1/4
深夜3時のブラックコーヒー
同じ町、違う街。朝だったり、夜だったり。
今日も一杯の珈琲に、誰かの想いが詰まってる。
開け放した窓から香る金木犀
吹き込む秋風に揺れるカーテン
深夜3時のブラックコーヒー
“君は大人”
いつかの言葉
気付いてないの?
偽りのアタシ
寂しいなんて思ってない
─ただコーヒーが飲みたかっただけ
強がってなんかない
─ただ眠りたくなかっただけ
静かな夜に消える言い訳
“君は大人”
いつかの言葉
気付いてほしいの
本当のアタシ
─ホントに好きなのは
─蜂蜜とミルクたっぷりの甘いやつ
深夜3時のブラックコーヒー
今日寝不足のまま会う私を
ねぇ、心配してくれる?