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鉛筆の恨みは根深いもの
鉛筆を貸せばボロボロ
服を渡せばビリビリ
わたしの幼馴染みの悪癖のせいでわたしの人生は詰んだ
解せぬ
今日もまた噛みグセの激しい幼馴染みに悩まされる
ほんと解せぬ
とりあえず、腕噛むのだけは止めて
わたしとアイツが恋人?
冗談キツイね!まったく。
今日も今日とて、下駄箱に溢れんばかりの不幸の手紙
「翔子ちゃん翔子ちゃん。」
「話しかけないで、近寄らないで、」
「ひどっ」
ケラケラと笑うこの男
青葉 天
見た目だけはいいのが、尚たちが悪い。
癖のある茶髪にぱっちり二重のイケメン
だがしかし、わたしの好みは隣のクラスの渡辺くんのようながっしりした体型であるわけで、悪癖も合間って、わたしこと 戸草 翔子はコイツが嫌いである




