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止めどなく流れる時の中でも  作者: ニット某氏
第一章-流れ行く時-
8/12

第4時 -止めどなく流れる 良心の有無 の中でも-


タシタシと何度も胸の辺りを柔らかい肉球の感覚が覚醒を促す


「ふぁーあ、よく寝た」


俺が目を覚ますと目の前には ツバキの顔がドアップでいた

起きるのが面倒なのでツバキを毛布に引きいれる

すこしの間「はなせー」と抗議しながらじたばたすると

諦めたのか「もういい」と呟きグデーっとなる

頭を撫でながら「おはよう」と朝の挨拶をすると

抗議の眼差しで「はいはい」といいながらも

直ぐに気持ち良さそうに目を細める


朝からツバキのモフモフを堪能すると

俺は起き上がってツバキを解放するとダークフィールドを解除して

ダークゲートを発動させ鞄をだす、

そして鞄から取り出した小さな鉄板を木に立て掛け

そこらにある大きめの石で炉を作ると作った炉の上に鉄板を乗せ

ツバキに見張りをしてもらって狩りに出る


いつの間にか強化された聴覚と視覚、嗅覚、感覚の全てで獲物を探す


「おっ? なんだ?」

動物とも魔物とも違う

息の荒い個体が10メートルくらい先にあった為

驚きと好奇心で声が出てしまった

とりあえず木の上に登って枝をうまく使い

木から木えと乗り移ってさっきの奇妙な場所に急ぐ

その途中、猪が三びきほどいたので狩っておき

血抜きの為懐から出した

ロープで木に吊るした後目印をつけておく

それから目的の場所に木を伝いながら急ぐ


目的の場所に着くと、

そこには一人の女の子が倒れていた

ただ、俺の知っている普通の女の子と違う点が幾つか.......

頭にはピクピクと動き生存を誇示するネコらしき耳

お尻の所には可愛く垂れ下がって地面に横たわった尻尾


地球では見れなかった本物のネコ耳とネコ尻尾に

驚きながらも観察していると

「ぅんー 」と、件のネコ耳の主人が起き出す

丁度よいタイミングで起き出したことに

心なしか感謝しながら

「大丈夫?」と問いかける

少女は誰もいないと思っていたのか俺の声に驚いた様で

「ひぅっ!?」と悲鳴を漏らすと共に

頭を抱える様にしてうずくまってしまった


若干過度な驚きように内心傷つきながらも

安心させるため、綺麗な深緑色の綺麗な髪で覆われた

頭を優しく撫でながら優しげな声で


「驚かせてごめんな?」


と謝罪の念を表す

するとそろそろ、といった風に顔を上げて

怯えが残るクリクリした翡翠のような目で様子をうかがってくる


「....お仕置き......しない....の?」


弱々しく出た言葉はそんな悲壮なものだった

手足を見ると稼がはめられている所を見ると

手足残る無数の古傷が目立つ、

苦虫を噛んだような苦々しげな顔になるが

いつまでもこうしているのは良くないだろうと

また頭を撫でながら


「大丈夫、お仕置きなんてしないよ」


と答えておく

だたそれだけの門等なのに少女は

心底安心した様な顔になる

ツバキから奴隷制度がまだ残っている、

と言うことは予め聞いていた奴隷制度が悪いとは思わない

事実聞いた直ぐは町に着いたら奴隷で可愛い子でも買おうか

等と考えていた程だ

だが、こんな所を見てしまうと

どうにも言えぬ心になってしまうのは仕方のない

ことなのだろう


ともあれ、少しの門等をした後

とりあえず狩った猪を持って少女と

ツバキのいる野宿予定地に行くことにした





この頃、結構ネタが浮かんで来るので

投稿がはかどって内心ウハウハです(笑)


今回は轟君の力の一端と新キャラの登場で

単調なものになったように感じましたがどうでしょうか?

そんな駄文でも楽しんでいただけると

書いている側としては誠に喜ばしいです


ただ、最初の出会いが狼で次が獣人(幼)と言うのは

いかがなものかなとも思いますがどうでしたでしょうか?


そしてこれからも頑張って投稿するので

応援よろしくお願いいたします

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