アンジョ・ネグロ 第四シーズン 第128話「犠牲の雷」
こんにちは、作者です。
スピルリ戦争はさらに激しくなります。
都市は破壊され、
両軍の戦いは頂点に達しました。
しかし今回――
敵は最後の切り札を使います。
それは都市一つを消し去るほどの
巨大兵器。
そしてレオンは
再び“不可能”に挑みます。
それでは第128話をお楽しみください。
本編
スピルリ ― 崩壊した都市
戦争の傷跡が街を覆っていた。
建物は崩れ、炎が燃え続けている。
クリザード軍はまだ進軍していた。
アンドロイドの残骸が道路を埋めている。
サイレンが鳴り響く。
市民たちは必死に逃げていた。
小さな防御シールドの中で
子供たちが震えている。
その時――
スピルリの司令ドーム。
ギンが静かに立っていた。
彼の目は冷たい。
「もう手段は一つしかない。」
彼は言う。
「コロッサル・レイを起動する。」
周囲の将軍が動揺する。
「しかし!」
「それでは都市ごと消えます!」
ギンは振り向かない。
「惑星を守るためだ。」
「都市一つの犠牲は――」
「必要な代償だ。」
彼はコードを入力する。
警報が鳴り響く。
赤い光が司令室を照らした。
戦場
アレスは戦場を進んでいた。
彼の剣がアンドロイドを切り裂く。
爆発。
金属が砕ける。
その瞬間。
空が暗くなる。
巨大なエネルギー球が雲の上に現れた。
青い光。
雷鳴。
クリザード兵が叫ぶ。
「なんだあれは!?」
アレスが空を見上げる。
「ギン……」
彼は低く呟く。
「俺たちをまとめて殺す気か!」
市民が逃げる。
子供が泣く。
小型シールドが揺れ始めた。
レオンとララ
丘の上。
レオンは静かに戦場を見ていた。
ララは端末を操作している。
汗が流れる。
「もう少し……!」
彼女は叫ぶ。
「あと数秒でシステムに入れる!」
リウが空を見る。
巨大な光が降りてくる。
「数秒だって!?」
「もう落ちてくるぞ!」
レオンの目が黄金に光る。
彼は剣を抜いた。
天を裂く斬撃
巨大な光が落ちてくる。
コロッサル・レイ。
都市を消し去る兵器。
すべてがスローモーションになる。
市民の絶望。
アレスの驚き。
ララとリウの沈黙。
レオンは剣を掲げた。
黒と黄金のオーラが爆発する。
彼は静かに言う。
「今日は……」
「誰も死なせない。」
剣が動く。
空へ斬撃が走る。
次の瞬間――
巨大な雷が二つに裂けた。
光の川が分かれる。
エネルギーが空に散る。
都市は守られた。
静寂
光が消える。
戦場は静まり返る。
誰も動かない。
アレスの息子が呟く。
「彼は……」
「コロッサル・レイを斬った。」
アレスはレオンを見る。
彼の目には初めて
敬意があった。
「なるほど……」
「それがお前の力か。」
その時。
ララの端末が光る。
「入った!」
彼女は笑う。
「スピルリの全基地のマップ!」
宇宙軌道。
組織アルファ。
ヴァンダーたちが映像を見る。
彼は小さく呟く。
「この剣……」
「我々の常識を超えている。」
最後のシーン
スピルリ司令部。
ギンが机を叩く。
「ありえない!」
「コロッサル・レイを斬るだと!?」
戦場。
リウが叫ぶ。
「レオン!」
「説明しろ!」
ララも笑う。
「ずっと秘密にしてたでしょ?」
レオンは答えない。
彼は剣を地面に突き刺す。
アレスと目が合う。
二人の戦士。
沈黙の中で
互いを認めていた。
空から灰が降る。
都市はまだ立っている。
そして戦争は続く。
第128話 終わり
第128話を読んでいただきありがとうございます!
今回は
・スピルリの最終兵器
・レオンの剣の力
・ララのハッキング成功
が描かれました。
次回、第129話では
物語が大きく動きます。
タイトルは――
「予想外の同盟」
レオンとアレスの関係が
新しい段階へ進みます。
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