アンジョ・ネグロ 第128話 「忘却された王座」
こんにちは、作者です。
戦いはついに限界へ近づいています。
レオン、ララ、リウ
三人の連携が
女神ララを追い詰め始めました。
しかし――
本当の敵はまだ姿を現していません。
今回のエピソードでは
カイロスの過去
アザゼルの陰謀
リムの封印
が大きく動きます。
そして物語は
宇宙を揺るがす戦争へと進みます。
それでは第128話をお楽しみください。
本編
戦いは続いていた。
星の地面は裂けている。
亀裂の奥から
黒いエネルギーが噴き出していた。
女神ララは空中を舞う。
歪んだ光の刃を放ちながら
激しく攻撃する。
レオン、ララ、リウ。
三人は連携して防ぐ。
リウが叫んだ。
「速くなってる!」
地面から鎖が爆発する。
緑の光。
蛇のように動き
女神ララへ向かう。
ララは黄金の光を弓の形に変える。
「もっと強く!」
矢が放たれる。
レオンは炎の壁を作る。
巨大な火の壁が
衝撃を止める。
しかし――
レオンは眉をひそめた。
「……何かおかしい。」
その瞬間。
彼の黒い翼が震える。
そして声が響いた。
カイロスの声。
「この臭い……」
「この力……」
「アザゼルだ。」
女神の怒り
女神ララが怒りで叫ぶ。
「嘘よ!」
「私は誰の操り人形でもない!」
その瞬間。
レオンの口から別の声が響いた。
カイロスの声。
低く、嘲笑するように。
「愚かな女。」
「最初に私を石に封じたのは――」
「アザゼルだ。」
戦場が一瞬静まる。
カイロスは続けた。
「彼はかつて
クリザーディアンを導いた。」
「彼らは彼を神として崇めた。」
幻が現れる。
黒い像。
翼のある影。
クリザーディアンたちが跪く。
一方で。
鎖につながれた
エクスプリアンたち。
そして――
リム。
彼の体が光を放つ。
戦士たちは再び
彼に忠誠を誓う。
カイロス。
「その時、アザゼルは力を失った。」
「だから今も――」
「王座を狙っている。」
レオンの言葉
レオンは歯を食いしばる。
「つまり……」
「お前は恐れている。」
「王座を奪われるのを。」
カイロスは笑った。
「違う。」
「支配者は一人だけだ。」
「そしてそれは――」
「私だ。」
最後の衝突
女神ララが叫ぶ。
地面を叩く。
黄金の槍が
無数に空へ現れる。
戦場を覆う。
リウが鎖を操る。
「これ以上隙を作らせるな!」
鎖が空を走る。
レオンが両手を広げる。
五つの元素。
地。
巨大な壁が生まれる。
風。
刃の嵐。
火。
炎の竜が空へ昇る。
雷。
鎖に流れる電撃。
水。
星の核を冷やす波。
そして。
ララ。
黄金の光。
透明な盾。
三人を包む。
次の瞬間。
すべての力がぶつかる。
女神ララへ。
巨大な爆発。
星が割れる。
崩れる女神
煙が消える。
女神ララは膝をついていた。
呼吸は荒い。
その体に変化が起きる。
髪の輝きが消える。
顔に皺が現れる。
若さが消えていく。
レオンが驚く。
「何が起きてる?」
カイロスが答える。
「アザゼルがいなければ」
「彼女は生きられない。」
封印
星の中心。
氷の構造。
それがゆっくり開く。
中にあるのは――
リム。
氷の中で眠る体。
ララが震える。
「リム……」
「ここにいたの……?」
女神ララが泣き叫ぶ。
「違う!」
「私は知らなかった!」
「時々……意識が消えて……」
「記憶が無かった!」
カイロスは静かに言う。
「アザゼルは常に一人で動く。」
「お前はただの仮面だった。」
星の崩壊
突然。
すべてのエネルギーが動く。
戦いの力。
星の核。
すべてが――
リムへ流れる。
氷が割れる。
影が現れる。
巨大な翼。
リウが叫ぶ。
「待て!」
「これはリムじゃない!」
レオンが叫ぶ。
「アザゼル!」
宇宙
星が崩れる。
炎の雨。
岩の嵐。
それはスピルリへ落ちる。
遠くの宇宙。
組織アルファの船。
モニターが光る。
アレスは空を見る。
人々は戦いを止める。
すべてが空を見る。
最後
女神ララは倒れる。
急速に老いていく。
中心。
氷が完全に砕ける。
リムが目を開く。
しかし。
その体には
別の影がある。
二つの声が響く。
「我を解き放て。」
「宇宙は我の王座となる。」
レオン、ララ、リウ。
三人は立つ。
そしてその影を見る。
アザゼル。
戦いは終わっていない。
むしろ――
今、始まった。
第128話 終わり
続く。
ここまで読んでくださり
ありがとうございます!
今回のエピソードでは
アザゼルの陰謀
女神ララの崩壊
リムの封印
が明らかになりました。
物語は次の段階へ進みます。
アザゼルの覚醒
レオンの決断
宇宙規模の戦争
が始まります。
作者ページ
作者ページでは以下を公開しています:
アンジョ・ネグロのオリジナル音楽
(アニメ風オープニング曲など)
ワンショットストーリー
キャラクタープロフィール
レオン
ララ
リウ
アレス
リム
その他キャラクター
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