自由の剣術
超お久しぶりです
この学園で学ぶことの半分は礼儀や文字や計算、その他は図書室で勉強するのである。
そしてもう半分だが、これは模擬戦やいろいろな地方に伝わる剣術などを学べるのである。その中で自分に合うのを探すのだが、リュウトはここでも規格外を発揮させた元々型という型が無かった剣術だったため教えた剣術をどんどん吸収していった。それは乾いた砂に水を垂らしたごとく。
「つ、次の型は遠く東にあるとある国の抜刀術というものがある。それは刀というこちらでは珍しい武器で使う技だそうだ」
「あ、なら俺がやります」
剣術を教えていた先生が刀を持っていないのを確認していたリュウトはいち早く手を挙げた。先生はリュウトをみて驚いたが、腰に下げている物を見て、わかった。とだけ答えた。
リュウトがやるのは居合切りである。的という的はないが、まぁ、練習の時のようにすればいいかと軽いノリである。
一閃。その剣筋が見えたものはその場には居らず、カチャと刀が鞘に納まる音がやたら大きく聞こえたのは気のせいではないだろう。
この日リュウトは新たに5つの剣術を覚え、クラスの者に己の剣の才能を見せつけたのであった。
それに至っては無自覚である
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