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その頃魔法科では

久々の投稿

リュウトがレーナとの顔合わせのほんの少し前


魔法科の教室で一人机にダラ〜ンとしている少女が一人、その少女は俯いていると思いきやたまに顔を横に向け一瞬遠い目をした


「はぁ〜、やっとリュウト君と学園に行けると思ったのになぁ。はぁ」


その少女ーサチはユリと騎士科に行ったリュウトのことを考えていた。彼女はリュウトと学園に行くのを楽しみにしていたので一週間で騎士科・魔法科を交代するため少なくなるのでそこを落ち込んでいたのである


「もう、本当にリュウト君のバーカ」


そう呟いたサチの顔は恋するの乙女の顔だった。ちなみにリュウトはサチの気持ちにまだ気がついていない、別にリュウトが鈍感な訳ではなくサチの隠すのが上手なだけである。だが本人がいない場合このように素の姿が出てしまうのである。


それを少し離れたところで見ていたクラスの男子が少しざわめき出すサチは普通に言っても可愛い方であるそんな彼女をこのような顔にさせるとはとこの場にいない者に嫉妬を向けるのであった


そんな事になっているとは知らないサチは未だにダラーンとしていたがドアがガラガラと音を立てて空いたのでそちらの方を反射的に向いた。


「お、おはようござまーす!み、みなさん席についてくださーい!」


そう言いながら入ってきたのは教師らしき女性だった。なぜ教師らしきかと言うとその身長と顔立ちのせいである。

だいたい160センチあるかないかぐらいで童顔なので教師に思わせないのである

サチがそんな事を考えていると教師の女性が前に立ち自己紹介を始めた


「この度、このSクラスの担任になったシャル=マグナスです。皆さんよろしくお願いしましゃ!」


最後の最後に盛大に噛んでしまい顔を真っ赤に染め上げ「あ、今のは、その」とか言って誤魔化そうとするシャルを見てサチは思わず笑ってしまった。

そのあと何とか場を落ち着かせシャルは自己紹介を生徒にさせ始めた順調に回って行きサチの順番も終わっり等々最後の生徒の自己紹介なのだが何故か反応がない

シャルは予定表を見ていたためここで顔を上げ最後の席が空いている事にここで気がついた


「最後の席の人のこと知ってる人っていますか?」

「先生、そこはリュウト君の席です」

「何故居ないか知ってますか?」


それを聞くと若干答えずらそうにしたが呟くように「騎士科にいる」と呟いた

幸いにもシャルには聞こえなおかつ深く考えなかったのでそれ以上聞かなかった



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