表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブラック・エンジェル・ユニバース  作者: Leon Black Angel


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/204

「アーリスの記録 ― パート1」

こんにちは、読者の皆さま!

今回は

「アーリスの記録 ― パート1」 をお届けします。

これまで多くの謎に包まれていたアーリスの過去が、ついに明かされ始めます。

なぜ彼はここまで冷酷なのか?

なぜリーを殺さなかったのか?

そして、ローラとの関係は本当はどのようなものだったのか?

このエピソードは物語の中でも特に重要な回になります。

私はこの章を書くことで、ヒーローの側だけではなく、

“敵側の物語” も読者に知ってほしいと思いました。

少し重たい内容ですが、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

いつも『アンジョ・ネグロ』を読んでくださり、本当にありがとうございます!

第22話「アーリスの記録 ― パート1」

シーン1 ― ローラの視線

組織の指令室。

冷たい照明、モニター音だけが静かに響いている。

ローラは無言で画面を見つめていた。

スクリーンには――

ララとレオンがベンチに座り、楽しそうに笑いながら話している姿。

ローラの目が細くなる。

表情がゆっくりと険しく変わる。

次の瞬間、画面が赤く染まり――

過去の記憶が蘇る。

シーン2 ― アーリスとクリザード王

クリザンド王宮・玉座の間。

炎のシャンデリアと雷紋の旗が並ぶ。

若き戦士、アーリスは玉座の前に跪いていた。

王: 「アーリス。お前に新しい任務を与える。」

アーリス: 「お聞きします、王よ。」

王: 「XP惑星へ潜入しろ。偽装技術を使い、緑の髪と新しい身分を与える。

学者として生活しろ。」

王は笑う。

「到着すれば18歳として登録され、婚約者に会うことになる。名はローラだ。」

アーリス: 「…XPリアンの女?」

王: 「必要なことだ。本来の男はもう存在しない。

家族ごと始末した。遺産も地位も、お前のものだ。」

王の声が低くなる。

「任務はただ一つ――

ヴァロンを見つけろ。生死は問わん。」

アーリスは静かに頷いた。

シーン3 ― 結婚と二重生活

XP惑星。浮遊灯が並ぶ都市。

アーリスとローラの結婚式。

幸せそうな夫婦の姿。

しかし裏では――

アーリスは企業、経済、政治、軍の動きを記録し、

すべてをクリザードへ送っていた。

彼は「夫」でありながら「スパイ」だった。

シーン4 ― リーの誕生

出産室。柔らかな光。

赤子のリーを抱き上げるアーリス。

彼は周囲の時間を一瞬止め、

小さなチップをリーの耳に埋め込む。

その瞬間、リーの髪が緑色に変わる。

アーリスは小さく息を吐いた。

シーン5 ― 王の怒り

クリザード王宮。

王: 「アーリスは情報を送らなくなっただと?」

怒りの衝撃波が広間を震わせる。

「連れ戻せ。

家族を殺さなければ…奴を殺せ。」

シーン6 ― ローラとの対立

家の中。夜。

アーリス: 「逃げるぞ。俺たちは狙われている。」

ローラ: 「私は民を裏切らない。女神ララに誓った。」

次の瞬間――

アーリスの瞳が赤く輝き、

爆発的なオーラが家を破壊する。

ローラは赤子のララを守るため、

黄金の防御壁を展開する。

その時。

8歳のリーが現れ、

父の胸を爪で切り裂いた。

リー: 「母さんと妹に近づくな!!」

アーリスは驚き、

そして――わずかに涙を流し消えた。

シーン7 ― 王への挑戦

玉座の間。

アーリスは跪く。

アーリス: 「王よ。貴様に決闘を申し込む。」

五大元素評議会が集結する。

アーリス: 「新しい王が必要だ。

この愚王は俺から将軍の地位を奪った。

俺の時代では――我らは再び戦争の支配者となる!」

兵士たちが歓声を上げる。

シーン8 ― 決闘

中央闘技場。炎が囲む円形舞台。

王が先に動く。

しかし――

動けない。

アーリスの赤い覇気が空間を凍らせていた。

王: 「貴様…最初からこの力を…」

次の瞬間。

アーリスの手が王の胸を貫く。

彼は王の心臓を掲げる。

王は崩れ落ち、

すべての兵が跪いた。

血に染まるアーリスの腕。

燃える心臓。

沈黙。

そして、新しい王が誕生した。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

今回の話では、アーリスという人物を「悪役」だけで終わらせず、

彼の選択や信念にも意味があることを描こうとしました。

『アンジョ・ネグロ』の物語では、

善と悪は単純ではありません。

それぞれが守りたいものを持ち、それぞれの正義があります。

これからリー、レオン、ララ、そしてアーリスの運命は

さらに大きく交差していきます。

次回のエピソードもぜひ楽しみにしていてください!

感想や応援、とても励みになります!

また次の更新でお会いしましょう!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ