王都に行く途中の盗賊はテンプレか否か
テンプレなのかな?
リュウトは現在馬車の中にいた。ステータスの表示されて1週間後にある試験を学園で受けに行くため王都に向かっていた。この馬車に乗っているのはリュウトだけではなくサチやユリなど王都に行くための人が乗っている馬車であった馬車と言っても引いているのはそーゆーのに特化したモンスターであるが
「リュウト君騎士科と魔法科両方受けるって本当なの?」
「あぁ、両方行きたいって言ったら父さんが王都の学校まで行って許可貰ってきたんだよ。」
リュウト自身父親があそこまでしてくれるとは思ってなかったのである。最悪自分でなんとかしようと思っていたがこれまた思ってたよりも軽く許可が下りたが他の人より少し厳しく見ると言われていたそうだ、もちろんリュウトにとってはそこまで関係なかったのだが
「それにしてもリュウトといつの間にか一緒にいたあの女の人はだれ?」
ユリが若干ルナの方に目を配りながらリュウトに聞いてきた。現在ルナは外の景色を楽しんでおりこちらには気にしてない様子だった。
「まぁ、友人のような人だな」
そうリュウトが軽く返すとユリは若干疑わしげに「ふーん」と言っていたがまぁ女神だとバレてないだろうとリュウトは放置することにした
王都まであと半分といった所で何やら外が騒がしく思えたリュウトはどうしたのかなと思い操縦者に聞いてみたところ何やら森の方に人影が多数見え盗賊が出るのではと危惧しているようであった。リュウトが事情を聞き終えサチたちに伝えようとした時に馬車が止まったのをリュウトは感じ視線を前に向けると10人程の男が前方を塞ぐように立ちはだかっていた。
見るからにThe・盗賊と言うような奴らでニタニタと君の悪い笑みを浮かべていた
「おい、食料と女どもを寄越しな拒否したら殺すからな。ヒヒヒ」
それを言った時点で彼らの運命は決まってしまったリュウトは操縦者に「ここは任せてください」と言うと親から譲り受けたマジックリングから刀を出し抜刀した
「へへ、ガキがヒーローごっこってぐへぇ!?」
最初にニヤニヤとしながら喋っていた男に部分身体強化で足を強化し高速で接近し峰打ちを放ち男を気絶させたリュウトは残りの盗賊に殺気を乗せた睨みを効かせた。
盗賊たちは相手が12歳の少年だからか逆に舐められたことにキレ突っ込んできた。
リュウトは冷静に遠くの盗賊を属性魔法雷Lv1の雷流を発動させた魔力操作により精密な動きを見せた雷流は後方の5人の盗賊に見事あたり状態異常痺れを起こさせ動けなくさせた。
残りの盗賊は先ほど同様刀を峰に構え今度は身体強化を全身に纏わせ
「シッ!」
お腹、喉、でこなど様々な場所に当て意識を刈り取っていった。
程なくして10人程のいた盗賊は全員お縄に着いたのだった。リュウトは一仕事終わり額に浮かんだ汗を拭うと馬車の方からサチとユリが走ってこちらに向かっきていた、リュウトは2人の名前を呼ぼうとした時に気が付いてしまった。2人の顔が怒っていると。原因はすぐに分かった盗賊のと討伐だろう。そうこう考えているうちに2人が来て止まらずに抱きついてきた、踏み止まろうとしたが勢いが強すぎて倒れこんでしまった
「もう!なんであんな無茶するの!心配したんだから!」
「本当です、もし何かあったらどうするつもりだったんですか?」
リュウトはバツの悪そうな顔を浮かべ「悪い」と一言謝った、すると2人は笑顔になりリュウトの手を引かれながら馬車に戻った
馬車に戻ってから
ルナ「外でなに話してたの?(ニヤニヤ)」
リュウト「お前・・・ほんといい性格してるよな」
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