プロローグ 後編- 異世界へのご招待 -
書いていると説明と会話で書き方が
異なってしまいますどうしましょう.......
あれ.....俺、死んだはずんなんだけど?
疑念を抱きながら周りをキョロキョロと見回す
まず見えて来たのは今立っている所
雲の様だがしっかりとした質感と硬度がある
他は何かないかとまたも見回す
今度は奥の方に小さく何かローマの宮殿チックな建物が
ポツンと建っていた、
小さく見えるのは遠近法のせいだろう
状況が分からぬまま周りを見回していると「お兄さん?」と
後ろから透き通った綺麗な声が掛けられる
声の主を確かめるために振り替えると
そこにはブロンドの髪を腰辺りまで伸ばした小学5年生位の
子供っぽさの中に少し大人がちらほら見え隠れする
美少女が頭をこてんと横にかしげた状態でこちらを興味深げに
スカイブルーの両目で眺めていた
しばらく見入っているとブロンドの美少女が
「お兄さん 何してるの? 早くあそこいこうよ」
と指を指しながら服の袖をチンマリ掴んで引っ張って来る
見入っていたために「あ、あぁ」といいながら
付いていく事しかできずに、美少女の詳細について聞く
タイミングを逃してしまった
しばらく歩くとローマの宮殿チックな建物の前に
民家がいくつも乱雑に建っていた
余り良いこととは言えないが家の窓から中をチラリと盗み見る
「ふぇ?」余りの事に可笑しな声が出てしまった
家の中には羽の生えた美女や美男子が楽しげに
話をしていたビックリしながらも民家の間を
ブロンドの美少女に手を引かれながら歩いていく
まさかあの容姿で近所のオバサン達みたいに井戸端会議をするなんて....
全くこの場所に来てから驚きっぱなしだ
そんな事を考えているといつの間にか
遠くから見えたローマの宮殿チックな建物が目の前にあった
見上げると首が痛くなりそうだ、
おおよそ日本でいう姫路城ほどの大きさだな
目測だからもう少し大きいかも知れないが
そこは問題じゃない門の前に立っていた門番二人が
ブロンドの美少女を見るなり敬礼したあとあっさりと
開門してしまった、ブロンドの美少女に引かれるまま
恐る恐る宮殿の中を進むなん部屋通り過ぎただろうか
何か異様に大きい扉の前で止まると
ブロンドの美少女が扉の横についていた
紐を引くと扉がゴゴゴゴゴという重低音を上げながら開いた、
開いた先には縦長のまさに王族の謁見の間ぜんとした
部屋になっていた一番奥が周りの所より高くなっていて
その丁度天辺にきらびやかな王座が据えてあった
そして入り口からその王座まで直線上にはモッフモフの絨毯が
一本の道のように引いてありその横には騎士みたいな装備の美男子が
キリリとした表情でこちらを見ていた
すると今まで手を引いていたブロンドの美少女は掴んでいる
袖を離すと王座目掛けて走っていくそして王座の近くまで来ると
ピョーンと効果音が付くほどの滑空時間の末
王座にポスッと座り「お兄さん! ここ ここ」と王座にの少し前を
指差す、状況が分からないのに知らない場所につれていかれ
果てはこれである横に立つ騎士さんの目線が痛いよ....
渋々ブロンドの美少女の指差す場所にいくと
ブロンドの美少女は
「お兄さん! 生き返りたい?」と首をこてんと横にたおす
あぁ、ヤバい すんげぇかわぇぇぇぇ
はっ! 危ない危ない幼女趣味に目覚める所にだった
いや、しょうがないよ横に立ってる騎士さん達も
皆顔がほころんでるもん
と、それはおいといて
いまブロンドの美少女は- 生き返りたい?-
と聞いてきたんだよな
どうゆうことだ?
これはやっぱり夢か?
いや、俺は死んだんだそれは揺るぎない事実だ
あー もうよくわからんそりゃ生き返りたいに決まってるだろ
思考がぐちゃぐちゃになって混乱した
思考をまるで聞いていたかのように
「そっか じゃあ 地球に生き返るなら記憶を消した上で
赤ちゃんからのやり直しだけどいい?」
と問いかけてくる
え?、記憶? 赤ちゃん?
てか、心の中を読まれてる?
またも心の中を読んだように
「うん、お兄さんの心の声聞こえるよ」
と、さも当たり前と言いたそうな顔で
心の声に応答してくる
余りの事に「き、君は一体....」と呟いてしまった
そのせいで一番聞いた方が物事が進むが
感情的に聞きたくない言葉が耳に届く
「あ、 ごめんね お兄さん言うの忘れてたね神様だよ!?」
と満面の笑顔
ヤッパリカァァァァァァァァ!!
-少々お待ちください-
「お兄さん、分かってくれた?」
あぁ痛い程分かった分かったけどこの現実をどう受け止めろと?
そんな俺器大きく無いよ
だから聞くのは嫌だったのに余計混乱してきた.....はぁ
俺の心中を知ってもなお話を進めようと
「お兄さん結局どっちにする?赤ちゃんからやり直し?」
と女神ちゃんは問うことを再度実行する
どっちに という言葉に引っ掛かった俺は好奇心から
「もうひとつは何があるの?」と聞いてみる
すると女神ちゃんは「記憶と今の体を維持したいなら異世界かな?
でも、お兄さんのいた世界と比べると厳しいよ?」と心配しながらも
教えてくれる
................異・世・界キィタァァァァァァァァ!!
来たこれ来たよこれ
念願の異世界来ちゃったよぉー
あ、死んでるからダメじゃん.....くそぉ
「女神ちゃん、頼みがあるんだけど.....」
なるべく健気そうに言うと
「なぁに? 頼みって?」といい感じに聞いてきてくれた
「家にあるバックって持ってきちゃ...ダメ...かなぁ?」
女神ちゃんの目を伺いながらもダメもとで聞いてみる
「いいよ? ただし電子機器は使えないからね?」快くおkしてくれる
「どんなバック?とってきて貰うから言って?」
持ってきてもらえるらしいマジ女神ちゃんアザッス
女神ちゃんが王座の裏からうんしょっうんしょっ
と大きな鏡を出すと何かを呟く
すると鏡には丁度俺の部屋の中が写し出される
そこにはベットに横になっている俺がいた当然sitaiだ
その周りには泣きながら俺の横で座り込んでいる美香と
「神道さーん 帰ってきて下さいよ
やっと貴方のお陰で優しさっていう温もりに
触れられたのに.....うぅぅぅ 、ぐぞぉぉ」と呟いている不良がいる
おぉ、丁度じいちゃんも着いた様だ俺は親がいない
その代わりめっちゃくちゃ優しくしてくれたじいちゃんがいるんだ....
チクショォ.....よく考えたらめっちゃくちゃ悲しくなってきた
美香、じいちゃんごめん....
目尻に浮かんだ涙が頬を伝う
女神ちゃんも騎士さん達も空気を読んで何もいってこない
しばらく泣いて後悔したあと、一つの紺のリュックサックを
指差し「これです」というと騎士さん達は
力強くうなずくとどこかへ飛んで行った
女神ちゃんは少し考え込んでから決心したそうによしっと呟いた後、
「お兄さん、異世界への選別に特別に役立つ能力上げる....
ただ、能力はお兄さんが真相心理で本当に望むものを3つ
そうしないと拒絶反応で悪魔落ちしちゃうからね....」
と、特別に能力をくれるらしい
女神ちゃんは王座から降りてくると俺の前に立つと
そっと俺の胸の丁度真ん中辺りに手を当て目を閉じる
沈黙が続いたあと女神ちゃんは目を開けると
体に不釣り合いな大人びた慈悲と慈愛に満ちた笑顔を向けたあと
「視覚模写、説明書、無限魔力ね、なかなか上等じゃない
これから行く異世界には辛いことがあるだろうけど負けずに頑張ってね」
と言い終わると共に俺のおでこにキスをする
すると俺の体が光ったあと何かわからないが
こう、内側から止めどなく溢れでる力の様なものが感じ取れた
「頑張れよ少年いつでも私はお前の味方だ」
いつの間にか戻ってきた騎士さんがバックと共に懐から出した
シルバーに黒の線が幾重にも入った幻想的な
イアリングを着けてくれながら言ってきた
そんなことが嬉しくて心がホカホカする
そんないい気持ちのまま足元に魔方陣が現れたあと
意識が遠のいて行った
なんか主人公キャラが安定しません
勝手に動かないでぇぇぇ