1話・父さんへ
雲の上、飛行機の窓から見える雲海の上に僕は立っていた。
「君、異世界行ってみない?」
普通の大学生として過ごして早2年。父さん、僕はさわやかイケメンに変な誘いを受けています。
「えっと、異世界っていうのは?てか誰?」
「私は神ってやつさ。異世界っていうのは地球じゃない別の星、というか地球とは全く別の宇宙にある星に行ってもらいたいのさ。」
なんというかチャラいなこの自称神様、金髪なのと喋り方が鼻につくというか。
なんか踊ってるし。
「チャラいなんてひどいなぁ。私は一応君と同郷の日本人なんだけど」
「神様が心を読むっていうのはテンプレですけど実際にやられると気持ち悪いですね」
「分かった、分かった。心を読むのはやめるからそんな可哀想な物を見る目をやめて話を聞いてくれないかな?」
「わかった」
「え?敬語消えてない?これでも一応3000年は生きてるんだけど。まぁいいや、君に行ってもらいたい異世界というのは魔法がある貴族社会なんだ」
「なんで俺?」
「いやー実は、その異世界って僕が初めて作った世界なんだけど本来は地球みたいな科学文明に魔法が混じったものっていうコンセプトで作れって上の神に言われてたんだけどさ、残念なことに魔法ばかり進歩してしまったんだよ。そ、こ、で!科学知識があり、私と同郷で、かつ家族がおらずいなくなって悲しむ人が最小限な君の番!というわけさ」
「何?喧嘩売ってんの?」
なんだこの神、失礼すぎないか?
でもまぁ家族はもういないし地球に未練があるわけではないよな。
それに異世界に行ってチートモテモテ生活!とか夢あるな!
「よし、いいぞ!その提案受けってやる!」
天国のお父さん、お母さん、僕はもうしばらく会うまでに時間がかかりそうです。
読んでくださってありがとうございます!
誤字脱字などがありましたら教えていただけると嬉しいです!(コメントや反応もお待ちしてます!)
完結まで続けますが不定期更新になるので書けたら上げていくので気長に待っていただけたら幸いです。




