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響け、異世界のラプソディ  作者: ばんばん
第三章《空の楽譜と空白の記憶》
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第十一話「音律評議会と“予言の協奏曲”」

 リリアとの小競り合いのあと、俺たちはオクタヴィアの“音律評議会”へと呼び出された。


 そこには八属性の代表が揃っていた。


 「鳴海奏人。君の即興奏術が“協奏の予言”と合致した。今後、世界の調律において要となる可能性がある」


 「協奏の……予言?」


 「《グラン・アルモニア》が崩壊を始めた今、“即興の者”が調和を取り戻す鍵になると記されている」


 つまり、俺の力が“世界の調律”に必要らしい。理由はまだわからないが、ただの転生奏者ってわけじゃなかったようだ。


 「なら、協奏コンチェルトを始めましょう」


 誰かがそう言った瞬間、空気が震えた。


 ——この世界の音が、変わり始めている。


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