黒い天使(ブラック・エンジェル) 第二期 第4話「伝言(でんごん)」
【前書き】
いつも『黒い天使』を読んでいただき、本当にありがとうございます。
物語は第二シーズンに入り、レオンたちの運命が大きく動き始めます。
今回のエピソードも、ぜひ最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。
【オープニング】
激しい戦闘の映像が次々と流れる。
レオンと巨人族がクリザーディアンと戦う。
そして――最後の瞬間、リーが現れる。
シーン1 ― リーの到着
戦場。空は煙に覆われている。爆発音が響く。
ナレーション:
前回、レオンと巨人たちは敗北寸前だった。
しかし、最も暗い瞬間――新たな力が現れた。
空が轟音とともに裂ける。光の閃光。
炎のクリザーディアン:
「リー…!? なぜここにいる!」
大地のクリザーディアン:
「面白い星だな…」
水のクリザーディアン:
「アリーナからあの少年を逃がしたのはお前か!」
赤いオーラがリーを包む。狼の瞳が燃える。
リー:
「ちょうどいい時に来た。」
――一瞬。
リーは炎のクリザーディアンを貫く。
続けて大地のクリザーディアンを斬り倒す。
残る水のクリザーディアンは震える。
水のクリザーディアン:
「や、やめろ…!」
リーがとどめを刺そうとした瞬間――
シーン2 ― レオンの介入
轟音。
レオンがリーの腕を掴む。
レオン(低い声・狼の声が重なる):
「やめろ、リー…そいつは違う。」
突風が爆発的に広がる。木々がしなり、地面が割れる。
リーは目を閉じ、力を抑える。
レオンは敵の胸倉を掴む。
レオン:
「この星はもう長くない。
だが、お前は生かす。」
「上の者に伝えろ。
“偉大なる我は戻った”とな。」
「クリザーディアンとアリーナの時代は終わる。」
レオンは敵を投げ飛ばす。
クリザーディアンは逃げ、カプセルで宇宙へ去る。
シーン3 ― ララの作戦
ララの宇宙船内。
巨大火山の噴火、海の沸騰、惑星崩壊の映像がホログラムに映る。
逃げる敵はそれを見て恐怖する。
ナレーション:
惑星の滅亡を信じ、敵は振り返らずに去った。
シーン4 ― 勝利の祝祭
巨人の村。
人々が抱き合い、歌い、喜ぶ。
リー:
「レオン…さっきの力は何だ。
俺の攻撃を止めたのに、あいつらに負けていたのか?」
レオン(笑う):
「あと一時間あれば、俺が勝ってたよ。」
リウ:
「来てくれて助かりました、リー。作戦が成功しました。」
リー:
「何があったか話せ。」
レオン:
「後で。まだやることがある。」
シーン5 ― 惑星の防衛
ララが住民に指示を出す。
レオン:
「衛星を設置し、航路を遮断しろ。
この星を近づけない惑星にする。」
――モンタージュ
・部族の会議
・衛星打ち上げ
・ホログラム防御起動
シーン6 ― レオンの演説
夜。焚き火。
皆がレオンを見る。
レオン:
「この宇宙では、希望は消えたように見える。」
「だが、なぜ創造主はまだ滅ぼさないのか?」
「正しいことのために戦う者が、まだいるからだ。」
「今日、私は王を許した。
そして無実の命を守った。」
「イエスは言った。
『わたしを呼ぶ者を、わたしは尊ぶ』」
「今日から、その名を呼べ。
偽りの神を捨て、創造主へ帰れ。」
歓声が上がる。
シーン7 ― アルファ組織へ帰還
本部。静まり返っている。
レオン:
「え…誰もいない?」
リー:
「任務じゃない。
ほとんどがベータへ移った。残ったのは100人だ。」
ララ:
「こんな大組織どうやって運営するの!?」
リー:
「無理だ。俺は辞任する。」
リウ:
「エクスプリアンの件の罰だな…」
レオン:
「神に不可能はない。」
「辞めるな。
人を集めよう。
神がここにいると、俺たちが証明する。」
皆の目に再び希望が宿る。
ナレーション:
こうして、新たな時代が始まった――
(暗転)
【あとがき】
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!
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また、作者ページではキャラクター紹介や楽曲プロジェクト、特別エピソード(ワンショット)も公開していますので、よければぜひご覧ください。
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