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響け、異世界のラプソディ  作者: ばんばん
第一章《異世界の第一音》
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第四話「襲撃、無音の獣」

 その夜、静寂の中で地響きが起こった。


 「まさか……無音の獣(シレント・ファング)が出たか!」


 フィリナが顔をこわばらせた。彼女いわく、“音を喰らう魔物”がこの浮島に迷い込んできたらしい。


 「音を食うって……」


 「やつは演奏を妨害する。しかも、近づかれれば魔法は封じられる!」


 絶望的な状況だ。でも、俺の手にはトランペットがある。 


 「やるしかねぇな」


 敵は黒い霧のような姿で森から飛び出し、唸り声を上げてこちらに向かってくる。俺は構えた。

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― 新着の感想 ―
こんにちは ちょっとルビの降り方に違和感があったのでコメントさせていただきます。 恐らく「無音の獣」で”シレントファング”としたかったのだと思いますが、読んでみると「獣」にだけルビで”シレントファン…
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