表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
響け、異世界のラプソディ  作者: ばんばん
第四章《エンディング・フィールド》
28/33

第二十八話「二つの旋律、交わるとき」

 カデンツァとの戦いは熾烈を極めていった。


 「俺の音は、まだまだ未完成だ。それでも、でも——未完成だからこそ、まだ“変えられる”んだ!」


 奏人は、自分の中に眠る“炎”のスコアを受け入れた。


 ——“焔の調べ”が響いた——。


 空間に閃光が走り、無音の中で確かに世界が“震えた”。


 カデンツァは、敗北を悟った目で言った。


 「その音を……絶やすな。最後のスコアを見つける前に、お前自身を見つけろ……」


 彼は闇に消えていった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ