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白の喰い込み  作者: ドヨ破竹


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4/7

美貌でスタイル抜群の莉桜


初夏の陽光は、容赦なくグラウンドの砂を焼き、大気をねっとりとした熱気で満たしていた。体育の授業。女子の五十メートル走。この学園では、前時代的な「濃紺のブルマ」が今なお指定体操着として採用されている。


グラウンドの隅で待機する女子生徒全員が、脚の付け根を際どく切り詰めた紺色の布地を身に纏っていた。だが、莉桜がその列に並ぶと、同じ「学園指定」のはずのブルマが、まるで別の卑猥な衣装であるかのような錯覚を周囲に抱かせる。


「……おい、久遠。見ろよ。あれはもう、犯罪的だろ」


バックネット裏、男子たちの最前列で、山城が脂ぎった鼻息を荒くしながら僕の肩を掴んだ。今日は厳しい指導が入っており、山城もカメラを隠し持ってはいない。だからこそ、その視線はフィルターを介さず、剥き出しの欲望となって莉桜の腰回りに突き刺さっていた。


「指定のブルマじゃ、あの質量は抑えきれてねえんだ。一歩踏み出すたびに、肉が布を押し返して、重そうに『ぷるん』と震えてやがる……。あの食い込み、その境界をなぞりてぇ」


山城の言葉は下卑ていたが、それはグラウンドに漂う空気そのものだった。

そして、その「欲望」の視線を送っているのは男子生徒だけではない。


「高嶺! 位置につけ!」


号令をかける体育教師の視線もまた、教育者のそれとは程遠かった。彼はストップウォッチを握りしめながら、莉桜が歩くたびに波打つ超弩級の胸元と、ブルマの裾から溢れんばかりに盛り上がった太ももの境界線を、ねめ回すように凝視している。教師という特権を利用して、堂々と彼女の「肉」を視姦しているのだ。


莉桜がスタートラインへと歩み出る。

一歩進むたび、布地は彼女の豊潤な肉の動きに従って、無残に引き絞られた。紺色の生地が、彼女の誇る最大級の資本――**「お尻の質量」**によって、はち切れんばかりに張り詰められ、足ぐりのゴムが、瑞々しい太ももの付け根へと容赦なく「むにり」と食い込んでいる。


周囲の女子たちからは、砂塵よりも鋭い視線が莉桜を射抜いている。

「……わざと小さいの穿いてるんじゃない? 先生まで鼻の下伸ばしちゃって、ほんと見苦しい」

ひそひそと交わされる毒のある言葉。だがそれは、莉桜の放つ圧倒的な「女」としての完成度に対する、逃げ場のない敗北感の裏返しだった。



「位置について」


その号令が、莉桜にとっての公開処刑の合図となった。

バックネット裏に群がる男子たちの視線が、一斉にひとつの「点」へと集中する。山城は口を半開きにし、喉の奥で「ヒッ、ヒッ」と獣のような荒い呼吸を繰り返していた。


莉桜が地面に膝をつき、クラウチングスタートの姿勢をとる。

その瞬間、彼女の誇る最大級の資本――蠱惑的で弾力感のある大き目な「お尻」が、男子たちの、そして体育教師の眼前に、無防備なまでに差し出された。


「……おい、見ろよ。あの突き出し方……。誘ってるとしか思えねえだろ」


山城が震える声で囁く。

彼の脳内では、すでに卑猥な妄想が爆発していた。紺色のブルマ布地を強引に扱い、その白く瑞々しい肉の塊を、背後から無慈悲に支配する情景。莉桜の超弩級な質量が、衝撃のたびに「むにり」と形を変え、情けない悲鳴を上げる様を、彼はその濁った瞳に投影させていた。


「用意――」


莉桜がゆっくりと腰を浮かせた。

その姿勢。

ブルマの薄い生地は、二つの巨大な球体によって極限まで引き絞られ、紺色の布地が今にもはち切れんばかりに張り詰めている。

足ぐりのゴムが、食い込む。

柔らかな太ももの付け根を、逃がさないと言わんばかりに噛み締め、赤く跡を残している。

前屈みになったことで強調されたお尻の豊かな曲線の中央のラインが、布越しにクッキリと浮き上がり、男子たちの、そして体育教師の理性をその完璧な曲線に従わせる。


体育教師は、手元のストップウォッチを握りしめる指に力が入り、白くなっている。

彼の視線は、もはや記録を測る者のそれではない。


指導を装った、ねっとりとした監視。

莉桜の、その重厚な肉の門を、自身の「質量」で背後から分からせ、彼女の誇り高い顔を砂に伏せさせる……そんな凶暴な妄想が、彼の脳裏を支配していた。


(……莉桜。君の身体は、今、彼らの脳内で何度も何度も汚されている)


山城の瞳が、莉桜の股間に食い込むブルマのシワを執拗に追う。

「……あの中、今ごろ熱気や湿気を孕んで、バニラの匂いが充満してんだろうな……。バックから突っ込んだら、あの柔らかい肉が俺のすべてを飲み込んで……っ」


莉桜の頬は、自分自身の「肉」に向けられる、その卑猥な熱を肌で感じ取っているかのように、毒々しいまでに真っ赤に染まっていた。

彼女は、自分が、自分という個体ではなく、ただの「肉塊」として消費されている事実を、唇を噛み締めることで耐え忍んでいる。




「パンッ!」


乾いたピストルの音が熱気に淀んだ空気を切り裂いた瞬間、莉桜の身体は弾丸となって放たれた。


加速の衝撃が、彼女の持つ「超弩級」の質量を無慈悲に、そして暴力的に揺さぶり始める。

一歩。地面を蹴り上げるたびに、学園指定の薄い白Tシャツの下で、左右の巨大な果実が重力と慣性の法則を無視して狂ったように暴れ出した。


爆ぜる肉感と、透ける境界線

「……おい、見ろ! 透けてやがる……っ!」


山城が呻くような声を上げた。

初夏の強烈な陽光が、莉桜の背後からその肢体を射抜いている。激しい疾走で吹き出した汗が、綿1枚の体操着を内側からじっとりと濡らし、肌に張り付かせていた。

透け始めた白地の向こう側――。

そこには、彼女の暴力的な膨らみを必死に抑え込もうと、悲鳴を上げている淡い色のブラジャーの輪郭が、生々しく浮き彫りになっていた。


「ボインッ、ボインッ」という重厚な肉の震えが、Tシャツの生地を内側や外側へと激しく揺れる。

一歩ごとに、その超弩級の双丘は上下に、そして左右に弧を描くように躍動し、ブラジャーのストラップが肩の柔らかな肉に深く食い込んでいる様までもが、湿った生地越しに見て取れた。

背中側では、激しい運動によって浮き出たブラジャーのホックの痕が、彼女がどれほど強くその「資本」を拘束しているかを物語っている。だが、その拘束すらも、彼女の放つ爆発的な生命力の前では無力に等しかった。


壊される理性の「揺れ」

「ぐ、ふっ……あんなの、支えられるわけねえだろ……」


体育教師の視線は、もはやストップウォッチを捉えていない。

莉桜が走るたびに、Tシャツの襟元が重みで大きく引き下げられ、そこから溢れんばかりに跳ね上がる「白い谷間」が、陽光に晒されて眩いほどに発光している。

山城の脳内では、今まさに揺れ狂っているその肉塊を背後から両手で掴み、疾走の衝撃をそのまま腰へと伝える卑猥な妄想が、ドロドロとした熱を帯びて膨れ上がっていた。


「……っ……ぁ……っ……!」


莉桜の呼吸が、風を切る音に混じって、断続的な喘ぎのように僕の耳に届く。

走る衝撃が加わるたびに、彼女の胸は「むにり」と形を変え、ブラジャーのカップから零れ落ちんばかりに跳ね上がる。その一瞬一瞬が、男子たちの、そして僕の網膜に、二度と消えない情欲の烙印を焼き付けていく。


ゴール直前。

彼女の全速力の疾走に合わせて、胸元の揺れは絶頂に達した。

左右の肉塊が互いにぶつかり合い、Tシャツの生地を内側から引き千切らんばかりの勢いで波打つ。

汗で完全に透けた背中には、浮き上がった背骨のラインと、それを縁取るように食い込む下着の痕。

そして、ブルマのウエストへと流れ落ちる汗の雫。


砂塵に消えるバニラの熱気

ゴールテープを切り、莉桜が激しく肩を上下させながら速度を落とす。

止まろうとする慣性が、今度は彼女の胸を「たぷんっ」と重々しく、前方へと放り出すように揺らした。


「はぁっ、はぁっ、はぁ……っ!」


莉桜は膝に手をつき、真っ赤に上気した顔を伏せた。

Tシャツは汗で肌に吸い付き、彼女の超弩級のシルエットを、もはや隠すことすら諦めたかのように晒し出している。

首筋から胸元にかけて、透き通った肌に浮かび上がる細い血管と、激しく脈打つ鼓動。

バニラの香りに混じって、彼女自身の「剥き出しの体温」が、陽炎とともにグラウンドを支配した。


莉桜は、背後から自分を突き刺す山城の下卑た視線も、教師のねっとりとした凝視も、気にしたそぶりは見せなかった。



莉桜は、乱れた金髪を指先で整えながら、膝についた砂をゆっくりと払った。

汗で透けた体操着が、彼女の超弩級の質量をこれ以上ないほど生々しく形作っている。バニラの香りと、疾走直後の熱っぽい女の匂いが混ざり合い、僕の鼻腔を熱く支配した。

「……湊くん」

莉桜が僕の顔をじっと見つめる。その瞳は、先ほどまでグラウンドに渦巻いていた山城たちの卑猥な視線や、体育教師のねっとりとした欲望を拒絶するように、僕一人だけを映し出していた。

「私、決めたわ」

彼女は、食い込んだブルマの裾を直すこともせず、あどけなさと毒気が混じり合ったような笑みを浮かべる。

「写真部、入ろうかな。……君の専属モデルになってあげる」


「陸上部に入って、その脚の速さを活かしたら? 記録、すごかったじゃないか」


僕が思わず口にすると、莉桜は自嘲気味な笑みを浮かべて、首を横に振った。


「活かす……? 湊くん、今の私の姿を見て、本当にそんなことが言えるの?」


彼女はわざとらしく、自身の胸元を腕で強調するように抱え込んだ。

汗で透け、肌に張り付いた白Tシャツ。その下で、疾走の余韻を残して「ふるふる」と微かに震え続ける超弩級の質量。そして、男子たちの妄想を一身に浴びた、ブルマに包まれた肉厚なお尻。


「私がトラックを走れば、みんなが見るのはタイムじゃない。……この胸がどう揺れるか、ブルマがどこまで食い込むか。そんなことばかり。競技場に立っても、私はただの『性的な見世物』にしかなれないのよ」


莉桜の瞳に、深い孤独と嫌悪がよぎる。

だが、その視線が僕に戻った瞬間、そこには共犯者を求めるような、艶やかな熱が宿った。


「でも、写真部なら……君の部活なら、違うでしょう? 湊くん、君だけは、私の『速さ』も、この『身体』も……君のレンズの中に閉じ込めてくれる。そう信じていいんでしょう?」


彼女は僕のシャツの袖を、指先でキュッと引っ張った。


「陸上の記録なんて、明日になれば忘れられる。でも、君が撮る写真は……一生、君の手元に残る。……ねえ、写真部、入ってもいい? 補助女子委員の活動がない日は、キミの部室に通ってあげる」


莉桜は僕の耳元に顔を寄せ、周囲に聞こえないような、けれど抗いがたい甘い声で囁きを重ねる。


「……君一人だけの部活なら、私が何を脱いでも、どんなポーズをしても、誰にも文句は言われないものね…クスクス、なんてね」


立ち上るバニラの香りと、彼女の剥き出しの体温。

グラウンドの喧騒が遠のき、僕の頭の中は、放課後の静まり返った暗室で、この「至宝」をどう写し止めるかという、背徳的な想像で埋め尽くされていった


彼女の言葉は、熱を帯びた陽炎のように僕の脳を直接麻痺させた。


「……高嶺さん」


僕は喉の奥で彼女の名を呼んだ。

正直なところ、僕の心は激しく揺れ動いていた。彼女の「速さ」は、間違いなく本物だった。あのアスリートとしての輝きを、陸上のトラックという正当な舞台で開花させるべきではないのか。僕が彼女を写真部という、自分一人の閉ざされた箱庭に閉じ込めてしまうのは、彼女の才能に対する冒涜ではないのか。


(……でも)


僕は、背後で下卑た笑い声を上げている山城や、記録用紙を丸めるふりをして莉桜の腰回りを盗み見ている体育教師に目を向けた。

彼女が陸上の舞台に立てば、その「速さ」と同じくらい……いや、それ以上に、彼女の肉体が生み出す「揺れ」や「食い込み」が、無数の汚い視線に晒されることになる。


彼女は、それを「自分を汚されること」だと感じている。

そして今、その呪縛から逃れるための唯一の場所として、僕の暗室を選ぼうとしているのだ。


僕は、彼女の指先が僕のシャツを掴む微かな震えを感じた。

その震えは、僕に彼女を守る権利と、同時に彼女を独占する特権を与えていた。


「……分かった」


僕は、自分の中の正義感を、背徳的な独占欲で押しつぶした。


「陸上部のことは、もう言わない。……君がそれを望むなら、写真部で受け入れるよ。僕一人の部活だけど……いいんだね?」


「……えぇ。それがいいの」


莉桜の顔が、ぱっと明るくなった。

だが、その明るさはどこか湿り気を帯びていて、頬の赤みはさらに深く、耳元まで広がっていく。


「……部室、毎日掃除してあげるわね? 私、あそこで君のレンズにだけ……その、全部預けるつもりだから」


彼女は恥ずかしそうに視線を逸らし、今度は自分のお尻に食い込んだブルマの裾を、僕の前で躊躇いながらも「クイッ」と直した。その一瞬の仕草さえもが、僕たち二人の間だけで許された、特別な「儀式」のように感じられた。


「放課後、部室の鍵を開けて待ってる」


僕の返答に、莉桜は満足そうに一度だけ頷くと、バニラの香りの余韻を残して、女子たちの視線の矢が刺さる集合場所へと戻っていった。


写真部での数日間は、久遠にとって正に夢のような時間だった。


放課後の部室。西日に照らされた莉桜は、どこを切り取っても「最高級」という言葉がふさわしい輝きを放っていた。


「ねえ湊くん、今の角度、綺麗に撮れた?」


そう言って覗き込んでくる彼女の顔が近い。ふわりと漂うバニラのような甘い香りと、制服のブラウスを内側から猛烈に押し広げる、超弩級としか言いようのない豊かな胸の曲線。


シャッターを切るたびに、莉桜はモデルとしての自信を深めていき、二人の間には写真を通じた、純粋で濃密な信頼関係が築き上げられていた。コンクールに向けた目標設定も順調で、久遠はこのまま彼女の「一番近くにいる理解者」でいられると信じて疑わなかった。


しかし、その平穏な日常は、無慈悲に訪れた「補助女子委員」の活動日によって、どろりとした闇へと塗り替えられる。

最終話はノクターンノベルズに掲載します。苦手な方はご注意下さい。

https://novel18.syosetu.com/n2995lx/



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