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響け、異世界のラプソディ  作者: ばんばん
第五章《終末の和音》
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第三十二話「音を拒む門」

 “ルート・コア”への道は、大地の裂け目を越えた先、かつて文明が消えた“無律都市エレフ”にある。


 その入り口には“無音の番人”と呼ばれる巨大な存在が立ちはだかっていた。


 ソラが静かに呟く。


 「この存在……音を“記憶”している。過去の演奏を辿って、侵入者を拒んでいる」


 過去の俺たちの音——喜び、怒り、恐怖、希望。


 番人が再生するのは、俺たちの“過去の旋律”そのものだった。


 「自分たちの音に打ち勝たなきゃ、前には進めないってことか……!」

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