登場人物紹介(Chapter2)
読者様、お付き合い下さり誠にありがとうございます。結構大胆かつ大人展開でございました『Chapter2』、お楽しみ頂けていたら幸いです。
ここでまた新たな登場人物が加わりました。例によってイラスト付きでご紹介させて頂きたいと思います。
✴︎ヤナギ(十四歳)
某所における研究機関『稀少生物研究所』植物管理班にて働いている少女。印象は実年齢より幼く物静か。表情はほとんど変化しない。接続詞が極めて少ない特徴的な話口調であるが、ナツメの体調を気遣うなど彼女にはよく懐いている様子だ。五つの頃から研究所内の児童教育班で育った孤児。“妖精族”の血を引いており、植物の声を聞き取る能力を有しているらしい。
童顔でこそあれかなり整った容姿であり、人間離れとも言える独特の雰囲気を醸し出している。こちらもブランチと同様、まだまだ謎の多い存在だ。意味ありげな視線は単に個性なのか、あるいは……?
誕生日:八月七日(獅子座)
長所:敏感
短所:嫉妬深い
何やら特殊能力らしきものを持つという“ヤナギ”の登場と共に新たなワードも出現しました。
『稀少生物研究所』
どうやらナツメはここの生物研究班副班長らしいです。アルバイト? いやいや、その役職が確かならば明らかに無理のあるところ。
そしてついに一線を越えてしまったこの二人。表向きの関係は准教授と生徒……これから大変でしょうね。研究室では切ない想いを抱えつつも何処か嬉しそうにもしていましたが、一体あの後はどんなやりとりを?
ちょっと覗いてみましょう。
ちら。
↓↓↓↓↓
「悪い子悪い子って言いますけど、貴方もたいがい悪い先生ですよね?」
「……ご、ごめんなさい。だけどそんなにつつかないで……っ」
「よく言いますよ。さっきまで散々つつい」
「それ言っちゃ駄目っ!! 悪い子なんだから……!」
おやおや。本当に隠す気あるんでしょうかね?
話は戻りまして。
改めて紹介にお付き合い頂きましたこと、重ねて感謝申し上げます。そしてご報告ですが、次なる『三ノ章』に進む前に一つ番外編を入れさせて頂こうと思います。
タイトルは『秋瀬夏南汰の冒険記』・・・どうやら誰かが綴っているようです。これは今回の一度ではなく、もう数回程差し込む予定となっております。
文字通りの“冒険記”なのか? それとも……? 誰の視点かによってだいぶ変わりそうなところですね。お楽しみ頂けましたら幸いでございます。
それではこれにて。




