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ブラック・エンジェル・ユニバース  作者: Leon Black Angel


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224/228

シーズン6 第224話 — 何を救うべきか

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。

物語は今、大きな戦いの中で、それぞれの「守りたいもの」が試される局面に入っています。

力で支配しようとする者。

怒りに飲まれそうになる者。

それでも、大切な誰かを取り戻そうとする者。

今回のエピソードでは、「何を救うべきなのか」というテーマが大きく描かれます。

勝つことよりも大事なものがある。

そのために、何を選ぶのか。

ぜひ最後まで読んでください。

■シーン1 — 罪ある者たちの裁き

静かな通路。

戦いの音は遠ざかっていた。

レニが歩く。

傷だらけのオーディンを引きずりながら。

力はない。

二人は隔離された部屋へ辿り着く。

そこにはヴァンダー。

そして――

四人のパトリアーク。

膝をついたまま。

オーラもない。

異形の気配もない。

ただ虚ろ。

オーディンが顔を上げる。

「……本当に終わったのか」

ヴァンダーは静かに答える。

「いや」

沈黙。

「ここからが本当の裁きだ」

レニはオーディンを床に投げる。

「こいつは任せた」

静寂。

ヴァンダーが手を上げる。

霊的な鎖が現れる。

オーディンを拘束。

パトリアークたちも拘束。

「異形たちは深淵へ堕ちた」

ヴァンダーの視線が鋭くなる。

「そしてお前たちは――」

「奪った命すべてに責任を負う」

扉が閉まる。

封印。

牢獄、完成。

■シーン2 — 戦士の帰還

レニが深く息を吐く。

その目は重い。

だが以前とは違う。

少しだけ軽い。

少しだけ強い。

「まだ終わってない」

黒いオーラが灯る。

次の瞬間――

姿が消える。

■シーン3 — 混沌の戦場

戦場。

状況はさらに悪化していた。

XP兵が次々と到着。

数百。

包囲。

レオン。

ナンド。

ジュン。

リウ。

ザイラ。

全員が構える。

そして中央――

ララ。

呼吸は荒い。

オーラは膨張し続けていた。

■シーン4 — 獣の襲撃

前触れなく――

ララが動く。

一直線。

狙うはアレス。

BOOOOOOM

衝突。

激しい連撃。

速い。

荒々しい。

予測不能。

だが――

アレスは反撃しない。

ただ避ける。

冷静に。

観察するように。

■シーン5 — 王の視線

アレスは見ている。

一つ一つの動き。

爆発する力。

本能。

そして――

笑った。

「なるほど……」

少し下がる。

「これが……」

「XPとクリザードの融合の結果か」

沈黙。

「完璧だ」

レオンの目が鋭くなる。

「黙れ」

■シーン6 — 執着

アレスは続ける。

まるで神聖なものを見るように。

「やっと分かった」

「なぜ俺がラウラを取り戻したいのか」

その瞳が燃える。

「もしあいつとの間に、さらに子が生まれれば――」

「俺の血統は永遠になる」

炎が膨れ上がる。

「誰にも、もう止められない」

■シーン7 — レオンの決断

レオンが前へ出る。

「みんな」

全員が見る。

「アレスを止めてくれ」

沈黙。

「俺がララを連れ戻す」

ナンドが笑う。

「待ってた」

ザイラが闇を解放する。

「抑える」

リウが息を整える。

「行け」

■シーン8 — 戦いの開始

アレスが動く。

今度は本気。

BOOOOOOM

衝撃波。

ナンドが前に出る。

拳で受け止める。

吹き飛ばされながらも耐える。

ザイラの影が広がる。

動きを縛ろうとする。

ジュンが援護。

リウが防御。

戦場が再び爆発する。

■シーン9 — 救出

混乱の中心。

レオンが駆ける。

迷わない。

一直線。

ララへ。

ララが気づく。

牙を向ける。

襲いかかる。

だが――

レオンは力で返さない。

止まらない。

衝撃を受けながらも前へ。

距離を詰める。

そして――

抱きしめる。

■シーン10 — 最も強い瞬間

ララは暴れる。

振りほどこうとする。

だがレオンは離さない。

「もういい……」

静寂。

「俺がいる」

ララのオーラが爆発する。

だが揺らぐ。

乱れ始める。

「一人で戦わなくていい」

ララの瞳が揺れる。

ほんの一瞬。

認識。

レオンを――見た。

■シーン11 — 転送

アレスが気づく。

「やめろ!!」

前に出ようとする。

だが止められる。

ナンドが押さえる。

ザイラが縛る。

レオンが転送を発動。

光。

二人を包む。

FLASH

消える。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

今回のエピソードでは、「救う」という行為の意味を強く描きました。

敵を倒すこと。

戦いに勝つこと。

それも大切です。

でも、本当に大事なのは――

失いそうな大切な人を、諦めずに取り戻そうとすること。

レオンは、力ではなく想いでララに手を伸ばしました。

それが彼の強さであり、この物語の核でもあります。

一方、アレスの執着もさらに明確になりました。

彼にとって家族とは、愛なのか、それとも支配なのか。

次回、静かな場所でのレオンとララの対話。

そして、戦場では新たな局面が待っています。

引き続き『黒き天使(Anjo Negro)』をよろしくお願いします!

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