決闘終了
書き方少し変えることに
リュウトがそう呟き周りを見渡すと見える限り全員の口が塞がらない状態だった、が程なくして
「「「「「はぁぁぁぁ!!??」」」」
と言うギャラリー達の声が聞こえてきた
普通の魔法なら大きいファイアーボールが勝つ筈なのに小さく青いファイアーボールとぶつかり相殺されたのだから無理もないことであるそれは相手の豚野郎も一緒だったようで
「な、なんでHPの大半を込めたファイアーボールがあんなファイアーボールに消されるんだよ!」
とご乱心だった
だがリュウトは答える義務もないので刀を構え身体強化をかけて飛び出した。こちらに合わせるように豚野郎も刀を抜く この豚野郎アイテムポーチを持っていたため今までしまっていたようだ
豚野郎は剣の腕は剣術Lv1がある程であったがリュウトの持つLv2に勝てるわけなく剣を上に弾き飛ばし刀を逆手で小刀を振るうように持ち喉元に当たるか当たらないかの所に構えた
「勝者、リュウト」
シスターが判定を下しリュウトは刀を鞘に収めたそれと同時に豚野郎は足から力が抜けたようでへなへなと地面に座り込んだ
リュウトもここに長居する必要性を感じなかったため早足でその場を後にした
ーーーーーーーーーーーーーーーー
神殿に帰って来るとサチとユリが話しあっていたがリュウトが近くに行くとこちらに気が付いたようだ
「もう、リュウト君どこ行ってたの?」
「何処にも居ないから少し心配してた」
サチとユリがそんなことを言ってくるのが少し嬉しく思いながらさっきの決闘を2人に教えた。すると2人は目を見開いて驚いていた、そんなこんなで話していると夕方になってしまっていた
「リュウト君私達も帰らないと」
「そうだな、今日は解散とするか」
「そういえばステータス見せ合うとか言ってたけどしてない」
「「あ」」
と言うやり取りが最後にあったがステータスの見せ合いはまた今度ということでその日は帰路に着いた
「ただいま」
家に帰ると誰も居ないのか返事がなかった。居ないなら仕方ないと自分の部屋へと行くために少し早足になっていた。決闘で少し疲れたため早く寝たかったのだそして自室の前に着き部屋に入るためドアを開けるとベットの上にリュウトをこちらの世界に転生させた女神様がご丁寧にドヤ顔で出迎えていた