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ブラック・エンジェル・ユニバース  作者: Leon Black Angel


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226/231

『黒き天使』シーズン6 第226話 — 「止められぬ者に抗え」

ここまで『黒き天使(Anjo Negro)』を読んでくださり、本当にありがとうございます。

物語はいま、かつてない緊張の頂点へと向かっています。 それぞれの想いがぶつかり合い、仲間たちの絆が試される局面です。

今回のエピソードでは、圧倒的な力を持つアレスを前に、 仲間たちが恐怖を越えて立ち向かう姿が描かれます。

強さとは何か。 仲間を守るために、どこまで立ち向かえるのか。

少しでも皆さんに、その熱と想いが伝われば嬉しいです。


【シーン1 — 炎に包まれた戦場】

大地はなお揺れていた。

開いたクレーター。 燃え広がる炎。

その中心に―― アレス。

荒い呼吸。 全身を包む生きた炎。 鋭く光る瞳。

待っていた。

その周囲には―― ナンド、リウ、ジュン、ジーラ。 そして数十人のエージェントたち。

全員が構える。

だが…… 誰も動けない。

その場を支配する圧倒的な威圧感。

【シーン2 — 指揮】

ナンドが一歩前に出る。

「全員、一斉に行くぞ」

リウが手を上げる。

緑の鎖が地面から伸びる。

「自由に動かせるな」

ジュンがオーラを解放する。

「一気に押し込む」

ジーラは静かに目を閉じた。

闇が広がっていく。

「視界を奪う」

【シーン3 — 開始】

「今だ!」

鎖が四方八方から放たれる。

拘束。 封鎖。 固定。

CLANG―― CLANG―― CLANG

アレスは見下ろす。

微動だにしない。

「面白い」

【シーン4 — 正面突破】

ナンドが突進する。

常識外れの速度。

拳に力を込める。

BOOOOM

胸部へ直撃。

地面が沈み込み、空気が爆ぜる。

だが――

アレスは動かない。

ただ視線を落とす。

「強いな」

【シーン5 — 王の返礼】

アレスが腕を上げる。

ナンドを掴む。

「だが、足りない」

CRASH

ナンドは吹き飛ばされ、建造物を突き破る。

土煙の中へ消える。

【シーン6 — 連続攻撃】

ジュンが飛び込む。

獣のような機動。 猛獣のような速度。

連撃。

BOOM―― BOOM―― BOOM

だが、アレスはかわす。

容易く。

「速い」

彼はジュンの腕を掴む。

「だが読みやすい」

叩きつける。

ジュンは地面に激突した。

【シーン7 — 闇】

世界が暗転する。

ジーラの領域展開。

影がすべてを覆う。

幻影。 複数の気配。

「見えなければ戦えないでしょ?」

静寂。

アレスは目を閉じる。

深く息を吸う。

「見る必要はない」

【シーン8 — 破壊】

炎が爆ぜる。

BOOOOOOM

闇が引き裂かれる。

ジーラが吹き飛ばされる。

「影を……焼いた……!?」

【シーン9 — 生きた鎖】

リウが前へ出る。

「今だ!」

緑の鎖が一斉に伸びる。

地面。 壁。 天井。

全方向からアレスを拘束。

腕。 脚。 首。

「捕まえた!」

静寂。

【シーン10 — 崩壊】

アレスがうつむく。

「よくやった」

CRACK

鎖に亀裂が走る。

「だが、これでは――」

BOOOOM

拘束は粉砕された。

リウは壁へ叩きつけられる。

息もできない。

【シーン11 — 反撃】

アレスが動く。

本気の速さ。

猛攻。

一撃ごとに複数のエージェントが倒れる。

爆発が連鎖する。

BOOM―― CRASH―― ROOOOAR

戦場は完全な破壊へ変わる。

【シーン12 — ナンドの意地】

土煙の中から――

ナンドが現れる。

傷だらけ。

だが、立っている。

「まだ終わってねぇ!」

彼は再び突進する。

全身を包むエネルギー。

常識外れの速度。

アレスと打ち合う。

CLANG―― BOOM―― 衝撃。

数秒間―― 彼は食らいつく。

【シーン13 — 圧倒】

だがアレスが圧を強める。

さらに速く。 さらに重く。

「お前は他より持つな」

彼は笑う。

「だが、限界はある」

CRASH

一撃。

ナンドが崩れ落ちる。

【シーン14 — 絶望】

ジュンが起き上がろうとする。

ジーラも。

リウも、息も絶え絶えだ。

エージェントたちは後退する。

本能が告げていた。

勝てない。

「無理だ……」

「こいつは……止められない……」

周囲のXprian兵ですら後ずさる。

恐怖が広がる。

【シーン15 — 戦場の王】

アレスは一人、戦場の中心に立つ。

誰も前へ出ない。

彼は周囲を見回す。

「それで終わりか?」

静寂。

「お前たちの力は、その程度か」

【ラストシーン — 到着】

その時――

WHOOSH

新たな気配。

黒いオーラ。 黒炎。

レニ。

彼は静かに仲間たちの隣へ降り立つ。

傷ついた皆を見て、 そしてアレスを見据える。

静寂。

「遅れたか?」

アレスが笑う。

「ようやく面白くなってきた」

二人のオーラが高まる。

大地が揺れる。

――続く。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

今回は、アレスという存在の“規格外の強さ”と、 それでも諦めずに立ち向かう仲間たちの覚悟を描きました。

絶望の中でも前を向くこと。 それが、この物語で大切にしているテーマのひとつです。

そして次回、ついにレニが本格参戦します。 新たな局面に入る戦いを、ぜひ見届けてください。

次の更新も、どうぞよろしくお願いします。



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