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第三話 初陣

前回のあらすじ

転校してきたイケメンが隣の席にやって来るも、警報が鳴り、シェルターに逃げ込むカリンたち。

だがカリンとタケルはシェルターの更に地下に連れてこられ、そこであるものを見せられる。

「こ……これは!」

そこには、噂に聞く呈神様と戦う赤いロボが3体、ズラリと並んでいる。

その内の1体は他より一回り大きく、25m程ある。他の2体は大体20mほどであろうか。

私達をここに連れてきたという事は、これに乗って闘えという事だろう。適性が高い人しか操縦出来ないとは聞いていたが、まさか若い私達にまで闘いを強いるとは。私は驚愕した。ここまでこの町が落ちぶれていたなんて。それなら、ちょっと弱くてもいいから、適性が無くても操縦できるロボットを作って、それで大人たちが闘えばいいのに……。と考える事数秒、タケル君が口を開いた。

「これはまさか……ルヴォルヴですか!?」

そうそう、思い出した、このロボットの名前はルヴォルヴ……って、なんでタケルくんがそれを知ってるのよ!

「それはおいおい説明しよう。とにかく今は時間が無い。これを着てくれ」

先生が出してきたのは、ウェットスーツと宇宙服を足して2で割ったようなデザインの服。ルヴォルヴのパイロット用に作られたパイロットスーツなるものらしい。

やはり先程の私の推測は当たっていたようだ。これが町の意志だというのなら、今の私達はそれに従うしかない。

「え〜どういう事? 私達にこれに乗って戦えっていうの?」

「仕方ないさ、この町を守るためなら……!」

(*/ω\*)キャー!!タケルくんカッコイイ♡♡♡……って、なんで戦いをすんなり受け入れてるのよ……!

タケルくんのせいで、私なりの小さな反抗も直ぐに終わらされてしまった。

もう闘うしか、道は残されていない。

私達は先生から、パイロットスーツを受け取った。




スーツに着替え、ルヴォルヴのコクピットに乗り込むと、不思議と操縦方法が頭に流れ込んでくる。

私が乗り込んだのは、《CODE:A》と呼ばれた赤の中でも橙に近いような色の機体。タケルくんが乗り込んだのは、《CODE:M》と呼ばれた一回り大きい、血のような黒い赤の機体。

なんでこんな色なんだろう……? 絶対目立つよね? ヤだな〜。

『あ〜あ〜、繋がってるかな? 大変な事になっちゃったけど、一緒に頑張ろうね!』

わーーーい!! 私頑張っちゃう\(*⌒0⌒)♪

「う、うん……頑張ろうね///」

そうそう、ルヴォルヴには通信機能が付いてて、ルヴォルヴ同士とか、町の防衛本部と連絡が取れるんだよネ

『ルヴォルヴ、CODE:A、M共に発進準備完了。何時でもどうぞ!』

『ルヴォルヴCODE:M 《悴核》出ます!』

「ルヴォルヴCODE:A 《涼唏》行くよ〜」

この、悴核とか涼唏ってゆーのはコードネームで、せんせーが付けてくれたんだ〜。なんでも、呈神様の影響下で本名を使うと良くないらしい。

ルヴォルヴが立っていた整備台がそのまませり上がり、天井が開かれ、淀んだ空が顔を覗かせる。

私達はレーダーに表示された、呈神様を示す赤い光の方角ににルヴォルヴの巨体を向ける。

今回呈神様が出現したのは町の北の方で、浄水場のあるあたり。ここは町の真ん中あたりだから、商店街を抜ければすぐ。

少しづつ進む。少しづつ、赤い光が強さを増す。

物だけが置き去りにされた商店街は、まるで人間だけが一瞬にして消されたみたいで、気味が悪かった。

商店街の半ば、魚屋さんが三件並んでいる所辺りから、霧が出現している。それはだんだん濃くなって、通りの終わりを告げるアーチの手前に到達した頃には、もう先が見えなくなっていた。

恐らくその先に、呈神様が居るのだろう。レーダーの情報とも一致している。

『さて……行こうか』

「うん」

私達は覚悟を決めて、操縦桿を前に倒した。


────────────

町を守るため、二人の若者が立ち上がる。

初めての巨大ロボ、初めての戦闘。そんな彼らに、神など倒せるのか。


次回

第四話 あかく光る

お久しぶりです。作者の銀河やきそばです。この作品を読んで下さり、ありがとうございます。「転校してきたイケメンと共に巨大ロボに乗って町の厄神と戦えと言われました〜恋愛と戦いは両立出来るのか〜」も遂に三話目に到達しました。ですがまだまだ初心者なので、至らないところもあると思いますが、お楽しみ頂けたら幸いです。それでは。

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