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響け、異世界のラプソディ  作者: ばんばん
第三章《空の楽譜と空白の記憶》
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第二十話「クレシェンド・アーク、空を翔ける島」

 飛空艇での移動中、雲の切れ間から現れたのは、巨大なハープのような形をした島だった。


 「浮いてる……というか、響いてる?」


 島は風の音を反射し、空気全体が共鳴している。


 その中央には、空に吊るされたホール——エコー・シアターがあり、スコアの断片が保管されているという。


 が——


 「ようこそ。空の支配者(ドローネ=サステイン)がお待ちかねよ」


 空中に現れたのは、無律協会・三女、シェル・ノイズ。


 「ルゥちゃん、心臓の代わり、要る? あたしが作った“擬似拍動機”があるから」


 「ふざけるな……!」


 ルゥが一歩前に出るが、やはりリズムがぶれる。

 その隙を突かれ、彼女は一瞬で倒れ込んだ。

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