ああ……
「昨日のご飯おいしかったね♪」
「そっすね……」
ウ〜ス、今日も今日とてかなり鬱な俺です。
只今皆様が待ち望んでいた放課後、担任の連絡を聞いている中
隣の席のこの娘は昨日の事をさも楽しそうに話し始めた
それも昨日はやたらとハードだった……
コイツの兄貴の彼氏さんが飯を作って、大変美味しゅうございました………が
その後、下着ドロの犯人がコイツの親父だったとは………
早急に仕事から帰ったコイツの母となぜか俺!?を含めた家族会議に発展
訳がわからないまま家族会議は終了しその後は皆(俺を除く)は和気あいあいと談笑をしていた。
今日は朝から胃が痛かった
まず間違いなくこの家族のせいで過剰なストレスを受けたせいだ
(は〜、あのいたたまれない空間のはりつめた感じ嫌だったな、もう帰りたい……)
そう思った時
「先ぱ〜い」
教室に何やら誰かの後輩らしきカワユイ女子が先輩を呼んでいた、まぁ俺では無いのは確かだ
「あ♪○○ちゃん、どしたの?」
テメーの後輩かよ!!
横に座っていた席をたちドアごしまで歩いて行った
(あ、やべぇ)
まさに起こっても欲しくないイベントが今起きようとしている
(空気でわかる!!またトンでもないのが来る!!)
早速カバンを持ち早退する準備をして奴等とは反対側のドアからにげ……
「どっこ行くの♪」
コイツは何故か俺の腕にギュッと抱きついて来た
「い、いやチョイ風邪気味でさ具合が……」
「あのねぇ♪」
き、来やがったしかも俺の話しシカトかよ、無理!!今回は超無理胃に穴が空いてしまう!!
「わ、悪い病院に行かないといけ……」
「あの娘私の後輩なんだけどぉ」
オイ、テメェわざと俺の話し無視してんな?
「この娘水泳部に入ってるんだこどぉ、プールで泳いでいると足を引っ張られるんだってetcetc……」
はぁ〜い〜!?
「な、なにそれお祓いとかしてもらえよ!?」
大事ここ重要よ!!
「それが部員の全員が足を引っ張られてるんだけど学校側も死人も出てないって本気で対応してくれないんだってetcetc……」
学校側のクズが!!!!こんな学校何か悪いことバレてテレビに映ってしまえ!!!!
「無茶言うなって最近お前のおかげで散々なんだ今日位やすませ……う!?」
彼女の目元から涙が流れ
「ほ、ほかに頼れる人居ないもん……」
彼女の腕は更にギュッと俺の腕をしめてきた
卑怯だろそれーー!!!!///
「頼っちゃダメ?」
無理だぁ〜〜!!断れねぇ!!!
「……た、頼れよ俺に」
「いいの?」
「おうよ////」
「ありがとう♪」
パァァァァァ{(注)笑顔の効果音}
イョッシャら〜!!!!////
「じゃぁ早速行こっか♪」
「ヨッシャ!!!!やったるぜ!!!!」
後にわかる事だがこの日も最悪な事態になるのは言うまでもない