5話•2歳、それは魔力の歳
拝啓、天国の日本人お父さん
2歳の誕生日、俺はオカルトチックな薄暗い部屋に連れられています。
「ナオ、この部屋は我が家に代々伝わる魔力鑑定室だ。この部屋で行う魔力鑑定は魔力量を通常の五段階の色で表されるものと違い数値として出るんだ」
「おとうさんのすうちは?」
「うん?お父さんは4730で銀級、リアスとシルは二人とも金級で5210と5350だな」
「シルにいさんすごい!ぼくまりょくすくなかったらどうしよう」
「ははは。大丈夫、魔力が少なくてもナオは私の子だ。それにナオは賢いからな魔力がなくても活躍できるさ」
笑顔で不安を吹き飛ばしてくれる父。
なんというかここまで来るとこしょばゆいな。
「さぁ、水晶玉に手を当てて」
言われるがままに手を置くと水晶は白く輝いた。
輝きがおさまると水晶の中に
4250
と数字が出ていた
「おぉ銀級じゃないか」
「おとうさんたちよりひくい...」
「ふふふ、何を言ってるんだい。銀級は10万人に一人の逸材なんだよ。ちなみにリアスとシルは金級で1000万人に一人だ」
「え!?」
へ?じゃあシル兄さんってなんなの!ていうかお母さんも!あの二人魔法がすごいとは聞いてたけどそんなレベルなの!?容姿端麗、頭脳明晰さらに魔法までとか!あの二人の方が転生者じゃん!
「リアスとシルは特別だからね。でもね、ナオ。君も特別なんだ。リアスとってもシルにとってももちろん、私にとっても。それにナオはさっきも言ったように賢い。シルでも2歳でこんなに流暢に話してなかったしね」
「おとうさん…うん!ぼくがんばる!」
そうだ、俺は頑張らないといけないんだ。この世界での科学の発展も勿論だけど俺を愛して、支えてくれてる大事な家族に報いるために!
「さぁ、2歳になったナオにもシルと同じように先生をつかないとね」
「せんせい?」
「うん、魔法や算術、文字を教えてくれる先生だよ。貴族、特に上位の貴族は学園に入るための受験を受けるから早いうちに勉強を教えておくんだ」
「がくえん?」
「王立学園だよ。私とリアスの母校でもあるアルムス王国王立学園。ナオのおじいちゃんが学園長をやってる学校でもあるね。どんな道に進むにしろ学園で学べることは多い。行っといて損はないさ」
ふむふむ、これはあれかな!ついに俺に秘められし魔法の才能が周りを圧倒する展開かな!いやー先生がつくってことは今まで読めなかった本の内容だって分かるってことだし!長かったなぁ2年!ついに魔法だよ!異世界のロマンだよ!
「ナ、ナオ?変なこと考えてないかい?」
「ううん、そんなことないよ」
そう言って俺は父に満面の笑みを見せた。
読んでくださってありがとうございます!
誤字脱字などがありましたら教えていただけると嬉しいです!(コメントや反応もお待ちしてます!)
完結まで続けますが不定期更新になるので書けたら上げていくので気長に待っていただけたら幸いです。
1歳で実験したものをもう少し書くか迷ったのですが全体的に地味になるので本編には入れず外伝等であとから追加するかもしません!
魔力量についてですが、金>銀>赤>青>緑となっています。この世界では一部の例外を除いて基本的にどのような生物でも少なからず魔力を持っています。また、外的にな影響がない限りは魔力量が変わることはありません。




