第5時 -止めどなく流れる 名付け親 の中でも-
今は丁度、
飯を食べ終わって少し休憩した後の晩
傍らではツバキとミィが寄り添い合いながら
スースーとカワイイ寝音をたてながら
寝ている
あぁ、ミィって言うのは
森の中で倒れてた女の子の事だ
飯の時、俺はこの子の親代わりになると宣言した
まぁ、少し語弊があるのだが....
名前がないと言われて
咄嗟に思い付いたのが名前が無いなら付けてやりたい
だった、と言うことで正しくは
俺はこの子の(名付け)親代わりになるとなる
完全にとちった上の発言だと
今更ながらに羞恥心が顔を出してきた
まぁ、何はともあれ
俺はミィを元持ち主の所に引き渡す気は更々ない
これからは俺がミィに親の温もりや愛情を
注いであげたいと思っている
ツバキも要るしまぁ大丈夫だろ
「トドロキ? 寝れないのか?」
おっと、またもや心配させてしまった
「大丈夫、ちょっと夜空を見てただけだよ」
そういうと俺はダークフィールドを展開して
床についた
明日は残りの道を一気に踏破して
町に着くだろうから寝た方がいいな
おやすみ........
-?????-
退屈していた
本当に退屈な毎日だ
草木も眠る丑三つ時、
一人の影が町の中を ある場所に向かう様に進行している
フードを目深に被っているので顔は見えないが
骨格からか女に取れる、
背中には女の背に届くかどうか程の太剣が携えてある
退屈だ......
延々と影が町の中を進行し続ける
時たま胸元から見えるペンダントが月明かりを
反射してキラキラとひかり、
なんとなしに裕福さが垣間見える
退屈だ、どこか相応しい者は居ないのか......
やがて影はひとつの宿屋の中に消えていった
「ふぁーあ」
寝起き早々アホな欠伸をしてしまったぜ
ま、ツバキもミィも気持ちよさそうに寝てるし
気にしない
それよりは朝食だダークフィールドを解除して
外に出た後、もう一度展開する
これでツバキとミィの安眠は守られた
と、早速鶏 みたいな鳥がいた丁度巣に戻る所だったので
着いていく
お、卵沢山ある いただきます鳥さん
生態系を崩さないよう三個だけとって巣から離れる
あとは、昨日の猪肉があるからいいだろう
野宿地に戻りダークフィールドを解除する
そして、ダークゲートがら包丁と昨日の猪肉を取り出し
薄くスライスしていく
余りはまたダークゲートの中にしまって炉にチャッ○マンで
火をつける、昨日のままなので鉄板の上を
鞄から出したウエスで軽く拭くと薄く切った猪肉を並べていく
そして、猪肉が焼けてきたらその上に卵を割る
この卵、説明書で
調べて見たらまんま鶏でした
baconeggならぬboarmeategg を
食べ始めた頃、モゾモゾとツバキが起き出して
頭を撫でろと体に頭を押し付けてきたので
思う存分撫でまくってやった
その少し後、ミィも起きてきたので
俺とミィとツバキとで、朝食を取ることにした
無言で朝食を取るのもなんだし
片手に朝食を持ちながら喋る
「町には後半日くらいでしょ?」
「うむ、そのくらいだが ミィも要るしもう少しゆっくりでいいだろぅ」
ツバキがそういいながら人間フォルムで朝食をとる
食事時はこっちの方が楽らしい
「あぁ、そうだったな、これからはミィの事も考えないとだったな」
申し訳無さそうに俺にピッタリとくっついて
食べているミィの頭を撫でる
目を細めて気持ちよさそうにした後、
こちらに顔をあげると
「ミィ、がんばるよ?」
とミィが俺を見上げながら首を傾げる
可愛すぎて死ねる
また、撫でながらも
「ありがと、」と笑いかけると満足したようで
「うんっ!」といった後、食事に戻っていた
その後は、荷物を纏めて町に向けて歩き出した
最近、忙しくて大変です
あぁ、それでも頑張って投稿はするので
見捨てないで下さいね?
と、先程も記した通り最近忙しくて
小説の質がドンドン落ちてきている様に感じます
自分の力不足が情けないですね....
これからは一層精進し頑張って投稿するので
これからも応援、ご指導、ご鞭撻よろしくお願いいたします




