言い出す地味子さん。一瞬思考が止まる。

 脳裏に浮かぶのは子どもの頃のユーミ姉さん。その泣きそうになりながら怒った顔。

――何でそんな無茶したの! そんなことされてもアタシは全っ然嬉しくないんだからね! 逆にメーワク!

――アタシのせいで何かあったら……アンタなんかどうでもいいけどコリスちゃんが泣くでしょバカ! きっとアンタの親だって! ほんっっとバカ!!

――いい? 貴族は平民とは結婚しないの。アンタとアタシは住む世界が違うの。だから勘違いしないでよね!!

 初恋に破れた日のほろ苦い思い出だ。闇の森で摘んできたドゥンケルハイトの花を渡して告白したのだが、ボロクソに言われたのだ。

 大丈夫、もう間違えない。

 地味子さんは世襲貴族。この国で世襲貴族といえば領主とその一族の事で、彼らは一代騎士や平民とは結婚しない。例外は高い魔力を持つもののみ。俺は該当しない、よって妻云々は本気ではない。Q.E.D.

「ユーミ様、際どい冗談は止めてください。心臓に悪いです」

「特典の三つ目、なんだったかしら」

「敬語抜き……ユーミ、際どい冗談は止めてくれ。心臓が止まるかと思った」

「はい、良く出来ました、ローシュお・に・い・ちゃん」

 嬉しそうにへにゃりと笑う地味子さん。からかわれていると判っているのにドキッとする。地味子モードの時は時々こういうからかいかたをして来るから対応に困る。

「フレン見た? これぞ正にギャルゲー主人公」

「これが鈍感力53万の実力っすか。恐ろしいっす」

「君達、人を挟んで何悪口言ってるの!?」

 そもそも鈍感力53万って何? 


「エリーも仲間に入りましょう」

 地味子さんも勧誘側に回る。

「いえ、あの、私は……」

 目を泳がせるくっころさん。

「おお、エリー先輩が仲間になりたそうにこっちを見てるっす」

 困惑しているだけだと思うぞ。

「エリー、ローシュさんはコリスと私を助けるための対価として『クリクソン』の家名を受け継ぎましたわ。クリクソン家の先代――といっても三百年前の人ですが――リョモー様は知らぬ者の無い正に伝説上の人物。どんなに敗色濃厚な戦いでも彼が来援すれば負けることは無かったと伝えられていますわ。リョモー様を題材にした物語などもシヴァ先生の名作『リョモーがゆく』を始め枚挙に暇がありません。尊敬する人物を十人に聞くと最低一人は彼の名を挙げる、その位人気がある人物ですわ。その家名を継いだローシュさんはこれから常にリョモー様と比べられ、家名に見合う働きを求められる事になるでしょう」

 如何考えてもそんな対価を設定したヘツツァーエ公爵(おっさん)はおかしいと思う。受け入れた俺も俺だが。

「それはきっと辛く長い道程でしょう。私はその手助けをしたいのですわ。無理にとは言いませんが、私と共にローシュさんを支えてはくれませんか?」

「アトーデお嬢様……」

 しばし見詰め合うくっころさんとアトーデ。

「そこまで仰るのなら否やはありません。私も義兄妹の契りを結びとう存じます」

「ありがとうエリー。きっと分かって下さると信じていましたわ。一緒に頑張りましょうね」

「そういう訳だからこれからよろしく頼む、ローシュ、お、お、おに……お兄様っ!……くっ、いっそ殺せっ」

 くっころさんの耳が真っ赤だ。気持ちは分かる。俺だってコリスを「お姉様」と呼ぶ羽目になったら羞恥で悶絶するだろう。

「エリー様、そんなに嫌なら無理に呼び方を変えなくてもいいんですよ」

「い、いや、嫌ではないんだ。何か妙な背徳感があるというか……慣れれば大丈夫だ。それより私も特典三つ目で頼む」

「分かった、これから宜しく、エリー」

「こちらこそ、おにいしゃま……っ!」

 噛んだのが恥ずかしいだろう。真っ赤になって悶え始めるくっころさん。


「エリーさんが復活するまで少し掛かりそうだね。先に盃とかを準備してくる!」

 コリスがメイドさんを一人連れてタタタッと何処かへと走り去る。

「ドレスで走るものではありませんわ……まるで聞こえていませんわね」

 頭は完全に義兄妹結盟に向いているようだ。お茶会の練習だったはずなのだが何をしているのやら。

「しかし三人から六人か。今日一日で一気に倍になったな」

「実はこの間コリスと相談して、沢山増やそうと決めましたの。コリスは『目指せ百八人!』と言っていましたわ」

「その半端な数は兎も角、何故急に増やそうと思ったんだ?」

「勿論ローシュさんを助けるためですわ」

「俺を?」

「そうですわ。『クリクソン』を継承したローシュさんにはこれから様々な無理難題が押し付けられるでしょう。しかしローシュさんは、こう言っては何ですが魔道具作りと打たれ強さだけが取り柄。魔道具抜きの戦闘力ははっきり言って新人騎士団員としても下位ですわ。本科の新二年の中にもローシュさんより強い人は何人も居ますわ」

 単なる事実だが面と向かって言われると心に刺さるな。

「アトーデ様、そんなにはっきり言わなくてもいいじゃないっすか! そりゃあ戦闘では確かにザコっすけど、先輩のいいところは別にあるっす!」

 フレンが庇ってくれる……庇ってくれてるんだよね? それ自体は嬉しいのだが、ちょっと惨めな気持ちにもなる。こいつはアホだが「強い人」の筆頭。戦闘面では馬鹿魔力のコリスと共に学年の双璧で、俺なんか入学早々あっという間に追い抜かれてしまったのだ。いかん、目から汗が出そうだ。

「ローシュさんのいいところは戦闘力ではないというのは勿論その通りですわ。私が言いたいのは、騎士団員にとって戦闘力は重要だという事。魔道具だけでは補いきれない時が必ず来ますわ。しかもローシュさんは身分も最低の一代騎士。『クリクソン』だからと無茶な任務を与えられ、どうにもならず窮地に陥る様が目に浮かぶようですわ」

「それはあるかも知れないっす……」

「そこで義妹ですわ! もし私達義妹の内誰か一人でも助けに行ければ、事態は好転するかもしれないのですわ。いえ、必ずや好転しますわ!」

「おおっ、なるほど!」

 フレンは何故か納得しているけどそんなに簡単じゃないと思うんだがな。

「ですからローシュさん」

 ここでアトーデは俺に真剣な眼差しを向けた。

「何かあったら必ず私達に連絡してくださいませ。いいですわね、か・な・ら・ず! ですわよ」


「ユーミ先輩、なんでアトーデ様はあんなに念押ししてるっすか?」

「以前、コリスお嬢様が近衛騎士団に連れ去られたことがあったのですが、その時ローシュは私達の誰にも告げずに解決しようとしたのです。ニヴァン殿下が係わっていた場合ヘツツァーエ家を巻き込むとどんな影響が出るか分からなかった為、だそうですが……」

「ただいまー! 準備を頼んできたよ! 直ぐできるって! って、真剣な顔して何話してたの?」

 お盆のような盃を胸に抱えてコリスが一人で駆け戻ってきた。早いな。

「ローシュ先輩がピンチの時は自分ら義妹で助けようって話っす」

「なーる……むむっ、フレン、アトーデお姉様、ユーミさん、エリーさん、私のドレスの色が赤、青、黄、緑、桃。これはもう『義妹戦隊 シスレンジャー』を結成するしかないね!」

「ええーっ、皆女子なんすからもっと可愛いのがいいっす」

「それはともかく!」

 アトーデが強引に話を元に戻す。

「義兄妹なのですから、いくらでも迷惑をかけていいのです。私も沢山迷惑をかけますから、貴方も気にせず迷惑をかけてください……以前ローシュさん自身が仰っていたことですわ。きちんと実践してくださらないと怒りますわよ」

「分かった! 分かったから落ち着け! 顔が近い!」

 アトーデが身を乗り出してきていて、青と金のオッドアイが俺を覗き込む。間近に見るアトーデの整った顔にどうしようもなく心拍数が上がってしまう。

「本当に? 約束してくださいます?」

「する! するから退いて!」

「……いいでしょう。信じて差し上げますわ」

 しばらくこちらを見つめた後、ようやくアトーデは離れてくれた。しぬかと思った。

 ようやく一息つく。するといい匂いが鼻孔をくすぐった。アトーデの残り香だ。時間差攻撃だ、油断した!

「うわーローシュ先輩顔が真っ赤っす」

「ラブコメ空間に引きずり込まれた……この空間内では兄さんは三倍色ボケになるの」

「誰が色ボケだ誰が!」

 十六歳男子としては正常な反応だ!


読んでいただきありがとうございます。

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