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ブラック・エンジェル・ユニバース  作者: Leon Black Angel


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19/204

「評議会に落ちる影」

こんにちは。

『アンジョ・ネグロ(黒き天使)』を読んでくださり、本当にありがとうございます。

今回の章では、物語の中の「戦い」が必ずしも剣や力だけではないことを描いています。

時には、静かな場所での選択や決断こそが、多くの運命を変えてしまうこともあります。

リーは気づき始めます。

敵とは戦場にいる存在だけではなく、組織や関係、そして自分自身の内側にも存在するのだと。

この章が、皆さんの心にも何かを残せたなら嬉しいです。

— 作者

第19話

「評議会に落ちる影」

(ヒョウギカイにオチるカゲ)

■ ナレーション導入

力と恐怖によって分断された宇宙。

その中で、決して無視できない名前がある。

その一つ――ロード・ヴァロン。

XP星の“影の王”。

彼は姿をほとんど見せない。

だが、スパイ、同盟、そして情報を武器に、

常に戦場の一歩先にいる。

彼の側には未来を予知するヴィデウがいる。

クリザードの王アリスでさえ、その視線から逃れられない。

しかし、すべての未来が明かされるわけではない。

真実の中には――宇宙の均衡を壊してしまうものもあるからだ。

ヴァロンの目的はただ一つ。

ザプリアンを宇宙の支配者にすること。

だがそのためには、

彼自身でも制御できない力と向き合うことになる。

(フェードアウト → ザプリアン組織本部)

■ シーン1 — ローラとの対立

リーは物資を抱えて本部に入る。

しかし中央ホールで足を止める。

そこには母、ローラが立っていた。

ローラ(低く、しかし強く)

「リー……どうしてこんなことをしたの?

三人のザプリアンを殺したのよ……しかも評議会の前で。」

周囲のメンバーがざわめく。

ローラ

「誰が私を呼び出したと思う?

ロード・ヴァロンよ。」

リーは黙ったまま目を細める。

■ シーン2 — 明かされる秘密

リー

「母さん……おかしいと思わないか?

レオンとララは同じ日に生まれた。

リムと女神ララも同じだった。」

「カイロスはリムの中にいた。

そして今、レオンの中にいる。」

「もしアリスがあいつを手に入れたら――終わりだ。」

ローラ

「……そんな……知らなかった。

でも、それならなおさらララを近づけたくない。」

(フラッシュバック)

預言者ヴィデウ

「あなたの妹は鍵です。

決してレオンから遠ざけてはいけません。」

リー

「俺はロードを恐れてない。

評議会の半分は俺を利用して、父を排除しようとしている。」

ローラ(動揺)

「やめなさい!

そんなことを言えばすべてを失う!」

リー(冷たい目)

「なら俺が父を殺す。

そしてXPを影から支配する。」

ローラ(叫ぶ)

「そのクリザードの少年に会ってから、あなたは変わってしまった!」

■ シーン3 — K11へ

リーは話を打ち切る。

「レオンとリウに物資を届ける。」

カプセルで出発。

K11到着。

レオンとリウは空腹で座っている。

三人は食事を始める。

リー

「ロード・ヴァロンが俺に会いたがっている。」

リー(低く)

「もし何かあれば……奴も殺す。」

リウ

「なっ……!?」

レオン

「俺も行く。」

■ シーン4 — 決意

レオン

「逃げても意味がない。

俺の使命は、真の神を伝えることだ。」

リーは母の言葉を思い出す。

レオン

「話すだけでいい。

もし追放されても秘密を守ると約束しろ。」

「それは弱さじゃない。戦略だ。」

レオン(笑って)

「昔見た映画でさ――

“友は近くに、敵はもっと近くに置け”って。」

リウ

「組織はお前の役にも立つ。」

リー(ため息)

「……分かった。やってみる。」

■ 最終シーン — 決意

三人は食事を終え、出発の準備をする。

カメラ:リーの目のアップ。

ナレーション:

剣で勝つ戦いもある。

だが、沈黙と忍耐で勝つ戦いもある。

どちらも――心に傷を残す。

フェード・トゥ・ブラック

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!

物語はこれから大きく動き始めます。

リー、レオン、そしてエクスプリアンたちの行動は、想像以上に大きな運命へと繋がっていきます。

それぞれのキャラクターは、理由と過去、そして選択を背負っています。

そしてこれから先、取り消せない決断が現れ始めます。

次の章では、古い秘密が少しずつ明らかになり、レオンの本当の役割が見えてきます。

これからも応援していただけたら嬉しいです。

また次の章でお会いしましょう!

— 作者

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